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異星人との遭遇・1 [UFOと宇宙人4]

トーマス・ジェファーソン大統領、クリストファー・コロンブス、中世の十字軍。彼等の共通点は何か?彼等は、宇宙人と遭遇したと言われている人物たちである。コロンブスは、最初の航海の際にこのように記録している。「光る物体が水中から浮かび上がり、大気圏にむかって飛んで行った」。

また過去にあった大きな災害は、異星人によってもたらされたのか。ノアの大洪水や中世の疫病、そして古代の核戦争・・・。

アメリカ、ニューメキシコ州のホワイトサンズミサイル実験場。1945年7月16日早朝、史上初の原子爆弾が炸裂した。爆発によって直径約200メートルの火の球が出現、その威力はTNT火薬20キロトンに匹敵した。キノコ状の雲は高度1万1千メートルにまで上昇し、轟音は160キロ離れた地点までとどろいたと言われている。地球史上初の核爆発実験を見た者は誰もが黙り込み、この爆弾の産みの親であるR・オッペンハイマー博士をも震え上がらせるほどであった。

だが、果たしてこれが、地球を襲った初めての核爆発だったのだろうか。太古の時代に、凄まじい爆発によって歴史が変えられた可能性があると、

地質学者で作家のR・ショック氏は述べている。
『数々の痕跡が、各地に残されています。これを根拠に、太古の昔に、核戦争や核爆発が起こっていたという説が長い間言われてきました』

古代文明人による核戦争などと言えば、SF小説の様に思われるかもしれない。だが、ニューメキシコ州の爆弾実験を終えたオッペンハイマー博士は、核兵器開発を主導したことを後悔して次のように語ったという。

『ヒンズー教の聖典バガヴァッド・ギーターの一節が、頭をよぎりました。「我は死なり。世界の破壊者なり」・・・』

バガヴァッド・ギーターとは、古代インドの大叙事詩マハーバーラタに含まれる聖典で、紀元前5世紀から2世の間に書かれたものである。10万の詩節で綴られたマハーバーラタには、古代ラーマの王国について書かれている。
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この王国が存在したのは、1万2千年以上も前のことだという。つまり、人類最古とされるメソポタミア文明よりも、ざっと5千年も古いことになる。
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『マハーバーラタの内容は、まるで現代のSF小説のようなのです。この聖典は何千年も前に書かれたはずなのに、描かれている神は高度な技術を持ち、空飛ぶ戦車を操り、幾多の壮大な戦いを繰り広げています。それだけではありません。非常に威力のある兵器が使用されたという記述があるのです』
こう話すのは、G・ツォカロス氏である。

『神々は「ブラフマーの兵器」と呼ばれる武器を持っていました。この兵器で人々は黒焦げに焼かれ、溶けて消えた者もいました』
作家のN・レッドスター女史がこう話すように、

古代宇宙飛行士説を唱える者は、この兵器が核爆弾だったと考えている。爆発の後遺症が、高濃度の放射線を浴びた症状とよく似ていたからである。だがこの説は、学会からは異端視されているという。なぜなら、聖典の中には核爆発があったことを裏付ける記述はなく、ただ戦いがあり、その時に大きな爆発があったとしか書かれてはいないからだ。

だが、G・ツォカロス氏は次のように強調する。
『確かに、聖典には戦いがあって爆発があったとしか書かれていません。しかし、これをまったく違う解釈で読むこともできるのです。例えば、爆発の様子を説明するこの文章です。
【千の太陽よりもその光はまぶしく輝き、爆発の直後には火の球が空に渦を巻き、 木々は燃えあがり、人々が大勢死んだ】
とあります。爆死を免れた人々にしても、髪は抜け落ち爪が剥がれ落ちる、放射能汚染の現象を簡潔に描いたものと思われるのです。これらの記述が、何千年も前に書かれているのです』

では、マハーバーラタが事実に基づいていることを裏付ける遺物の発掘や、放射線を使用した調査は、これまでに行われているのだろうか。

この種の調査が、行われてきた遺跡がある。パキスタン南部、インダス文明の遺跡である。1922年インド考古調査局によって、古代都市遺跡が発見された。今ではここは、モヘンジョ・ダロ遺跡として知られている。IMG_1073.jpg

死者の丘を意味するモヘンジョ・ダロの都市は、紀元前2600年から1900年に繁栄したとする説が一般的であるが、パキスタンの学者たちは、都市が栄えたのはもっと古い時代だと主張している。

廃墟となった理由については、天候の変化、あるいは交易が途絶えたからという考えが主流である。しかし、この遺跡が発見された時、44体の人骨が見つかった。それらはうつ伏せで路上に倒れており、その多くは手をつなぎ合った状態であった。
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表情や態勢を見ると、前触れも無く非業の死を迎えたことをうかがわせるのである。町は、発見された残骸からみて、大災害に遭ったとしか思えないのである。

モヘンジョ・ダロの人々に、一体何がおこったのだろうか。奇妙なことに、これらの人骨は獣に食べられた形跡が残っておらず、さらには、何千年もの時を経ているというのに、骨が風化を免れているのは何故であろうか。

この遺跡の中には、高レベルの放射能が検出されたエリアがある。放射能は、地球上の至る所にある。しかし、そのレベルが通常より高い場所が、世界には何か所かあるのだ。それはいったい、何故なのだろうか。

バガヴァッド・ギーターには、核爆弾とよく似た兵器で、突然爆破された都市の記述がある。この都市の一つが、モヘンジョ・ダロであるとは考えられないだろうか。

「人類は、核戦争で一度滅んだ」の著者、イギリスのD・ダベンポート氏は、モヘンジョ・ダロ遺跡で爆心地を発見したと語っている。直径約50メートルの爆心地では、すべてが溶解・変形し、ガラス化していたという。
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ガラス化をおこすためには、まず岩石や石などを非常に高い温度で熱して溶解し、マグマのような状態にしなくてはならない。それから冷却する。すると、冷えて固まった岩は、まるでガラスのような物質に変化するのである。
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モヘンジョ・ダロには、ガラス化が起こったことを裏付ける物質が、見受けられるのだ。なんらかの特殊な爆弾によって、超高温にさらされることが無ければ、ガラス化がおこるわけはないのである。

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作家のD・チルドレス氏は、インダス文明の遺跡に古代核戦争の証が残されていると話す。
『インドとパキスタンの国境の砂漠では、1940年代末から50年代初にかけて、両国とイギリスの考古学者により、発掘が行われました。モヘンジョ・ダロやハラッパ、コトディジで調査隊が発見した考古学遺物は、核兵器の存在を示唆するものでした。しかもそれは、太古の昔の物質なのです。根拠は他にもあります。アフリカや中東の一部の地域には、何らかの形で核を使用したと思われる爆発の形跡が残っています。そこでは、砂漠の砂がガラス化しているのです。原子爆弾の爆破実験をしたニューメキシコ州の砂漠でも、まったく同じことが起こっていました』

核戦争があったとすれば、いったい誰が、何の目的で、どこから核を持ち込んだのだろうか。古代インドの聖典には、このような件(くだり)がある。
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【あるとき、三つの巨大な空中都市が、地球のはるか上空を周回していた。ところがある時点で、都市同士が三つ巴となって戦争を始めるのである。
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相手の都市を滅ぼそうと、神々は手に爆弾のようなモノを持ち、投げつけ合う様子が描かれている。都市は三つともすべて炎上し、地上には雨のように火が降り注いだ】

先人がここで何を伝えたかったのかを考えてみて、G・ツォカロス氏は次の様に解説する。何らかの高度な科学技術を目にした先人たちは、それを表現しようとしていたのだと。

しかし、高い知性を持っていた当時の人々にとっても、この技術の仕組みは彼等の理解を越えたものであったのだろうと思われるのだ。そこで、神のなせる技、つまり超自然現象として解釈し、それを書き留めたと考えられるのである。

マハーバーラタが、実際に起こった出来事を書き留めた文献であるなら、他の古代の文献にも同様の記述が見つかるのではないのだろうか。次に検証すべき文献は、キリスト教の聖典、聖書である。
(つづく)


特撮ファミリー・2の関連記事;http://zarabkemul.blog.so-net.ne.jp/archive/20180429
特撮ファミリー・2の関連記事;http://zarabkemul.blog.so-net.ne.jp/archive/20180508
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モヘンジョ・ダロとかハラッパという名の遺跡は、中学校で習ったから記憶にある地名である。だが、まさかこれらが、古代に起こった核戦争の舞台となったかもしれない町の名前であったとは、驚きである。



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