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マグマ大使(2-3) [マグマ大使・ドラマ1]

今回は、第19話『バランゴ作戦』を取りあげます。
 原作:手塚治虫 
 音楽;山本直純
 脚本;山浦弘靖
 特殊造型;開米栄三・照井 栄   
 監督;土屋啓之助
 特技監督;小嶋伸介

【前回までの話は・・・
町中に溢れる青血病の患者。救急車がひっきりなしに走っていく。その様子を上空から見ていたゴアは得意げに笑う。青血病を治すことが出来るのはこの俺様だけだと。そして潔く降伏せよと・・・】


◆村上とマモルは、NPI通信社がチャーターした飛行機でバランゴ島へと向かっていた。機内ではマモルがスチュワーデスからドリンクサービスを受けたが、それを飲んだマモルは急にぐっすりと寝込んでしまう。この機の乗務員は、全員ゴアの手先の人間モドキにすり替わっていたのだ。

マモルを眠らせて、ガムやマグマを呼ばせないようにしたゴア。村上は操縦を試みるが上手くいかない。もう燃料が無くなる。村上は死を覚悟したが、ふとマモルの胸に下がった笛を1回吹いてみた。ガムが飛んで来てくれた。

ガムの指示どおり村上は操縦かんを握り、ガムのロケット推進力で飛行機を無事に着陸させることに成功する。現地に着いたら、植物学者の荒木博士に会ってバランゴの採取をすることになっていた。だが、荒木博士は数年前に死亡していた。

代わりに出迎えてくれたのは、娘のマリア荒木だった。マリア、博士の助手のザンバ、それに村上達3人は、ザンバの道案内でバランゴの生えている場所へと向かう。だが、橋を壊したり崖崩れを起こしたりして行く手を邪魔する、サングラスの男と人間モドキ達。

それらを回避しながら、道なき道を進んでいく村上一行。ガムとマモルは、ちょっとした言葉のやり取りで口喧嘩を始めてしまう。

『人間なんて不便だな、ボクなんかひとっ飛びさ』
『じゃあ、先に行けばいいじゃん』

その都度、マリアが仲介して仲直りするものの、二人の仲は険悪のままバランゴのある場所へと進んでいく。川にはワニがいる。その対岸に人間モドキ達がいて、5人に向かい発砲してくる。だがワニに気付かずに川に入った人間モドキ達にワニが襲いかかった。

その隙に迂回して、遠回りすることにした一行。少しずつ進んでいく村上一行の前に、マグマ大使が突然やって来る。ガレオンが暴れ出し青血病患者対策本部の人手が足りないために、村上を迎えに来たという。後をマモル達に任せて、東京へ帰る村上。

残った4人は、遂にバランゴの生える洞窟の前まで来た。ところが、マモルとガムはまたしても小さなことでケンカをしてしまい、遂にガムはロケットになってその場を去ってしまう。

『青血病が何だ!人間がどうなったって、ボクの知ったことじゃないぞ!』
『あんなヤツ、ほっておけよ!』

ところが、バランゴの生える洞窟の奥から、人間大のドロックスが現れたのだ。バランゴを踏みつけて暴れるドロックス。洞窟の入口に居座り、ドロックスはバランゴを採らせないつもりだ。ケンカ別れをしてしまい、ガムを呼ぶことをためらうマモル。

目の前のバランゴを採ることができないマモルたちは、一体どうするつもりなのか? (つづく)


★★★★★★★★★★★★
ガレオンはモグネスの改造した怪獣だ。目のあたりにモグネスの名残りがあるが、あとはすっかり別怪獣になっている。



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