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マグマ大使(2-1) [マグマ大使・ドラマ1]

今回は、第17話『ガレオン 地球を攻撃せよ!』を取りあげます。 

 原作:手塚治虫 
 音楽;山本直純
 脚本;西田一夫
 特殊造型;開米栄三・照井 栄   
 監督;土屋啓之助
 特技監督;小嶋伸介
 
◆地球征服を狙うゴアの次の作戦は・・・。赤いスポーツカーで海岸線の有料道路を飛ばす若い男女。ところが、運転していた男性に異変が起こった。息が苦しいと言い出す若い男性は近くの料金所を出ると、スピードを落として何とか車を止める。

だが、男の顔色はまるで青い染料で染めたかのように真っ青であった。顔だけではない。手、身体、全身が青い色に染まったような色をしている。急いで救急車を呼ぼうとした助手席の女性も、男性と同様、全身真っ青になって気絶してしまうのだった。

NPI通信社にもこの一報が届き、その取材をデスクに任される村上。患者が運ばれた病院を探し出して取材に訪れた先で、村上はマモルに会う。スポーツカーの若い男女の女性の方が、マモルの友人・キョウイチの姉であった。

キョウイチの姉の病室で取材をすると、原因不明のこの病気は、青い血の病気「青血病」と名付けられ、血液中の赤血球が何かの原因で青くなりその機能を失うという症状だった。しかも致死率は100パーセント。だが村上は、この奇病を早くから治療開始した「モッズ病院」の存在を知る。

中には回復した例もあるという情報がもたらされ、早速モッズ病院へ連絡を取る村上。取材の結果、青血病の患者はみんな同じ有料道路を通っていたことを突き止めた村上はそのことをデスクに報告すると、同僚の女性記者リズを連れて、問題の有料道路の取材へと出発する。

キョウイチの姉は、恋人の男性と共にモッズ病院へ転院されていった。この奇病にかかった他の患者たちも皆、モッズ病院の情報を得て転院されていった。しかし、モッズ病院では、あごひげをたくわえた怪しげな院長が、他の病院から転院されてきた患者たちを特殊な機械にかけていた。

すると、患者の皮膚の色は元の肌色へと戻り、意識が回復するのだった。だが、その顔には全く精気が無い。意識を回復した患者に、院長は話しかける。
『お前はたった今から、人間モドキだ。ゴア様の言う通りに動く人間モドキだ』

マモルはキョウイチの姉が転院していったモッズ病院へ行くが、そこでドアの隙間から「お前も今日から人間モドキだ」という声を聞いてしまう。廊下でキョウイチとその姉に出会ったマモルは、モッズ病院で見聞きしたことをキョウイチに話すが、信じてもらえない。

逆にキョウイチは、マモルの誤解を解くため姉の目の前で、姉が人間モドキになったことをマモルが見ていたと話す。すると、姉はいきなり二人に襲いかかってくるのだった。キョウイチは、マモルの言ったことが真実だったので驚くと同時に、マモルに謝りながら必死に逃げた。

だが逃げる二人は資材置き場に追い込まれ、人間モドキになった姉と、全身が黒い姿の人間モドキたちに囲まれてしまう。危機一髪のマモルは、笛を1回吹いてガムを呼ぶ。
『ピロピロピー♬』

マモルのもとへ急行して、ロケットのまま垂直尾翼から破壊光線を出して、人間モドキたちをやっつけるガム。光線を受けた人間モドキたちは、次々にゼリー状に溶けてしまった。マモルは父の新聞社へ行き、自分の見聞きしたことをすべて話した。

・青血病の患者は、すべて人間モドキになってしまっていること。
・これはゴアの仕業であること。
・モッズ病院はゴアの息がかかっていること。

新聞社の木田記者が警官隊と共にモッズ病院へ突入したが、院長と看護婦は警官隊の目の前で宇宙船に乗って逃げてしまう。一方、デスクとマモルは青血病の発生源を調査するため、奇病の発生源とされる有料道路へと向かった。

すると、森の中から怪獣ガレオンが出現して、有料道路を通る車に青色の怪光線を吐きかけていた。全身が針のような皮膚で覆われて四つ足で歩く怪獣ガレオン。青い光線を浴びた人達は、たちまち顔や手が青色に変色して青血病に侵されていった。 (つづく)


★★★★★★★★★★★★
ガムは優等生で、マモルはガムにいろいろ教わりながら、人としてたくましくなっていく。そしてガムに教わったことを、同じような場面で今度は友人に説教するのであった・・・(笑)



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