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異星人の訪問目的(任務)・1 [UFOと宇宙人2]

1969年7月20日。アポロ11号が月に着陸した。そして二人の人間が、実際に月面を歩いた。生物が自分の星から宇宙へ旅立ち、他の天体を往復したのは歴史上初のことだった。だが、宇宙で他の星を旅した最初の生物は、本当に地球人だったのだろうか?
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広大なこの宇宙で、何十億年もかけてこの銀河系が作り上げられたことを考えると、それ以前にあったことも否定できないのではないだろうか。数百万年の時を経て、何千回と行われたのではないだろうか。

古代宇宙飛行士説は、数千年前に別の世界の異星人が地球に降り立ったという仮説を前提にしている。他の惑星の生物が、地球を訪れたということである。

もし異星人が地球に来たとするならば、それはなぜだろうか?その目的は調査か、略奪か、何かの研究か。もしくは狩りをするためか。それとも繁殖だろうか。

アポロ11号の乗組員アームストロングとオルドリン両氏が月面に降り立った時、そこには不毛の景色が広がっていた。ただの岩と塵でできた、生命のいないオアシスにしか見えなかった。

しかし、1986年にはさらなる調査を行い、月面には多量のヘリウム3(スリー)が存在することが明らかになった。これは強力で公害が無く、且つ放射能を含まない燃料原である。

専門家は、この物質がスペースシャトル1機に積載可能な量があれば、アメリカ全土1年分のエネルギーを賄えるものとみている。

人類が大編成の宇宙船で月へ向かい、天然資源を求めて採掘するところを想像してみよう。そうすれば、他の惑星の生物が、地球に供給物質を求めてやってくることも説明が付く。我々がするなら、異星人がしてもおかしくはないということだ。

現在のイラクは、歴史学者や考古学者によって、文明発祥の地としてみなされている場所である。紀元前3500年から1900年、チグリス川とユーフラテス川にはさまれた肥沃な大地には、シュメール人が住んでいた。

シュメール人は、道路を造って都市を築いた最初の文明人である。碁盤の目になるような区画を整備したのだ。道路には敷石を敷き詰め、水道設備を整えたのも彼等が最初であるとされる。シュメール人は粘土板にくさび形文字を記し、文書を作成した最初の民族でもある。
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19世紀に、考古学者がイラクの古代遺跡ニネヴェを調査していた。その時、22000枚もの粘土板を発見した。それらをのちに解読したところ、ユダヤ教やキリスト教の聖書と、内容が酷似していたという。

作家のA.ホーン氏は言う。
『ほぼ、聖書の創成期そのものでした。洪水や「アダムとイヴの話」は、シュメール人の方が先に記していたのです』

1976年、作家のゼカリア・シッチン氏はシュメール人の文書を自ら翻訳して、「地球年代記」シリーズを出版した。シッチン氏によれば、粘土板には地球に金を掘るためにやって来た「アヌンナキ」と呼ばれる種族の異星人について書かれていたという。
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彼等が地球に来た目的は、彼等の住む惑星で大気中に含まれる金を消費尽くしてしまったため、大気の状態を保つために金が必要だったというのである。地球を訪れてアフリカで金鉱脈を採掘し、自分たちの星に持ち帰ったという話が書かれていたのである。

銀河系を越えてやって来る程に価値があるというこの稀少金属に、どんな特性があるというのだろうか?ある物理学者によると、異星人社会が地球と同じ様なら、その利用法として、まず電気があげられる。
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金は最高の伝導体であるのだ。また、「熱電効果」という特性を使えば、とてもクリーンなエネルギー源にもなり得るという。

シッチン氏の解釈によれば、異星人は太陽系内に3600年周期の長い楕円軌道を描く惑星「ニビル」から来たことになっている。異星人は、金が存在する惑星「地球」を計器によって探し出すと査定し、地球へ行って金を掘ることを決めた。

シュメール人の間で、代々語り継がれている話はこうである。遠征隊が到着して目的の金がたくさんあることを確認した。だが、金を掘る労働があまりの激務なため、遠征隊から不満の声が出た。そこで会議を開き、労働者として原始的なアダムを作ることが決まったのだ。

異星人は地球の生物を物色して、人類の祖先を見つける。だが、命令に従う知能が無いと判断して、遺伝子操作をするのであった。「アヌンナキ」は、自分達の代わりに働く奴隷として、人間を作ったのだ。
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シッチン氏によれば、労働者アダムが最初の現代人ということになる。現代人は、45万年前に「アヌンナキ」が自分達の遺伝子と人類の祖先の遺伝子とを掛け合わせて作られたというのだ。

作家のエイリッヒ・フォン・デニケン氏は言う。
『アヌンナキは、我々の祖先から細胞を一つ取って、人工的に突然変異をさせました。その組み替えられたDNAが、今我々の体で息づいているのです。その内容が粘土板に刻まれているのです。作り話などではなく、シュメール人の歴史の一部なのです』

古代宇宙飛行士説を唱えるラジオ・パーソナリティのジョージ・ヌーリー氏は言う。
『シュメール人は、神々が舞い降りて人間を作り、神の奴隷にしたと信じていました。しかし、なぜそうなったかについて納得のいく答えは出せてはいなかったのです。ですが、「異星人の奴隷として、人間が作られた」というシッチンの説を前提に考えれば、神々によって人間が創られた理由がにわかに納得いくのです。一方、聖書に目を向けると、その昔、天地創造の時代。人間は二つの個体でした。恐らくアダムとイヴが遺伝子学上、最初に創られた人類ということになります』
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ヘブライ語で書かれた旧約聖書とシュメール人の文書の内容は、物語の内容だけでなく出てくる言葉まで、非常に類似点が多い。

ヘブライ語の旧約聖書に出てくるアダム(Adam)の意味は「男」だが、シュメール文書に出てくるアダム(Adams)は、シュメール人が言うところの最初の人間、つまり「アヌンナキの奴隷」のことである。

シュメール人の居住地から数千キロも離れたアフリカ大陸で、最近になって古代の金鉱跡が発見された。科学者によれば、15万年前のものだという。ここには、今でも有り余るほどの金が眠っているので、過去に掘った可能性は十分にあると考えられる。

クロマニョン人のような新人類の登場が今から20万年前くらいと考えられていることから、この当時ここで採掘作業をして金属を精製したのが人間でなければ、地球外生命体だと考えるほかはないのである。

アフリカには、異星人が何万年も前から地球を訪れているとする文化があるのだ。多くの言語があるアフリカにおいて、先住民の使う「星」という言葉には、「知識」あるいは「悟りを運ぶ者」という意味があるという。

ズール―族の言い伝えでは、星からの訪問者が、金などの天然資源を掘りにやって来たとされる。そしてその作業は、最初の人々が作った人工的な肉体の奴隷によって行われたとされている。そして、異星人が天然資源を採掘していた更なる証拠を示した場所が、アメリカ大陸にもあったのである。(つづく)

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前回までは異星人が過去に地球を訪れていたと思われる数々の証拠や、そう思われるような遺跡について話をしたのですが、今回からは彼等が地球を訪れた目的と、地球人類がどのようにして生まれたのかについて、古代宇宙飛行士説の立場から分かり易く書いていきます。

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異星人の訪問目的(任務)・2 [UFOと宇宙人2]

異星人が採掘していた更なる証拠を示した場所が、シュメール文明の裏側のアメリカ大陸にある。南米ペルーは、黄金の国として知られて久しい。古代インカ帝国では、地位の象徴として金(gold)が使われていた。

金は稀少価値があり、貨幣や装飾品を作り易いので重宝された貴重な鉱物であった。ペルーには、古代の採掘作業の名残りと思われる場所が至る所にある。最近発見された遺跡の中には、5万年前の金鉱跡もある。それらの中には、数百メートルの深さに達するものもある。
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ペルーの別の遺跡では、金と一緒に他の鉱物を掘っていた証拠がある。石英やヘマタイト、レッドオ―カーである。石英は水晶として知られる二酸化ケイ素の結晶である。とても硬い鉱物だが、彫刻品を作ることもできる。以前は、通貨として使われていたこともある。

ヘマタイトとオーカーは酸化鉄の一種でより価値が高く、特にオーカーは洞窟壁画で色の付いた壁画を描くようになってからは、欠かせない顔料となった。
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ペルーには、世界的に有名なナスカの地上絵がある。古代宇宙飛行士説論者のジョルジョ・ツォカロス氏が言う。

『ナスカでは、山の頂上がごっそり切り取られています。この作業は、機械無しには到底できません。しかも、非常に精巧な機械でしょう。何故なら、今日われわれがこのような作業を完成しようとすれば、どうしても精巧な機械が必要になるからです』
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ナスカ砂漠のとてつもなく広い平原そのものが、大規模な採掘作業の証拠ということなのだろうか。それとも、数十万年前に何者かによって行われたものであろうか。

『宇宙船に乗ってやって来るのが誰であろうと、ナスカはこの地球に降り立つために必要な道路標識の一種なのかもしれません。

何故なら、ここに来るとすぐ、地球の正本(テキスト)のような絵が目に飛び込んでくるからです。地球にある多くの原材料がこの地に集まっていて、しかも有り余るほどの量が存在する場所が、ここナスカなのです』

ナスカの地上絵は金を探していた証拠ではなく、異星人や天の神々と交信していたという証(あかし)であるとする意見もある。物議を醸す中で一つだけ確かなことがある。それは、地上絵の跡が自然の産物ではないということだ。

誰がこの地上絵を描いたかについて、科学者と古代宇宙飛行士説論者との間では大きく意見が分かれているが、両者の意見が唯一一致する点もある。それは、同じペルーのピスコ渓谷にあるバンド・オブ・ホールズ(ベルト状の窪みの群れ)と呼ばれるモノが、全くの謎である点だ。
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『ペルーの山脈には、古代宇宙飛行士説論者の間で「バンド・オブ・ホールズ」と呼んでいるモノがあります。その穴は、山の斜面に向かって削られているか、あるいは掘られているのです』
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諸々の解釈があって、素人考古学者が掘った宝探しの跡だとか、何かの機械が通った跡ではないか、組織的に行われた採掘作業の跡だとする説もある。その穴は90センチ間隔で続き、2メートル前後の深さになっており、その数は数千個に達する。

このような規則正しい配列は、どう見ても人間か知的生物の行為である。だが、自然界でも、時間の経過で大きな変化を来す例がある。

パターン形成というもので、動物で言えばシマウマのしま模様、ヒョウの斑点模様などである。地質学的規模でも、長い年月をかけて、地面の窪みや周囲が隆起したせいで穴に見えることもあるのだ。

考古学者の多くが穀物の貯蔵用の穴であるというが、古代宇宙飛行士説論者たちはそれを否定する。まともな考えの人間が、何の目的があってこんなにたくさんの穴を開けたりするだろうかというのが、その理由だ。

このバンド・オブ・ホールズを地上から見るだけでは、ただ穴がいくつか開いているだけで意味があるようには見えない。だが、空からこれらを見ると、一つ一つの穴からなる長い帯になっているのが判るのである。
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これは空からでなければ見えない、何者かによって作られたメッセージとしか思えないと、ジョルジュ・ツォカロス氏は言うのだ。

1967年9月7日。コロラド州アラモサで、スニピーという名の仔馬が行方不明となった。飼い主たちが探したところ、恐ろしくも不可解な発見をすることになった。スニピーの体は、まるで手術をしたかのように切断されて見つかった。

死体をみると、皮と肉はきれいに切断され、心臓と脳が取り除かれていた。そして、ホルムアルデヒド(消毒薬品)のようなニオイを放っていた。解剖所見では、せき髄液が抜かれていることが明らかになった。

地元民を震撼させたこの事件は、現在も謎だらけのままだ。また、この一件を皮切りに、世界中のあらゆる所で、これに類似した家畜の虐殺事件がおよそ5万件も相次いで報告されている。
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UFO研究家のリンダ・ハウ女史は、30年間この事件について真相を追い続けている。この家畜虐殺事件(キャトル・ミューティレーション)は、1970年代半ばまでUFO説とは結びついていなかった。

だが、馬や牛など家畜ばかりがかなり奇妙な方法で切断され、同じような殺され方をしているため、保安官はこの事件を、他の動物の仕業でも病気や宗教儀式でもなく、宇宙人の事件として扱っていると説明したという。

なぜ宇宙人は、牛を実験対象としたのかという点について、いくつかの解釈がある。食料探し説や、脊椎動物の情報を集めていたという説がある。これまでに、一番納得のいく答えを出した人物がいる。

彼は政府の人間で、異星人に関して率直でもっともな意見を持った人物である。彼によれば、それは遺伝子の採取だという。採取した遺伝子で、いったい何が行なわれているのだろうか。

ところが、その答えが意外なところにあるかもしれない。古代の歴史の中に見いだせるかもしれないのだ。大昔の文明では、奇妙なフランケンシュタインのような実験が行われていたのである。
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エジプトには、古代に描かれた絵がある。それには、神々が異なる種類を混ぜ合わせた生き物、交配種を創り上げたという描写がある。
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『人間の頭部が切断されて、そこから赤い管が出ています。その横には、何の動物かはわかりませんが、頭の部分だけが描かれています。さらに横に目を移していくと、漫画の様な流れになっていますね。人間の胴体の首の部分に、動物の頭の部分が取り付けられているのが判ります』

この人間と動物との交配種を最初に創った例は、信じ難いことだが、古代エジプトよりもはるか昔にさかのぼる。それは、古代シュメール文明である。考古学会の主流が、人類最初の文明としている文明である。
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彼等の初期の文書を見ると、これらの奇妙な生き物の事ばかりが記してある。その生き物とは、空から降りてきたアヌンナキと呼ばれる生き物のことである。アヌンナキとは、「天より来る者」という意味である(つづく)


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サルが進化した結果として、人類は脳が大きくなり2足歩行を始めたのではなく、空から降りてきた異星人が、自分達の代わりに働く奴隷を、遺伝子操作して創り出したというのが前回までの内容であった。今回は、その流れから少し横道にそれる。

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異星人の訪問目的(任務)・3 [UFOと宇宙人2]

古代エジプトでは、人間と動物の交配種の絵が描かれていたが、これと同じ物が、古代エジプトよりもさらに古い古代シュメール初期の文書にも記されているのである。

だが、人間と動物の交配種の物的証拠はあるのだろうか。もしあるとすれば、我々の体に骨格の名残りは無いのか。その答えは、エジプト国内で最古のピラミッドが建つサッカラ(地名)にある。

1851年。フランス人学者マリエットはサッカラでピラミッド内を探検し、その中で「いけにえ」となる牛の墓を見つけた。内部には二重に封印された石の棺があり、中を開けると驚くべきモノが収まっていた。

棺の中に牛は入っていなかった。その代りに黒い塊(かたまり)が入っていた。悪臭のするその黒い塊の中には、七種類の動物から成る砕かれた骨の欠片(かけら)が入っていた。
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一緒に収められた文書によると、エジプト人と数種類のモンスターが同時期に存在したという。聖職者たちは人々に指示をして、このモンスターが生き返らないように、殺したあと引き裂いて骨を砕き、黒い塊と一緒に80トンもある石棺に入れてフタをしたのであった。

科学者や考古学者たちは、この交配種の話を古代ギリシャ人とエジプト人の創造の産物だとしている。だが、古代文明が現代の科学者のような高度な科学的知識を持っていたとしたならどうだろう。DNAの謎を解き、クローンを創り、遺伝子を掛け合わせることができたとしたら・・・。

遺伝子学的な観点からみれば、現代の我々の技術を持ってすれば、このような生き物を再現することが不可能ではないということだからである。
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そして、古代のエジプトでは、まるでフランケンシュタインを創るような絵が描かれているのである。極めて奇怪な交配計画が、何千年も前に行われていたということなのだ。

仮に、異星人が動物に奇妙な突然変異を行うために地球に来ていたとする。それならば、同じ実験を人間にもしただろうか。だとすれば、その理由とは何だろうか。

地球が誕生してから、生まれた生物の97パーセントの種は絶滅したと科学者たちは推定している。多くの科学者の話では、地球はその歴史の中で6回の大絶滅期を経験したという。

最も新しい大絶滅期は、今から6500万年前に起こったものになる。それによって恐竜たちが、絶滅へと追い込まれた。

古生物学者は、大絶滅期は自然災害が原因と考えている。隕石の落下や大洪水、海面の水位下降などである。だが、これらの絶滅期は自然災害ではなく、宇宙人が起こしたものだと唱える説もある。

シュメール人の文書には、異星人が天候をコントルールして干ばつを起こし、人間に災害をもたらしたと書かれてある。災害を「作り出していた」というのだ。

既に絶滅した生物は、宇宙人に都合の良い従順な生物を残すために一掃されたのだろうか?それは、植民地化を意図したものだったのか、それとも侵略なのか?だとすると、どんな技術を使い、広範囲に渡る変化を起こしたのであろうか?

それは「スカラーテクノロジー」と呼ばれる、天候を操作する技術だと言われている。水面の特定の場所に高温に熱した電気的な衝撃(ビーム)を与えると、ハリケーンが生じる。そしてこのビームを動かして、ハリケーンをコントロールできるのである。
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あくまでも仮定の話だが、人間がこのような技術を使えるとするならば、宇宙人が地球に氷河期をもたらすことも、不可能ではないと思われる。

異星人は、地球に留まるために来たのか?ひょっとすると、すでにその子孫となる遺伝子を植え付けていったのかもしれない。もしそうなら、その証拠とは?

古代宇宙飛行士説の論者は、人間の仲間になるため神々が天から降りてきたという神話を、その証拠として指摘する。
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ジョルジョ・ツォカロス氏が言う。
『古代の文書によれば、遠い昔に地球を訪れた者が人間の女性をとても美しいと思った、とあります。このような異星人が必然的に地球の女性と親密になるといった物語は、たくさんあります。でも、神のような存在が来たというのは誤った解釈で、やって来たのは肉体を持った地球外生命体なのです』

アメリカ先住民族は、人間の女性を受胎させるために天から降りてきたモノを「スターピープル」と呼んでいるという。スターピープルと交流した話はたくさんあるが、「スターハズバンド」という話も、異星人との交流話である。

アメリカ先住民の神話によると、スターハズバンドと出会い身ごもった女性達は、やがて「スターチルドレン」と呼ばれる子供を産む。この子供たちは6歳まで母親のもとで育ち、その後父親と暮らすために旅立つのだ。
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同様に、天空人と人間との間に子を宿す話が、古代ヘブライ語の聖書と聖書には載らなかったユダヤ教の儀典や外典にある。儀典とは聖書として加えられなかった書物のことで、地球外生命体が地球を訪れた話が多く載っている。

聖書が現在の形になる前の話である。かつては、聖書の一部と言われた書物がたくさん存在したが、聖書を選別する会議で削除されてしまったものが、儀典として残ったのだ。何故削除されてしまったかというと、これらの書物には情報がありすぎて危険だとみなされたからである。

創世期(GENESIS)の第六章に、天使たちが天から降りてきて、地球の女性達と契り(性交渉)を交わしたとある。我々の見解では、天使とは霊的なモノであり肉体を持たないモノだ。それが、どうして地球の女性と性交渉できるというのだろうか。
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「先史時代の祖先たちは地球外生命体を理解できずに、神だと思ったのであろう。」こう答えるのは、エイリッヒ・フォン・デニケン氏だ。

天使が聖母マリアの所へ来て、神のご加護で子を授かると告げた。そして、身ごもったというのが、キリスト教の概念である。そのままの解釈でいくと、キリストはまぎれもなく異星人だということになる。
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ある意味ではそうだが、もし神の子だとすれば、明らかに地球に住む人間ではないということになる。
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キリストは、私達が最近になって知った多くの事をすでに知っていて、人々に説いて回った。しかし、キリストが異星人で地球外から降りてきて私達に知識を教えたとすれば、それも十分あり得る話である。

人間と親密になる神々の話は、ギリシャ神話、ローマ神話、アメリカ先住民の伝説で良く知られている。中国では、紀元前のある時代には、国が七つに分かれていた。

それぞれの国は、領土と権力争いをする強力な軍事指導者が治めていた。始皇帝の伝説が最初に出版された時は、争乱の真っただ中であった。

偉大な神は竜に姿を変え、丘の上で果物を摘んでいた処女の少女の元へ降りて行った。竜が近づくと空は暗く嵐のようになり、少女は恐ろしくなって気を失ってしまった。彼女が目を覚ますとふたたび太陽は現れ、竜は去っていた。そして少女は身ごもっていたという。

この聖母マリアとキリストのような伝説では、この女性が生んだ子が、のちに中国の新時代を築いた始皇帝だと伝えられている。

『伝説や神話は事実に基づいていると、私は考えています。おおよそは神話化され、歪められて大げさになっていますが、そこには核となる真実が存在するのです』
そう話すのは、作家のデビッド・チルドレス氏だ。

そのほかに、よくある題材は大洪水の例だ。大抵は大量の水があふれ、火が降り注ぎ、破壊的な大災害となる。旧約聖書を例に取ると、神が堕落した罪深き民に罰を与えたとある。その罰とは、大洪水であった。
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地球上のほぼすべての生物が滅亡した。だが、ノアとその家族、一部の動物たちは箱舟に乗って助かった。これに似た話が、多くの古代文書(もんじょ)にある。

ほとんどの文明では、ある時期に神々が地球に降りてきたという物語が多く受け継がれている。一つの解釈として、宇宙からの来訪者だと言う記述がある。神ではなく、過去に地球を訪れた高度な技術を持つ何らかの生き物であるという解釈だ。

それが何であるにせよ、人間を創って地球に文化を持ち込み、文明をもたらしたということだ。そして、なぜか分からないが、地球を去っていったのである。(つづく)


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キリスト教において、天使は主のお使いであり、旧約・新約聖書双方において、天使が神のお告げを伝える「伝令」としての役目を負っている場面はいくつも描かれている。だが、天使が肉体を持つのか、それとも完全に霊的 (スピリチュアル) なものなのかについては、教父たちの間でも意見が分かれているという。
*教父・・・キリスト教著述家のうち、特に正統信仰の著述を行った人々のこと。

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異星人の訪問目的(任務)・4 [UFOと宇宙人2]

旧約聖書では、神が堕落した民に罰を与えるため、未曾有の大洪水を起こしたとある。ほとんどの文明にはこれに似た話があり、ある時期に神が降りてきて文明をもたらしたが、やがてなぜか去っていったというのである。

かつて反映した古代中央アメリカ文化のアステカ族とマヤ族を、例にとってみる。西暦1500年までに、彼らは全て滅亡した。そこに何が起こったのか。自然災害に見舞われたか、あるいはもっと別の理由があるのだろうか。
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『ある時期に、未曾有の大洪水が起きたのです。すべてが破壊されました。そして、世界が終焉(しゅうえん)を迎えたのです。大陸という大陸を越えて、津波が押し寄せてきました。地球全土が海に沈んだのです。そして、巨大な石を使った建造物も、その途中でストップしました。それがハッキリわかる場所があります。ペルーには、花崗岩の大きなブロックが切り出されたまま動かされるでもなく、中途半端な形になっているところがあります。突然中断して、そのまま放置されているのです』
こう話すのは、作家のデビッド・チルドレス氏だ。
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マヤ文明は数千年もの間、中央アメリカで栄えた文明である。数々の功績を残した中で、マヤ族は非常に複雑で正確な暦を発明している。学者によれば、その暦は紀元前3114年8月11日に始まり、その周期は約5千年後の2012年12月21日で終わっている。
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マヤ族は、人類の最期について何か知っていたのだろうか。我々が忘れているだけなのか、それとも黙殺したのだろうか。(この番組は2012年7月に放送された)

もし異星人が、警告を発する先進的な道具としてマヤ族に暦を残したという考えを認めるとすれば、他にも何か天文学に使う計器をこの地球のどこかに残していったのか?そして、なぜ古代文明では、星の動きを追うことが重要視されていたのだろうか。

『世界中にある古代遺跡をみると、巨大な石でできた巨石建造物の多くは、天体に沿って建てられているのが解かります。太陽や惑星、星に向かって建てられており、その数は枚挙にいとまがありません。イギリスのストーンヘンジは元来、古代の天体観測所だったのです。儀式的な目的によるものか、または宗教で使われていたのかもしれません。確かなことは、天体観測の目的で天文台としても使われていたことです』
このように話すのは、地質学者のロバート・ショック氏だ。
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なぜ古代人は空に執着し、星を追うために手の込んだ巨石建造物や神殿を建てたのだろうか。単に、農民が種まきの時期を知るためだけでなく、何かもっと深い意味が込められているのだろうか。それとも、一部で信じられている通り、地球外生命体が地球上で位置を確認するために建てられたものなのだろうか。

エジプトのカイロから800キロ南のヌビア砂漠にあるナブタプラヤ。ここには、これまでに発見された中で最古の天文遺跡がある。1974年。ある考古学者が、小さな石の工芸品と倒れた岩に気付かずに、危うく通り過ぎるところだった。
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そこには、円を描いたり一列だったりして奇妙な形の石が集まっており、とても興味をそそられる場所なのである。後の発掘作業で、およそ紀元前五千年の天文装置だと解かった。これと極めて似た並び方をするストーンヘンジより、千年も前に出来ていたことになる。

そこに天文学者を連れて行くと、天文学的にとても意義のある場所だということが判明した。ここで古代人が、何千年にもわたって星の動きを追っていたのである。ある周期で星を観察すると、地球の自転軸がぶれることに気づいたはずだという。

これを歳差運動(さいさうんどう)という。古代人は、優れた天文学者だったのである。
(注)歳差運動は月・太陽の引力によって起こる。例えると、勢いよく回っていたコマの軸はまっすぐだが、やがて勢いを失うと、コマの軸はだんだん傾いて緩やかな円を描く様になる。このブレの事を指す。

今から七千年前にナブタプラヤを作った人々は、物理学と天文学において高度な思考力を持っていた。彼等を超える者は、他にいないのだろうか。そしてなぜ、オリオン座とおおいぬ座のシリウスを観察していたのだろうか。

エジプト・ギザにある大ピラミッドには、通気口のような4本の長いシャフトがあった。この4本(北側2本、南側2本)が特定の星に向かい一直線に伸びていることを1994年に発見し公表したのは、作家のロバート・ボーバル氏である。

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作家のロバート・ボーバル氏が語る。
『南側のシャフトの先にはオリオン座の三ツ星(一番左側の星)とシリウスがあり、北側のモノは二つの北極星(古代の北極星だった、りゅう座アルファ星とこぐま座ベータ星)に向かっていました。とても興味深い発見です。建築工学の点からみても、驚きでした。建築技師としてピラミッド建築が一大事なのは解りますが、目を見張ったのはその寸分たがわぬ正確さです』
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ボーバル氏は、ギザの三つのピラミッドが、正確な順番でオリオン座のベルトの位置にある三ツ星に合わせて設計されていたことを、証明した。だが、シャフトの並列線とピラミッド事体の配列には、一体何の意味が込められているのだろうか。
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なぜ古代人は、そんなにオリオン座とシリウスにこだわったのだろうか。その答えは、エジプトから見て地球の裏側、北アメリカにあると考える者がいる。

メキシコのチョルラには、世界最大のピラミッドがある。三千年以上前に建てられ、完成までに1400年を要したと推定されている。それは草木が生い茂り、一見してピラミッドのようには見えない。
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だが、これこそが人間の手が造り出した世界最大の歴史建造物であるのだ。チョルラピラミッドの体積は、高さでは及ばないものの、エジプト・ギザの大ピラミッドの約1.8倍も大きいのである。

チョルラピラミッドは、もともとは紀元前3世紀にオルメカ族が建てたものであった。そののち、トルテカ族とアステカ族が増設し、宗教的な儀式や生け贄を捧げる時に使っていた。ピラミッドの調査で、古代の宗教文化が著しく天文学と一致していることが明らかになった。

現在の我々の説とは異なり、アステカ族は人間が造ったものとは考えていなかったようだ。古代アステカ族の言い伝えによると、チョルラピラミッドを建設した生き物とは、巨人だとされている。このことは、彼らの宇宙論をひも解くと解る。

この巨人たちという生き物は、天体を擬人化したものであった。特にチョルラピラミッドを建設した巨人は、金星のことだと思われている。

アステカ族も古代エジプト人も、数千年に渡って太陽系の惑星の記録を録っていた。さらに興味をそそられるのは、二つの部族が1万キロ以上も離れた場所にいるということだ。

アメリカや太平洋諸島、アジア、アフリカ、ヨーロッパなど、世界中のすべての文明は分断されているというのが、考古学会の主流の考え方である。それぞれ接触は無かったというのだ。

だが、すべての文明は、何らかの形でつながっていると考えるべきだと話すのは、デビッド・チルドレス氏だ。古代宇宙飛行士説論者の言う通り、これらの神聖な遺跡の数々はつながりがあったのだろうか。もしそうなら、一体なぜか?遺跡は、異星人が地球へ来ている証拠なのだろうか。
(つづく)


特撮ファミリー・2の関連記事;http://zarabkemul.blog.so-net.ne.jp/archive/20170808
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マヤ族の暦は2012年12月21日で終わっていたが、この原稿を書いている2017年1月23日現在、地球人類は健在である。マヤ暦が人類滅亡を示した暦で無かったことは、2012年12月21日が何事もなく過ぎ去ったことで証明されたが、なぜ12月21日で終わっていたかは謎のまま残る。

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異星人の訪問目的(任務)・5 [UFOと宇宙人2]

最近は、一般の人達がUFOをビデオカメラに収めて、報告が次々と送られてくる。これらを見ていると、異星人が以前から地球に来ているのは明らかではないかと思われてくる。地球は一度見捨てられたのかもしれないが、何かの理由で異星人は今も地球に来て、我々を監視しているのではないかと思われるのだ。

もし今も監視しているのなら、何を待っているのか?一部でささやかれているように、すでに見える場所にメッセージが残されているのであろうか。ロンドンの西側約150キロの地点に、ウィルトシャー州がある。このイギリスの郊外は、数千年前の光景を今に残している。ここの自然は、住む者に平和で安らかな環境を与えている。

この歴史的な地域には古代の遺跡が数多く存在し、そのほとんどが数千年前に建てられたものである。ストーンヘンジ、エーヴベリー、シルバリーヒルといった遺跡である。1978年。それまで穏やかだったウィルトシャーは、突如現在も続いている論争の中心となったのである。

小麦、大麦、ライ麦が育つ広大な畑に、一夜のうちに手の込んだ幾何学模様が描かれていた。しかも、付近に人の足跡は見られない。興味深いのは、ペルーにある有名なナスカの地上絵との共通点だ。その図形は、空からでしか見えない。
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『初めて見た時は、わけが分かりませんでした。明らかに自然のモノではないのです』
そう述べるのは、ミステリーサークル研究家のスザンヌ・テイラー女史だ。
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このミステリーサークルは、最初イギリスの麦畑にのみ起こる現象として、知れ渡った。最初はシンプルな形であったが、年を追うごとに、少しずつサークルの模様が複雑になっていった。
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初めの頃は竜巻の仕業だという説があったのだが、模様が複雑になるにつれて、科学では説明がつかないモノを連想するようになった。UFOである。夜、畑で光を見たという人も現れて、UFO説が浮上したのである。
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この土地が、UFO信者と懐疑論者の強い関心を集め始めたことは言うまでもない。誰が、又は何者が、この不思議な現象を起こしたのかについて議論が交わされている。他の惑星から来た異星人があのサークルを描いたのだとすれば、なぜそれがイギリスだったのだろうか。

また、あの図形にヒントが隠されているとしたら、ストーンヘンジや古代遺跡の近くにあることは、何か特別な意味があるのだろうか。

『あの形と場所は偶発的なものではなく、綿密に練られたものだったのです。たまたま出来たものではなく、その裏にはこういった決断を下す頭脳があるのです。その本体はどこにいて、どんな姿なのでしょう?!』
こう述べるのは、先程のスザンヌ・テイラー女史だ。

科学者達は、この現象を解明しようと必死だった。そんな中、1991年、ふたりのイギリス人、D・バウワー(67)とD・チョーリー(62)が、サークルを作ったのは自分達だと名乗りを上げた。
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二人は簡単な道具を使って、一晩でミステリーサークルが作れることを実演してみせた。当時の人々は、それを納得したのだった。

だが、それでも研究者達は、疑いを捨てきれずにいた。年老いた二人の男性が、真夜中に、たかだか板とヒモを使って何百ものサークルを描いたということが、はなはだ信じ難かったのだ。

この二人の老人の告白したあとも、ミステリーサークルはイギリスの郊外と世界中のさまざまな場所に現れ続けた。そのうちのいくつかは、明らかに芸術家の作品かいたずらであった。

だが、研究者が荒らされた農地の土のサンプルと穀物の倒れ方を調査した結果、これらの図形をすべて人間が作るのは不可能だという結論に達した。
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『穀物の倒れ方が実に見事で、まるで絨毯織りの職人が百万人集まって、茎を同じ向きになぎ倒していったかのようです。人がいたずらで作ると、ずさんで乱雑になります』
こう話すのは、ミステリーサークル研究家のスザンヌ・テイラー女史だ。
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1991年。著名な生物物理学者のW・レーベングッドが、10年間ミステリーサークルの現場と約350のサンプルを採取して調査した結果出した新説は、「回転プラズマの渦」によるものという結論であった。

だが、回転プラズマの渦を動かしているモノの正体が解らないのだから、未だにそれは大きな謎に包まれているのである。

また、本物とされるミステリーサークルの内側では、異例の事態が起きていた。カメラに入れた新品の電池が切れたり、携帯電話が使えなくなったりという現象が起こっていた。

『何者がサークルを作ったのか、私達には知るすべがありません。それが姿を現すまで待つしかないのです。私達が相手にしているのは、タイムトラベラーかそれとも人智を超えた次元にある霊的なパワーか。
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もしくは、銀河系のはるか彼方から来る高度な知能を備えた存在なのでしょうか。あのサークルがコミュニケーションの形を取っているとすれば、会話がより複雑になっていることになります』
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ミステリーサークルとは、メッセージなのか、それとも警告なのか。もっと深い意味があるのかもしれない。我々を最終的な運命へと導く未来への手懸りなのだろうか。はたまた、古代の記号で伝えられた滅亡への道標なのだろうか。(つづく)


特撮ファミリー・2の関連記事;http://zarabkemul.blog.so-net.ne.jp/archive/20180330
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作った者の正体が未だに分かっていない、謎のミステリーサークル。アメリカのニューメキシコ州ロズウェルは、UFO墜落地点で一躍有名になった場所である。ある男性が最近この場所で拾った石には、不思議な模様が掘られてあった。模様だけでなく色々な意味で不思議なこの石をロズウェル・ロックと呼んでいるが、このロズウェル・ロックとまったく同じ模様のミステリーサークルが、1996年に出現していたことが分かっている。これは何を意味しているのだろうか。

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