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戦え!ぼくらのミラーマン(19) [ミラーマン・ドラマ2]

第34話《SGM対ミラーマンの決斗》
監修;円谷 一  
脚本;山浦弘靖
特殊技術;矢島信男  
監督;黒田義之

▼京太郎は、ミラーマンになった自分がSGMのジャンボフェニックスに攻撃される夢を見る。そしてシルバークロスを発射してフェニックスを撃ち落としたと同時に、身体の中のエネルギー時限爆弾が爆発し相討ちになってしまうところで目が覚める。夢で良かったと思う京太郎に、インベーダーがささやく。

『今のは正夢だ。我々はお前とSGMを相討ちにさせて滅ぼす作戦を立てたのだ。ハハハハ・・・』
その翌日、朝日ニュータウンという大団地に巨大な物体が落下した。それは怪獣スモークネスに姿を変え毒ガスをまきながら多くの住民を死に追いやっていった。その後怪獣は、地底へと姿を消してしまう。

SGMも巨大な物体をキャッチし、ジャンボフェニックスが朝日ニュータウンを上空から偵察したが異常は無い。車で現場へ向かった特別隊員の京太郎に後を任せて、基地へ引き返すよう御手洗博士の指示が出た。だが、京太郎が現場に着くと、様々な異変が目に留まる。最初の異変は、牛乳配達員が死んでいることだった。

京太郎が通りかかったパトカーにその話をすると、配達員の死体は消えていた。ところが、京太郎がニュータウン内を車で走っていると、先ほど死んだはずの牛乳配達員が、向こうから自転車で走ってくるではないか・・・。そしてすれ違ったとたん、彼は消えてしまった。

他にも、女性の死体がベランダの柵にもたれかかっていたり、室内には多くの死体が散乱していた。京太郎は、怪獣の姿も見た。だが他日、村上チーフと藤本、京太郎の3人がニュータウンへ出かけて行くと、何もおかしなところは無い。子供が遊び、青空市場を開いているなど、日常ある団地の風景があるだけだった。

京太郎は御手洗博士に夢の話をする。インベーダーが仕組んだミラーマンとジャンボフェニックスを相討ちにする話だ。京太郎は、朝日ニュータウンをもう一度調べて、インベーダーの秘密基地である証拠を握るつもりだという。だが御手洗博士は、反対した。京太郎の血気にはやる心を利用されてしまう事をおそれたのだ。

だが、気が済まない京太郎は夜中にニュータウンに忍び込み、証拠探しをする。暗闇の中で証拠探しをしている京太郎に襲いかかるインベーダー。真っ暗だった団地のすべてに灯りが点いて、京太郎をあざけり笑う。京太郎を変身させるために、破壊光線で攻撃してくるインベーダー。

京太郎は、このニュータウンがインベーダーの居住地になっていることは間違いないと確信し、今破壊しておかないと大変なことになると思った。怪獣も見つけ出して倒してやると、息巻いてしまう。
『インベーダーめ。貴様たちの秘密基地を叩きつぶしてやる』

街路灯に向かって変身する京太郎。ミラーマンになった京太郎は、片っ端から団地を破壊しはじめた。巡回中のパトカーがミラーマンのニュータウン破壊を目撃し、通報した。団地の住民が避難を始めている。航空防衛隊がミラーマンを攻撃し始めた。航空防衛隊に攻撃中止を依頼する御手洗博士。

「そのようなことはあり得ない」とフェニックスで出撃した村上達も、ミラーマンが団地を破壊している姿を目撃する。御手洗博士は、攻撃だけはするなとフェニックスに念を押すが、団地を破壊する様子を見ていられない藤本は、1号機を分離してミラーマンに攻撃を開始してしまう。

ミラーマンもミラーナイフで応戦しようとするが、戦ってはいけないと自分に言い聞かせる京太郎。だが、藤本のミサイル攻撃を受け、右肩に傷を負って動かなくなるミラーマン。インベーダーの仕掛けたワナに、まんまと落ちてしまった京太郎。あれだけ言っておいたのに・・・と御手洗博士は心の中で悔む。

その時、地底から怪獣スモークネスが出現して、ジャンボフェニックスに攻撃をしてきた。背中から出す電磁バリアで、フェニックスのミサイル攻撃を阻む怪獣。右肩に傷を負いながらミラーマンは立ち上がり、スモークネスと戦う。ミラーナイフを撃って反撃開始だ。だが、ベルトのカラータイマーが光り始める。

あと数分で体内の時限爆弾が破裂してしまう。ミラーマンは高くジャンプすると、足先が高熱を発して赤く光るミラクルキックで、スモークネスの頭部を切り落とした。ドサッと首が落ち、残った身体は爆発して四散した。
『ミラーマンは、狂ってなどいなかったんだ・・・』

攻撃してしまったことを悔いる藤本。ミラーマンは肩の負傷と残り少ないエネルギーのため、すでに立ち上がる力を無くしていた。ジャンボフェニックス1号機の攻撃を受けて、瀕死の重傷を負ってしまったミラーマン。藤本は1号機でミラーマンの上空を旋回しながら、心から念じた。

『ミラーマン。頼むから、死なないでくれ!』
その時、地底から別の怪獣モグラキングが出現した。
『ジャンボフェニックスは生き残ったようだな。しかしミラーマンが死ねば、我々の目的はほぼ達せられたも同然だ・・・ハハハハ』

新たな怪獣を使い、地球を徹底的に攻撃してくるインベーダー。
地球を救うために立て!ミラーマン 

(つづく)


★★★★★★★★★★★★
京太郎の考えの浅はかさが、歯がゆい。御手洗博士の言うことをもうちょっと聞いていたらなぁ、と思うことがよくあるね。
それにしても、インベーダーの周到な作戦は、おみごと!


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