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仮面ライダードラマ5 (一文字ライダー/死神博士編) [一文字ライダー・ドラマ]

仮面ライダー 一文字隼人は 改造人間である
彼を改造したショッカーは 世界征服を企む 悪の秘密結社である
仮面ライダーは人間の自由のために ショッカーと戦うのだ!

第51話《石怪人ユニコルノス対ダブルライダーキック》
原作;石ノ森章太郎
企画;平山 亨・阿部征司
脚本;長谷川公之
監督;山田 稔
ナレーター;中江真司
技斗;高橋一俊

◆奥多摩に遊びに行った立花レーシングクラブの一行。奥多摩の日原鍾乳洞で遊んでいた吾郎とエミが、行方不明となってしまう。一方、留守番をしていた一文字と滝のもとに、ヨーロッパの本郷猛から航空便が届く。

ヨーロッパで発見された一角獣ユニコーンの化石がショッカーに盗まれ、それが日本へ持ち込まれたらしいという情報であった。

その本郷の情報通り、死神博士はユニコーンの化石を粉末にして溶かし、凶悪な男にそれを注入して怪人ユニコルノスを造り上げていた。吾郎達が行方不明になったという話を立花のおやっさんから受け、急ぎ奥多摩へと向かった一文字と滝。

鍾乳洞内を探しているうちに、一文字は吾郎の靴を履いた石像を見つける。その隣にあるのは、どうやらエミらしい。石化した二人を助けるには、どうしたらよいのか?

鍾乳洞の近くにある大下研究所へ運び込み相談すると、博士の開発したスーパーエネルギー光線を使えば、二人を救いだせるかもしれないという。

だが、この光線のエネルギーはあまりに強大なため、悪事に使用されることを恐れた博士は封印することを決めて、研究を書き記したノートは金庫に厳重に保管していた。だが、一文字の熱意に負けた大下博士は、スーパーエネルギー光線を作ることを承諾する。

だが、それを狙う死神博士は、ユニコルノスに研究ノートを盗んでくるよう命令した。まず助手の小林が襲われ、全身を石にされてしまう。一文字は変身して仮面ライダーとなり、ユニコルノスと戦うが逃げられてしまう。

大下研究所の待合室でスーパーエネルギー光線の完成を待っていた一文字は、ユニコルノスに不意を襲われて、口から吐く白い粉を両足に浴び石化されてしまう。そして、開いていた金庫から研究ノートが盗まれてしまう。日本に密かに帰って来ていた本郷猛から、一文字に無線連絡が入る。

両足が石化されて歩けない一文字は、ショッカーのアジトがある鍾乳洞に本郷を向かわせる。一文字は研究ノートに小型発信機を取り付けていた為、本郷にその位置を知らせることができたのだ。そこには、情報を得て鍾乳洞を探索していたが捕らわれ縛られている滝がいた。

本郷は滝を助けると、仮面ライダーに変身して、滝と共に死神博士のいるアジトへ侵入した。
『貴様は、(動けないはずの)仮面ライダー!』
『驚くな。仮面ライダーは一人ではない!』

死神博士は後ずさりしながら、
『本郷猛!また日本に舞い戻ったか!』
『そうだ!ヨーロッパからショッカー撃滅の為にやって来たのだ!』

アジト内で死神博士を追い詰めていく本郷ライダー。それを阻止しようとするユニコルノスと黒戦闘員達。大下博士のスーパーエネルギー光線が完成し、一文字の両足に光線が当てられる。実験は大成功し、一文字の両足は石化が解かれ自由になる。

すぐに鍾乳洞へと向かった一文字は途中で仮面ライダーへと変身し、サイクロン号で現場へ急ぐ。ユニコルノスが研究ノートを持って、アジトの外へ出た。奥多摩の岩山を背景に、本郷ライダーがそのあとを追う。身が危うくなるとスーッと姿を消してしまうユニコルノス。

だが、姿を消したハズの空間にダブルライダーパンチが炸裂し、よろめきながら姿を現すユニコルノス。カメレオンのように周囲の景色に溶け込んでいただけだったのだ。

弱ったユニコルノスに必殺のライダーダブルキックが炸裂すると、崖から落ちて元の白い化石になり、そのあと爆発して四散してしまう。戦闘中にユニコルノスが落とした研究ノートを本郷は拾い上げると、「頼むぞ」と一文字の肩をたたいて託した。

「なんだ、みんなに会わずに行くのか」と一文字。バイクにまたがったまま、がっちりと握手する一文字と本郷。本郷は立花レーシングのみんなに会うこと無く、ふたたびヨーロッパのショッカーと戦うために日本を離れていった。 (終わり)


★★★★★★★★★★★★
まだこの頃の戦闘員の胸には、骨の模様が付いて無い。最初の頃は、ベレー帽をかぶっていた戦闘員達。アカと黒の2種類あって、赤い方がランクは上のようだった。それが目出し帽の戦闘員マスクになり、終盤の頃には、胸に骨の模様がつく。目出し帽の戦闘員を黒戦闘員、骨の模様がついたら骨戦闘員と、当時は呼んでいたっけ・・・(笑)

ナレーター;中江真司氏がサブタイトルの『ダブルライダーキック』と発音する時の、ライダーの「ラ」の発音が巻き舌になっていた(笑)

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仮面ライダードラマ6 終(一文字ライダー/死神博士編) [一文字ライダー・ドラマ]

仮面ライダー 一文字隼人は 改造人間である
彼を改造したショッカーは 世界征服を企む 悪の秘密結社である
仮面ライダーは人間の自由のために ショッカーと戦うのだ!

第52話《おれの名は怪鳥人ギルガラスだ!》
原作;石ノ森章太郎
企画;平山 亨・阿部征司
脚本;伊上 勝
監督;内田一作
ナレーター;中江真司
技斗;高橋一俊

◆ショッカー科学陣が開発したデッドマンガス。死神博士は実験用に捕まえた囚人達を使い、その効果を確かめた。青色のそのガスを吸い込んで、5秒後にその効果は出る。相手を憎んで血を見るまで殺し合うデッドマンガスの効果。

このガスを口から吐く新怪人ギルガラスを、ショッカーは創りだした。このガスを使って人類皆殺し作戦を開始するよう、首領は死神博士に命令した。怪人ギルガラスは、言葉をしゃべるカラスとして鳥かごに入れられ、町の小鳥屋で売られていた。

吾郎や友人達はこのカラスを珍しく思い、学校帰りに毎日のようにこの店を訪れていた。「仮面ライダー、ライダーライダー」などと、子供達の前でしゃべるカラス。ある日、このカラスを気に入ったヨシ子は、それを母にねだって買ってもらうのだった。

カラスが人間の言葉をしゃべることがあるのかと、立花のおやっさんに尋ねる吾郎。吾郎はこのカラスを怪しく思い、ヨシ子の住むマンションに行って一晩だけ借りて来ようとする。

快く応じたヨシ子は、吾郎と共に自宅マンションに帰ってみると、まるで殺し合いの末に死んだかのような父と母の死体を見つけるのだった。

ヨシ子はショックで気を失い、吾郎は隣室に助けを求めるが、どこも皆同じように死んでいた。立花のおやっさんから吾郎の様子がおかしいことを聞いていた一文字と滝は、吾郎が向かったマンションへと行く。

吾郎と会った二人は、現場の状況からショッカーのしわざだと直感し、マンションから出るため吾郎達をエレベーターに乗せた。だが怪人ギルガラスが下降中のエレベーターを襲い、天井からデッドマンガスを噴射。

ガスを吸わぬよう滝や吾郎を低い姿勢にさせたが、隼人はエレベーターの天井から脱出して仮面ライダーに変身する際に、多量のデッドマンガスを浴びてしまう。ライダーは屋上へジャンプして、ギルガラスと対峙した。

だが、デッドマンガスの効力でライダーは戦闘中に頭痛を起こし、身体が麻痺してくるのだった。ギルガラスから何とか逃げ延びたが、隼人は全身の機能が麻痺して入院を余儀なくされてしまう。

『デッドマンガスの有形物質ガンマ―Gを肉体に注入すれば、完全に仮面ライダーの機能は破壊される・・・』

首領のこの言葉を聞いた死神博士は、ただちに一文字隼人のもとへ刺客を送りこむ準備を進めた。

立花レーシング3人娘のユリ達が隼人のお見舞いに小鳥を持っていこうとショップ内で迷っていると、「仮面ライダーの歌」を歌うカラスを薦める店主。すぐにこれを気に入ったユリ達は、お見舞いの品に購入を決める。

ヨシ子がカラスを買った店と同じ店主は、後ろを向いてほくそ笑んでいた。隼人の病室で、3人娘からしゃべるカラスのことを聞いた滝は、吾郎の話を思い出し、このカラスを買った店の主人を問い詰めに行く。

だが逆に戦闘員達に抑えられ、「今頃は病室の仮面ライダーをギルガラスが抹殺している頃だ」と、捨て台詞を吐いて逃げていく店主。

一方病室では、ベッドで布団を被って寝ている一文字隼人に、ギルガラスがガンマ―Gを注射しようとしていた。だが布団を被って寝ていたのは一文字ではなく、本郷猛であった。

『一文字隼人だけが仮面ライダーではない!俺は本郷猛。仮面ライダー第1号だ!』
『貴様か、ヨーロッパのショッカー支部を次々壊滅させたあの本郷猛は!』

一文字はデッドマンガスの効力で意識を失う寸前に、本郷にテレパシーで通信して来たのだった。本郷はそれを受けて、日本に駆けつけてきた。だが、怪人の吐くデッドマンガスを吸って気絶してしまった本郷は、ショッカーのアジトへと運ばれてしまう。

ガス室に閉じ込められてしまった本郷だが、こっそり薄目を開けニタリと笑う。突然警報音が鳴った。アジト内にデッドマンガスが流出したことを知らせるものだ。ショッカーマークの下のドアが左右に開いて、本郷猛が堂々と入ってきた。

『死神、いい加減に観念しろ!』
『貴様、デッドマンガスを吸ったのでは・・・』

ヨーロッパのショッカー支部にあったデッドマンガスの解毒剤で、本郷も一文字も助かったのだ。本郷猛と巨大なカマを持った死神博士が、アジト内で対峙している。

死神博士の命令を受け、ただちにギルガラスは東京都民を殺せるだけのデッドマンガスを空中散布する作戦に動き出した。一方、ギルガラスの後を追わせないように、大きなカマを振り上げて本郷の首を刈ろうとする死神博士。

本郷はそれを避けながら、腕時計に仕掛けた通信機でギルガラスの行動を一文字に連絡した。解毒剤で元気になった一文字は、仮面ライダーに変身するとギルガラスの計画を阻止するために立ちはだかった。

死神博士が逃げだしたため、本郷猛も仮面ライダーに変身して、サイクロン号でギルガラスのもとへと急ぐ。本郷ライダーと一文字ライダーが揃って、ギルガラスへ挑む。

大きくジャンプした二人のライダーは、ギルガラスの前に立ちはだりパンチ・キックを交互に炸裂させ、本郷は右足で、一文字は左足で、ライダーダブルキックがギルガラスに突き刺さり、台地に激突して大爆発した。

東京国際空港にふたりのライダーが歩いている。南米のショッカーを倒すため、日本を離れることになった一文字隼人。カメラマンの一文字隼人は、記念にと、カメラを置いていく。

『南米のショッカーは手ごわいぞ!』
『まかしておけ!』

『それより、日本を頼んだぞ!』
『ああ、引き受けた』 

受け取ったカメラを右手に持って飛行機に振りながら、本郷猛は飛び去っていく旅客機をいつまでも見送っていた。 
(一文字ライダー編 終わり)


★★★★★★★★★★★★
次回から新1号/本郷猛編になるわけだが、死神博士は今回で突然解任?され、次回からは新しい幹部の地獄大使が登場する。しばらくして後、死神博士は怪人イカデビルとして、自分の命を賭けてライダーと対決することになる。
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