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異星人来訪の証拠・1 [UFOと宇宙人3]

現代人が使っている技術は、数千年前に既に存在していたという説がある。古代人は、現代人をはるかに上回る知識を持っていたのだろうか。もしそうなら、それはどこから来たものなのか。

古代に地球以外の星から生命体がやって来て、科学技術を伝えたのではないだろうか。どこかに、その手がかりが残されてはいないだろうか。彼等が残した証拠に迫っていく今シリーズ。

エジプトのカイロから32キロ南にある町・サッカラには、有名なジョセル王の階段ピラミッドがある。エジプトに97あるピラミッドの内最も古く、4千年以上前に造られた。

サッカラは死者の町とも呼ばれ、エジプト最古の死者の埋葬地の一つとしても有名である。1891年。この町でフランス人考古学者たちが発見したある古墳の遺物の中に、鳥のような形をした小さな木製模型があり、傍らにはパピルスに「飛びたい」と記されていた。
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後に、その木製の鳥はカイロ博物館に送られ、他の鳥型の置物と一緒に保管された。長い間誰の目にも止まらなかったが、1969年、エジプト人考古学者のカリル・メシハが、サッカラの鳥模型に変わった特徴を発見する。

それは一見すると鳥で、目や口ばしのようなモノもある。しかし、翼は明らかに鳥とは違い、胴体に近い方の翼が若干厚くなっている。翼は先端に行くほどだんだん薄くなり、しかも下に傾けられていて、非常に現代的な航空力学の構造となっているのだ。
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また、鳥には必要の無い垂直尾翼(ラダー)が付いており、これは航空機の大きな特徴なのである。古代エジプト人は、空を飛べたのであろうか。
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2006年、航空学と航空力学の専門家が、その鳥模型サッカラ・バードの倍率5倍の模型を作り、空を飛ぶ可能性があるのかを分析した。

分析の結果、サッカラ・バードが技術力の高いグライダーであることが判明した。現代のものと同じ構造である。しかし、バランスを保つために必要なエレベータ(昇降舵)という機体後部の部品が無いために、このままでは飛べないことも判った。
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かつては、その重要な部品を、備えていた可能性はあるのだろうか。

ある航空宇宙専門家は指摘した。
『この模型にはエレベータに該当する部分がありませんが、垂直尾翼の部分を見ると分かるように、以前はここにエレベータが付いていて、長い年月の間に失われてしまったと解釈できるでしょう』
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コンピュータ・シミュレーションでは、サッカラ・バードは飛行に適していると確認された。しかし、どうやって離陸させるのかという別の問題がある。

現代では、曳航機で空中に引き上げて、適切な高度に達したら切り離す。古代エジプト人は、どうやって飛ばしたのであろうか。

ある航空力学者の推測は、こうである。
『エジプト研究で判っている科学から考えて、サッカラ・バードを飛ばすためにカタパルトを使っていた可能性があります。このことは、多くのエジプト人科学者の意見とも、一致しています』
*カタパルト;現代では、航空母艦から航空機を射出するための機械。射出機(しゃしゅつき)とも呼ばれる。
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現代でも、多くのグライダーマニアが使う手段として、丘の斜面を下るスピードに乗せてグライダーを飛ばす方法が、これに近い。

もしサッカラ・バードが空を飛んだとしたら、古代エジプト人はどこから、その技術を得たのだろうか。古代に地球以外の星から生命体がやって来て、人々に文化や科学技術を伝えたのだろうか。

もし、古代人が空飛ぶマシンを作れる文化を持っていたとしたら、我々の認識よりはるかに発達していたわけで、古代社会に対する見方が変わってしまう。

古代に地球外生命体がやって来たことを裏付ける確かな証拠が無いことは分かっている。しかし、来なかったと言えるだろうか。その可能性を考えないのは、間違っているのではないか。世の中には、説明がつかないことが多いのである。

南米コロンビアの深いジャングルと岩の多い山々には、かなりの数の遺跡が存在している。多くのトレジャーハンターが、伝説の黄金郷エルドラドがここに隠れていると信じている。

伝説のエルドラドは発見されてはいないが、20世紀始め、マグダレナ川に沿って宝を探していた墓泥棒が、ある墓地を発見した。1500年前に栄えていた先住民のモノで、その埋葬物から5~7センチほどの黄金像が数百個も出てきた。

ジョルジョ・ツォカロス氏が言う。
『小さな黄金像のほとんどは虫や魚のような形ですが、発見された数百のうち十数個ほどに、不思議なくらい現代の戦闘機の形によく似たものがあったのです。三角形の翼があって、垂直尾翼、水平安定板に胴体もあります。自然界の中には、これらに似たようなものは一つも存在していないのです』

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この黄金像の一つとスペースシャトルの模型とを見比べてみると、基本的な翼の形状がとてもよく似ている。スペースシャトルのような高速で飛ぶ飛行物体の翼と、そっくりなのである。
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体の後部に羽根をもつ昆虫は、世の中に一匹もいない。これが昆虫だという可能性が消えれば、ある可能性が残る。やはり飛行機だという事実である。

1997年、ドイツ人航空力学専門家たちが、この黄金像の検証に乗り出した。着陸装置やエンジンを備えた黄金飛行機のレプリカを作った。レプリカはあまり部品をつけることも無く、簡単に作ることができた。

単にそのまま大きなサイズにしただけで、この形は飛行機として完璧であった。2千年前の先住民たちが、すでに完璧に仕上げていたのだ。

完成後、リモコン操作されたレプリカは、滑走路から離陸し飛んだ。実験はとてもうまくいった。古代の人々が、いかに完璧な航空機を造り上げていたかがわかった。
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また、その時代に何かが起こったに違いないということも、そのことは教えてくれた。どのようにして起きたのかは、よく分からないが・・・。

前出のジョルジョ・ツォカロス氏は言う。
『エジプトとコロンビア、地球上のほぼ反対側に位置する2つの事例を見てきました。どちらも航空工学的に理に適っていて、実際に飛ぶことが判りました。これがすべて、偶然だと言えるでしょうか。そのうちに、偶然では片づけられなくなるでしょう』

作家でUFO研究家のビル・バーンズ氏はこう言う。
『古代の人々は、神や宇宙人のような存在が、現代と同じような航空機に乗って飛び回っていたのを、目にすることができたのでしょう』

だが、そのヒントは古代の文献にあるかもしれない。飛行パターンや機体の仕様に加え、空中戦についてさえも詳細に記述されている文献が発見されているのである。(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
人が想像できることは、具現化できるという。飛行機もその一つだ。有名なアメリカのライト兄弟が有人動力飛行を成功させたのは、1903年のこと。それよりも遥か昔に、ジェット機?に乗っていたかもしれないというのだから、古代人はスゴイ!

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異星人来訪の証拠・2 [UFOと宇宙人3]

過去50年に渡り、NASAは大きなロケットで飛行士を宇宙へと送ってきた。その方法は、巨大な爆竹にヒトを入れ、導火線に火をつけているに過ぎないと説明する者もいる。

より遠くの宇宙へ行くには、さらに進んだ推進システムが必要になると、NASAジェット推進研究所のR・フリスビー氏は言う。

『NASAや他の研究者達によって、盛んに研究・開発されている様々な種類の最先端の推進技術があります。その中に、カタパルトを使うかなり珍しい発射方式があります。

リニアモーターカーの技術を応用したロケットを運ぶためのリニアモーター装置を付け、マッハ1の速度まで加速したあと、そこからロケットを発射させるというものです』
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まるでSFのような未来的な推進システムだが、過去の文明に、似たような最先端技術があったとする古代宇宙飛行士説の論者たちがいる。

彼等は、数々の神話で描かれている火を噴く竜や金属のようなマシンに乗って地球に来る天空の人々が、宇宙人来訪の証拠であると言う。作家のデビッド・チルドレス氏も、そのひとりだ。

『伝説や神話は、事実に基づいていると思います。多くの場合、神話化され誇張されていますが、根底には真実があって、現代の我々と同じように、古代にも宇宙船で空を飛んでいた人々が実際にいたのだと思います』

しかし、そのような宇宙船は、現代と同じタイプの推進システムを使って、地球に到達したのだろうか。その答えは、インド亜大陸の奥深くにありそうだ。

インド。近代的な都市や地方の町は、11億人を超える人々であふれる。数百の言語があり、様々な宗教が信仰されている。

インドには世界最古の文明の一つがあり、一万一千年前に人が住みついたと考えられている。古代の科学技術に関する最古の記録も、複数存在する。

紀元前六千年頃の古代サンスクリット語の文献には、様々な空飛ぶマシン「ビマーナ」についての記述がある。それによると、ビマーナは空を飛ぶ物体で、ジェットエンジンのようなモノが原動力となっている。
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ビマーナが空を飛ぶときは、必ずゾウが恐れおののいて逃げ去ったと書かれている。また、ビマーナがあった下にはかなり大きな力が加わり、草木が引っこ抜かれたという記述もある。このことから、宇宙船のことを表現していると思われるのだ。

多くの歴史家たちは、ビマーナは神話だと言うが、その文献の多くに現代的な装置や科学技術を表したような記述がある。前出のデビッド・チルドレス氏が言う。

『ビマーニカ・シャーストラという文献は、ビマーナに使われている金属について詳しく述べています。また電気や電源について、飛行士に関して彼等が着用する衣服や食料、さらにはその宇宙船に搭載されている武器のことまで書いているのです。
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ビマーナのフライトマニュアルは、現代の航空旅客機産業で使われているマニュアルと、非常によく似ています』

作家のマイケル・クレモ氏も、ビマーナに詳しい。
『ビマーナは念力で操縦されていたのではないか、ということが判りました。そしてそれは、現代の軍隊で開発が進められているテクノロジーなのです』

ビマーニカ・シャーストラという航空工学の書物には、ビマーナはジャイロスコープ(電気と水銀の推進システム)を使っていると書かれている。

水銀は特殊な元素で、金属である一方液体でもあり、また電流を通す導体でもある。水銀を使って、変わったことが出来る。

これは、NASAや他の科学者によって研究されているものであるが、密封されたジャイロスコープのような装置を回転する水銀で覆い、そこに電気を流す。

すると、この実験で浮上効果、反重力効果、そして回転する強い光を生むことが判明している。ビマーニカ・シャーストラにも、密封された液体水銀の渦に入った複数のジャイロスコープが、ビマーナを動かすとある。

【実験】ジャイロスコープの重い回転体を回してみると、回転する物体はその回転状態を維持しようとするため、中心の棒(回転軸)を一定の方向に保とうとする(角運動量保存の法則)。だから、中心の棒を指で押しても、同じ角運動量を保とうとして元の方向へ自然に戻っていく。
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ジャイロスコープは、飛行機、宇宙船、潜水艦など、様々な物に活用されている。ジャイロスコープを使うと、出発地点の位置情報を元に、今いる位置が割り出せる。また、宇宙空間でも、速度や位置を測ったりすることにも使える。

古代インドの文献の一つの中に、水銀が回転することによってある種の強い風、つまり風車効果を生むとの記述がある。これは、「フライホイール・エネルギー貯蔵システム」の一種かもしれない。
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フライホイールの円盤を回転させて、そこからゆっくりとエネルギーを貯蓄する仕組みに、水銀が使われているのだ。

それによって得たエネルギーが、ホバークラフトの下部に見られるようなプロペラ状のダクテッド・ファンを動かしていたと思われる。水銀は密度が高いので、適しているのである。
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*フライホイールは、回転速度を安定化させる用途や、回転の運動エネルギーを利用する用途に用いられる機構である。イメージは、アニメ・宇宙戦艦ヤマトの機関室にあるあの巨大ファンである。

前出のNASAのR・フリスビー氏は、こう述べている。
『フライホイール・エネルギー貯蔵システムはパワーの消耗が早く、宇宙を航行するためには巨大なサイズのものが必要となります。

普通は地面に据え付けて使用するようなものであり、空を飛べる程軽い物が必要なので、実用的な装置とは言えないでしょう。もしかしたら、その時代の人々に水銀の様に見えたものは、実際は何か別の液体金属であった可能性があります』

21世紀は、交通や通信技術の進歩により、これまで以上に世界が近くなった。おかげで、世界中のどこからでも、品物や情報を遠い国々まで届けることができるようになった。

太平洋諸島、アジア、南米の奥地で発見されているような古代文明は、それぞれ単独で発展したと考古学者の多くは考えている。

しかし、古代宇宙飛行士説の論者は、それらの文明に建築様式や信仰の共通点があるのは、世界規模の交易路で互いにつながっていたからではないかという。
デビッド・チルドレス氏は言う。

『現在、世界中のあちこちに空港があるように、古代にもビマーナがあって、それをしまうための格納庫や着陸に必要な空港があったのではないでしょうか。そして、それらは世界中の重要な場所にあったのでしょう。辺鄙(へんぴ)な場所で発見される遺跡などは、まさにそれ(空港の跡地)だと思います』

ペルーのナスカに描かれた地上絵やメキシコのオアハカ盆地の上にある不思議な山は、世界をつなぐ航空輸送システムの滑走路があったという証拠なのであろうか。前出のデビッド・チルドレス氏が続ける。
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『メキシコの珍しい遺跡に、モンテアルバンという場所があります。ここは山なのですが、山頂がきれいに切り取られ水平になっていて、平らなテーブル状の山になっています。そして、かなり古い時代の巨石の都市もあります。ここはおそらく、ビマーナの空港に当たる場所だったのです』
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『ビマーナは、世界に点在する単独文化をつなぐ役割を果たしていたのだと考えられます。何故なら、ビマーナは世界のある地点からある地点まで、非常に短時間で移動出来たからです』
そう話すのは、航空力学者のA・インブーム氏である。
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古代のアフリカや中東にも、空の旅についての伝説がある。2世紀以前に書かれたエチオピアの人々の聖なる書「ケブラ・ナガスト」によると、かつてシバの女王は、イスラエルのソロモン王から空飛ぶジュータンを送られているという。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る。
『ケブラ・ナガストは、あまり知られていませんが、重要な文献です。ケブラ・ナガストとは、「王の書」という意味です。そして、エチオピア人にとって、最も神聖な書物です。

その中でソロモン王が、何らかの空飛ぶマシンを使うことが出来たという記述があります。その部分では、「空飛ぶジュータン」と云う言葉がかなり頻繁に使われていたのです。
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私の疑問は、それが実際の空飛ぶジュータンを意味していたのか、それとも、何か別の空飛ぶマシンを表した言葉なのかということなのです』(つづく)


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「シャーストラ」は書物や学問の名によく出てくる語で、サンスクリットで「論」「学」を意味する語であるという。これから推定して「ビマーニカ・シャーストラ」は、ビマーナについて書かれた書物というあたりの意味だと分かる。世界最古の文明・インダス文明発祥の地に、インドはある。パキスタン、インド、アフガニスタンにまたがるインダス川流域に発祥した文明が、インダス文明である。

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異星人来訪の証拠・3 [UFOと宇宙人3]

エチオピア人の神聖な書物である「ケブラ・ナガスト」に書かれたソロモン王の空飛ぶジュータンの記述は、千夜一夜物語に登場する魔法のジュータンが元になっているようである。
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*ケブラ・ナガストは13世紀から14世紀に編纂されたとされており、千夜一夜物語(アラビアンナイトとも言う)は8世紀ごろに書かれたとされている。

中東の伝説によればソロモン王は飛行船を持っていて、中東地域の様々な場所へ飛んで行ったという。その場所がビマーナの空港、即ち着陸場所になっていたのかもしれない。

また、冒険家のニコラス・レーリッヒは1920年代に中央アジアやチベットを旅して、チベットにはソロモン王が飛行機でチベットへ来たという伝説があると主張した。

つまり、こういうことだろう。「ソロモン王の飛行船」を表現する当時の適当な言葉が無くて、千夜一夜物語の「空飛ぶジュータン」という言葉を充てた。そして空飛ぶジュータンの正体とは、異星人の作った乗り物・ビマーナではなかったかと。

ケブラ・ナガストには、ソロモン王が自分の飛行船を使って世界地図を作ったとも書かれている。古代地図は異星人によって作られたものであるとする説があると、

作家のG・ハンコック氏は言う。
『いくつかの古代地図を見ると、現在の世界とはもちろん違いますが、氷河期後期の世界にみえます。これは説明がつきません。ピーリー・レイースの地図は有名ですが、オロンス・フィネの地図というものもあります。南極大陸が発見される三百年も前に、それを詳細に記しているメルカトル図法の地図なのです』
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ビマーナに乗った異星人が世界各地を飛び回り、上空から世界を見て世界地図を作ることはできたであろう。したがって、当時まだ発見されていなかった南極大陸も描くことができたわけである。

古代の航空機について最も参考になる話が、驚くべきところ、聖書の中にあった。エゼキエル書の中には、空飛ぶ戦車が登場する。「車輪の中に車輪があり、天使の力で動く」とある。
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聖書歴史学者は、イスラエルに迫る恐ろしい敵を象徴的に表したものだと言うが、これも宇宙人の飛来や先史時代の航空機の存在を示すものではないだろうか。

『エゼキエル書の神の戦車の話に登場する空飛ぶ乗り物は、推進手段が無いように読めます。しかし、天使がなんらかの天のエネルギーを表していると考えると、より宇宙船に見えてきます。非常に素早く動いている天使がいるからです。まるで炎、つまり推進力です。車輪という記述も、まるでUFOです』
こう話すのは、ジョーゼフ・キャンベル資料館館長のJ・ヤング氏だ。

ジョーゼフ・キャンベルの神話論は、J・ルーカスが映画スターウォーズに採り入れたというエピソードがある。

1970年代の始め、NASAの月探査計画に携わったロケット学者・ヨーゼフ・ブルームリヒは、「エゼキエルが見たのは宇宙船ではない」と証言しようとした。

ロケットエンジニアの視点に立って、エゼキエル書の冒頭部分に書かれている内容について検討を始めた。そして、数か月の調査の結果、エゼキエルが目撃したと報告している飛行物体は、確かに宇宙船の一種だという結論に達したのだった。
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前出のG・ハンコック氏が言う。
『科学者達は、失われた文明があるということに、抵抗を感じていると思います。その原因は、証拠があいまいだからです。目の前で直ちにハッキリするものではありません。それ故に、科学はこの考えを歓迎してきませんでした。普及させるには、もっと証拠がいります』

ジョルジョ・ツォカロス氏が言う。
『私が信じる神は、A地点からB地点まで移動するための乗り物は必要ありません。旧約聖書に書かれた者は、神ではありませんでした。我々の祖先が、実際に現れた地球外生物を見て、神や超自然的存在だと間違って解釈してしまったのです。その理由は、テクノロジーを誤解したからです。これが、すべての古代宇宙飛行士説に共通する根本的な考え方です』

古代の文献からは、過去に関してあいまいな手がかりしか得られないが、物理的な証拠があればもっとはっきりする。しかし、現代科学で、古代宇宙飛行士説を証明できるだろうか。

今日の広大な建設現場や採石場では、巨大な機械を使って石の採掘、切断、引き上げを行う。人間が作ったこれらの機械は、最新の油圧技術で数千人分の仕事をする。このような機械が無くては、現代の高層ビルは建設できないだろう。

しかし、数千年前の古代文明は、同じことをやってのけた。巨大な石を使って、記念碑や神殿を建てた。使われた巨石の多くは百トンを超え、現代の技術者にとっても取り扱いが難しいものだ。

それなのに、数千年前の人々は、硬い岩場から石を切り出し、何キロもかけて運び、正確な場所に積み上げている。いったい、どうやったのだろうか。
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考古学者の多くが言うように、ハンマーやノミなどを使って、巨大な石材を切断したのだろうか。滑車装置無しで、引き上げや運搬が可能だったのだろうか。それとも古代文明は、科学技術の中で失われた、進んだテクノロジーを持っていたのだろうか。
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エジプトのギザには、ピラミッドだけではなく、ピラミッドをつなぐ河岸神殿(かがんしんでん)と呼ばれるものもある。そこに行けば、普通の人でも何かおかしいと感じるはずである。

ピラミッドが2~3トンの石で造られている一方、河岸神殿はピラミッドに比べ規模は小さいが、使われている石の重さは百トン、中には二百トンの石もある。
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百トンの石を分かり易く説明するなら、百台のファミリーカーを押しつぶして一塊(ひとかたまり)にした大きさである。

どうやって動かしたのかはもちろん、なぜ百トンもの石を使おうと思ったのかまったくの謎である。できるだけ難しいことをやってやろうなどと、思ったのであろうか。

この古代の神殿の石に最先端の技術が使われたのであろうと、ジョルジョ・ツォカロス氏は語る。その理由は、現代の採石場へ行って、当時と同じことを成し遂げるために必要な機械を見てみると、それらはとても巨大なマシンだったからである。
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つまり、巨大なマシンが無かった当時に同じことをやろうとしたら、異星人のテクノロジーが必要だったと彼は主張するのである。(つづく)


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「ピーリー・レイースの地図」は、オスマン帝国の海軍軍人ピーリー・レイースが作成した現存する2つの世界地図のうち、1513年に描かれた羊皮紙(*)に描かれた航海地図を指す。コロンブスがアメリカ大陸を発見してから間もない時期に描かれているにもかかわらず、非常に詳細にアメリカ大陸を描いている。
*パピルスが入手困難だった時代に、動物の皮を加工して代用した。

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異星人来訪の証拠・4 [UFOと宇宙人3]

古代宇宙飛行士説の支持者は、異星人がその見事な建造物を造ったのではなく、我々の祖先に何らかの技術的な知識や道具を与えたのだと考えている。

作家で精密工学技術者のクリストファー・ダン氏は、古代エジプト人が建設に使った道具について、数十年研究している。エジプト人学者によれば、古代エジプト人は単純な道具を持って、非常に硬い閃緑岩や花崗岩に穴を開ける仕事をしていたという話をする。

しかし、ダン氏が実際にエジプトの遺跡に行き、数年間かけて集めた調査では、彼等が単純な道具しか持っていなかったという説にそれは反するものであった。

ギザから数キロ北の地点を調査している時、そこで深い切り込みの入った花崗岩を見つけ、手がかりをつかんだ。
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クリストファー・ダン氏が語る。
『はじめはナニで切り込みを入れたのか、分かりませんでした。その後数日間、悩み抜きました。夜中の3時に目を覚まし、どうやってあの切り込みを作ったのかと考えたりしました・・・』

結果ダン氏は、あんなふうに深く石を切るためには、直径約10メートルのノコギリを使うしかないという結論に到達した。この説は多くの考古学者の大反発を買ったが、ダン氏は確信していた。
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元機械工のダン氏は、どこへ行っても工具の痕跡を探すのだという。機械工という偏った目でモノを見ているから、探したいものが見つかるのだと非難されるかもしれない。しかしそれなら、なぜそこに機械の痕跡があるのだろうかと、

ダン氏は反論するのである。
『明らかに機械の跡なんです。でもその時代には、機械は無かった。どうするべきかと思い、さらに探してみたところ、他にもあちこちで見つかりました』

例えば、ルクソール博物館内にあるアモン神(古代エジプトの太陽神)の像とベンチが接触する部分の横に、それらしき跡がみられるという。くり抜かれた部分に道具が滑った跡があり、とても能率的な道具があったものと想像されるのである。

ダン氏の説では、ギザのピラミッド付近にある多くの窪みは、考古学者の多くが主張するような船を収める穴ではなく、10メートルのノコギリを収納する穴だったと考えている。
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『それらはノコギリを入れる穴で、そこに据え付けられたノコギリは、大ピラミッドに積まれる石材を切っていたと思います』(C・ダン氏)

もう一つの謎は、どうやって巨大な石を持ちあげ、正確な位置に積んだのかである。現代の建設工事でも、大きな建物を建てる際には、建設用の大きな機械を組み立てる。しかし、考古学はこのことを取りあげようとはしないのだ。

中東レバノンのバールベックにあるジュピター神殿で、世界最大の人工石が三石(さんせき)見つかった。通称*「驚異の三石」と呼ばれる三つの組石である。それぞれの石の重量は、およそ一千トンと推定される。*各々長さ;約18メートル、高さ・幅;約4メートル
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近くの採石場には、通称**「南方(なんぽう)の石」と呼ばれる建築に使われていない切り石が横たわっている。その巨大な長方形の石の重量は、なんと千二百トンもある。動かすためには、大型クレーン車21機分の力がいるという。
**長さ;約22メートル、高さ;約4メートル、幅;約5メートル
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一般的な考え方を認めると、ピラミッドを作った人々は車輪も滑車も鉄も持っておらず、彼等には何も無いのである。過酷な労働とヒモだけで作ったと考えることは、状況証拠と一致しないのである。

古代文明が近代的な装置を持っていなかったなら、どうやってメガトン級の石を運搬したのだろうか。地球外生命体から、技術的な恩恵を受けたと考える者もいる。

古代エジプト人は、なぜ信じられないほど困難な作業をしようと思ったのかを考えるとき、その理由は、その作業が彼等にとってそれほど難しくは無かったからだと考えるのが妥当であろう。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る
『どのようにして、巨大な石を採石場から建設現場まで運搬したかが解かる資料が存在します。とても簡潔に表してある資料です。それによると、現場の親方たちは、石にかけるための何か、白くて紙のような何かを持つことができたというのです。それを石にかけてから何かを書くと、ただひと押しするだけで魔法の様に2メートル近くも石が動いたといいます。本当に魔法で動いたのでしょうか。いいえ、何らかの技術が使われたのです』


デビッド・チルドレス氏が語る。
『(ピラミッドを造るのに使った石は、約230万個と言われるが)あれだけ大量の石を動かそうとしたら、石を浮かせなくてはならなかったはずです。何らかの装置を使って重力を無くせば、空中で動かすだけでいいのです。それは手に持てるような装置で、ビーム兵器に似たモノかもしれません』

古代人が、巨大な石をどう運搬したのかは謎の一つにすぎず、その石の加工技術も謎につつまれたままだ。先史時代の文明が、どうやってあの硬い花崗岩に複雑なデザインの模様を刻んだのだろうか。

熟練の石職人で彫刻家のR・ホプキンス氏は、硬い石の切断に様々な最新式工具を使う。ダイヤモンド・ワイヤーや研磨機をはじめとする最新式工具で、近くの採石場から切り出した巨大な花崗岩を芸術作品に仕上げるのだ。

だが、そんなハイテク工具を使っても、ホプキンス氏は数千年前に古代文明が作った物を、再現することはできないと言う。そのような進んだ技法が、宇宙人から助けを借りたことを証明する証拠になるのだろうか。

『(遺跡にある)いくつかの作品を見ましたが、非常に正確で驚きます。手で仕上げることは可能でしょうが、途方も無く時間がかかる作業になってしまうでしょう。それに、うまくできるようになるまでに何年も経験が必要です』(R・ホプキンス氏)

『古代遺跡の石の切断技術を見れば、地球外の技術が使われた可能性が、最もはっきりと証拠として現れていると思います。なぜなら、我々の祖先が石の加工技術で作ったとされる物の中に、現代の技術では再現できないような物がいくつかあるからです』
(G・ツォカロス氏)

プマプンクは、南米ボリビアの高原地帯にある大規模な神殿遺跡である。考古学者の多くは、紀元前200年頃のモノだと考えている。
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ここの人々は文字も車輪も持っていなかったが、どういうわけか世界有数の複雑な建造物を造った。古代宇宙飛行士説の論者は、地球外の技術の影響をハッキリ示している場所だとみる。

『プマプンクの興味深いところは、一つ一つの石がきれいに並べられていることよりも、むしろ石に目を見張るようなデザインが施されていることです。現在使用されている数学の概念を、飛び越えたものが必要です。しかし過去に、何者かが何か特定の目的の為に、これを造ったのです。現在のコンピュータ・プログラムで作ったようなデザインが、どうして可能だったのでしょうか』
(調査報道作家のF・コペンス氏)

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G・ツォカロス氏が前出の石職人R・ホプキンス氏に、プマプンク遺跡にみられる様々なブロックの大きな写真を見せながら、質問をしている。
『ここには、一つ40トン~50トンを超えるブロックがあります。これをどう思いますか』
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(切断面の写真)

『彼等が持っていた石の切断技術は、五千年前のものにしては非常に優れています。本当に信じられないようなほどです。そして、(写真を指して)ここの切断面は、非常に素晴らしいと思います。正確なカットがあります。ここに見えるような内側の切断は、かなり難しいんです。現代の工具を使ったとしても、この正確さを出すのは難しいでしょう』
(つづく)

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ボリビアのプマプンク遺跡。ここには様々なミステリーが存在しているが、一番のミステリーは採石場が近くに無いにもかかわらず、標高が高いこの地に重いブロックを集めた理由。そして、なぜそれらが破壊したように散乱しているのかということである。

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異星人来訪の証拠・5 [UFOと宇宙人3]

G・ツォカロス氏と石職人R・ホプキンス氏とのプマプンク遺跡にみられる様々なブロックの加工技術についての会話は続く。
『この石の加工を、どう思いますか』

『これを見た時、(五千年前に加工されたという話はウソで)騙されているのかと思いましたよ。とてつもない作品です。もし現在同じようなモノを作ろうと思ったら、コンピュータ制御のマシンを使わないと出来ません。ダイヤモンド・チップが付いていて、デザインをコンピュータに入力するマシンです。それでも、こんなに完璧には仕上がらないかもしれません』
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『もしプマプンクへ行く機会があったら、試しにこのふちに指をあててみてください。少し力を加えるだけで指が切れてしまうんです。カドがいかに鋭いかが、分かります』

古代人は、一体どこでこんな技術を学んだのだろうか。宇宙人が工法や工具を与えたと言う話は、本当にあり得るのか。

鉱山技師のM・ダン氏は、プマプンクのブロックを見た時、1920年代始めにアメリカ・カリフォルニア州の住宅建築に使われたテキスタイル・ブロック工法に似ていると思ったと語る。
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それはコンクリートを型に流してブロックを造り、それを組み立てていく工法であるが、まさか石を切断して造ったものだとは、思いもしなかったと述べている。

また、古代インカ帝国の人々は石を柔らかくする能力があったという伝説があると、ジョルジョ・ツォカロス氏は述べている。

例えば、ペルーのインカ帝国・サクサイワマン遺跡の巨大な石と巨大な石壁は、まるで石が溶かされてから必要な場所に流され、そして再び固められた様に見えるのである。
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ペルーのアンデス山脈。この山の上にインカ人によって15世紀に築かれた石の要塞マチュピチュがある。だが、その約百年後に、突如それは放棄された。

前出のM・ダン氏は述べる。
『この遺跡を造った人々は、工程計画を立てていたとしか思えません。石を切り出す前に、運搬方法を決めていたのです。最初から最後まで、どんな技法や技術を使って何をするべきなのかを把握していたので、そんなに難しいことでは無かったのです。現代のこの業界にも、「できるだけ簡単にしろ」という格言があるくらいです』
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ダン氏は今までの経験から、マチュピチュの巨大な壁は単純な方法で造られたと考える。小さな石を現場に運んで来て溶かし、型に流し込んで必要な大きさと形を正確に造ったというのだ。

『そうすることによって、あの壁をだいぶ楽に造れたと思います。一つ一つすべて同じ形にすることが出来るので、ピッタリとハマるものが確実に作れるのです。違う職人によって切られた石とは、対照的です』
(M・ダン氏)

『岩を溶かして所定の場所へ流し込もうと思ったら、かなりの熱量が必要です。石を細かく砕かなければなりませんから。硬い花崗岩を成型するために使う石材加工用のバーナーは、1600度を超える熱を出します。1600度といえば、かなりの高温です』
(石職人ホプキンス氏)

鉱山技師M・ダン氏が、古代に作られた遺跡を見ての感想はこうだ。古代文明の遺跡は、古代人が知る由もないテクノロジーで出来ていることが判る。そのテクノロジーを生んだ可能性の一つは、神の技だ。

だが、彼自身はあり得ないと考える。もう一つは、他の惑星から高度な技術を持つ文明人が来て、古代人にやり方を教えたあと、材料と道具を持って自分の星へ帰った可能性である。

古代宇宙飛行士説論者は、地球外生命体によって建造された古代遺跡は一つも無いという考え方を、根底に持っている。我々人間が、地球外テクノロジーを使って造ったという考えである。

『異星人が来訪した可能性は、かなり高いと思います。彼等は技術指導をしたあと、何らかの記録を残したかったのでしょう。永遠に記録を残そうと思ったら、石に刻むしかないですからね・・・』
(石職人ホプキンス氏)

だが、もし本当に異星人が地球に先端技術をもたらしたのなら、その道具を残していった可能性は無いのだろうか。

プマプンクやピラミッドのような巨石建造物を造るために使われた工法は、謎のままである。だが、使われた道具はどうだろうか、どこにあるのだろうか。道具が、巨石建造物をどう造ったのかを教えてくれるかもしれない。

『古代に行われた謎の事業の多くは、鉄が無い時代に行われたはずです。銅はありましたが、玄武岩や花崗岩にはまったく歯が立たないのです。古代人はもっと骨の折れる方法を使わざるを得なかったのか、それとも何らかの先進技術を持っていたのか・・・この業界に40年いますが、まったく判りません』
そう話すのは、前出の石職人ホプキンス氏だ。

ピラミッドを造るために、ふさわしい道具や機械が使われていたはずであろうに、その道具は一体どこにあるのだろうか。

19世紀後半、英国人考古学者F・ペトリ―は、エジプトを探し回っていた。古代エジプト人の技術的な功績にすっかり魅了され、彼等がどのように物を作り開発したのか、どのように素晴らしい道具を作っていたのか、日夜追求していた。

古代エジプト人は簡単な道具しか使っていなかったと、エジプト人考古学者からふつう教わるが、F・ペトリ―が報告した内容は、その説に異議を唱えるようなモノだった。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)内にあるペトリ―博物館には、彼の発掘した遺物が多数展示されている。中でもひときわ目立った物は、ギザの大ピラミッドの中で発見したドリル・コアである。

とても硬い石に精巧な溝が刻まれている。それぞれの溝の間隔は2ミリ程で、非常に正確な直線が一周しているのが見える。ペトリ―は、エジプト人がこれを作るために、ダイヤモンドなどの何らかの宝石を使ったはずだと提唱した。

にもかかわらず、調査では古代エジプトにダイヤモンドがあったことを発見できなかったのである。ダイヤモンドはどこにあったのだろうか。どこへ消えたのか、今も分かっていない。

古代エジプト人がダイヤモンドを持っていなかったのなら、どうやって花崗岩のドリル・コアに正確な溝を掘ったのか。

精密工学技術者のクリストファー・ダン氏は、古代エジプト人の道具と技法に関する知識を駆使して、自分で花崗岩のドリル・コアを作ってみた。

C・ダン氏は、自分で作ったコアとペトリ―が発掘したコアとを顕微鏡で拡大して、コアの表面の状態と刻まれた線について比較した。
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ダン氏が作ったコアは表面がきれいに仕上がっていないのに、ペトリ―の発掘した方は刻まれた線が深くハッキリとして、精巧に出来ていたのである。

この結果は、古代エジプト人の技術水準がどの位のモノであったかを判断できる手掛かりになるとダン氏は言う。

ダン氏がもっとも驚いたのは、ピラミッド内部のある部屋へ行きその壁に測定器を当ててみた時、その平面度(平面の滑らかさ、均一性を示す数値)が許容範囲内であったことだという。精密な測定器の誤差範囲内(人間の毛髪の10分の1)であったのだ。
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白紙1枚置いただけで、向こう側から当てた光が漏れてしまう。許容範囲を外れるとは、こういうことだ。許容範囲は、紙1枚の厚さよりも小さいのである。偶然では許容範囲内には収まらないので、ダン氏の驚きは尋常ではなかった。
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エジプトへ行って、三千年前に作られたと推定される場所に入って、測定装置と同じような精度に出会うとは夢にも思わなかったと、その衝撃の大きさを語っていた。(つづく)


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不思議なことに、古代文明がとても困難な作業の末に完成したというのに、それを造った証拠としての道具が、どの遺跡でも見つかってはいないのだ。古代人に技術を教え道具を与えておきながら、道具は持ち帰ってしまったというのだろうか。
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