ジャンボーグA(3)~ジャン ファイト! [ジャンボーグA・ドラマ1]
地球の平和を守るため
遠い星から贈り物 ジャンボーグA
叫べ ナオキ ジャンファイト!
ヒーロー登場 ジャンボーグA ♬
第3話『倒せ怪獣!ジャンファイト』を取り上げます。
脚本;田口成光
特殊技術;高野宏一
音楽;菊池俊輔
監督;東條昭平
怪獣デザイン;米谷佳晃
◆兄嫁の茂子がPAT基地内に開店したスナックで働くナオキ。小学生の和也が学校でイジメに遭い、今日も負けて帰ってきた。ナオキは、また負けて帰ってきた和也に不満だった。ナオキは負けん気が強く、カッーとなると手が付けられない時がある。
ナオキは、小さい頃から兄・信也と二人だけで育ってきた。その思いがあるから、今のナオキには兄の敵討ちのことしか頭にない。亡き兄の一粒種・和也には、もっと強い男であってほしいと思っていた。
『俺がケンカに勝つ方法を教えてやる!』
そんなナオキのやり方に反対な男勝りの野村せつ子隊員は、ナオキとぶつかり合う。言い合いになった時に緊急指令のベルが鳴り、京浜工業地帯に怪獣チタンガーが出現したという知らせが入る。チタンガーは地球の小動物を怪獣化させたものではなく、アンチゴーネがグロース星で造った怪獣である。だから今までの怪獣よりも強い。
出撃する隊員たちを見て、一緒に連れて行ってほしいと懇願するナオキだが、岸隊長は断る。ナオキの目的が兄の復讐・敵討ちにあることが、岸隊長には解るからだ。
『我々はケンカをするためにいくのではない。人々を怪獣から守るために行くのだ』
PATは大型戦闘機ファイティングスターと小型戦闘機ジェットコンドルを出撃させる。ナオキは、急いでジャンセスナで離陸する。怪獣チタンガーは、ニホンザルのような赤ら顔の怪獣だった。ファイティングスターにPATミサイルを撃ち込まれ、右目を潰されたことに怒ったチタンガーは、口から火炎を吹いてファイティングスターを撃破する。
不時着した岸隊長と野村隊員は、地上攻撃に転じた。ナオキのジャンセスナが現場へ到着し、怪獣の周りを旋回しはじめる。右目が見えないことを知ったナオキは、怪獣の死角に回って攪乱しようとしていた。
飛び回るジャンセスナが邪魔をして、ジェットコンドルは怪獣へのミサイル攻撃ができずにいた。ナオキは、自分勝手な行動でPATの戦闘行為を妨害してしまっていた。
怪獣チタンガーは、ジャンセスナの動きに惑わされて退却していった。ナオキは、和也に強い自分を見せたい一心で無茶をした。それが周囲の人達の迷惑になって、やがて反感を買うことになって行く。それは、決して和也への教育にはならない。
協力・団結して怪獣を倒すことを、和也へ示さなければならない。和也の母・茂子が言う。
『和也はあなたが好きなの。あなたの行動がすべて正しいと思っているのよ』
茂子の言葉、せつ子の言葉が、心に引っかかるナオキ。
ふたたびチタンガーが出現し、PATは出撃していった。今度はスナックでじっと待つナオキ。しかし、よりによって岸隊長と野村隊員が乗るファイティングスターに、和也が無断で乗りこんでしまっていた。父の仇を取りたい一心で乗り込んだ和也。
連絡を聞いた和也は、ジャンセスナを離陸させる。
『和也の命は、オレが守る!』
ジェットコンドルが撃墜され、浜田・高井両隊員は脱出した。
ファイティングスターにも、チタンガーの火炎攻撃が迫り、右主翼に火がついてしまう。野村が脱出しようとするが、装置が故障して脱出不可能に。仕方なく、不時着を試みる岸隊長。
ファイティングスターの火災をみて、ナオキはジャンセスナを変化させた。
『ジャンファイト!』
ジャンボーグAになって不安定な飛行の巨大なファイティングスターをガッチリつかむと、安全な場所へ降ろして、消火液を吹きかけ主翼の火災を消した。チタンガーに向かって突進するジャンA。
チタンガーの火炎放射をバック転で避けると、ハンディングフラッシャー、ビームエメラルドを発射して、チタンガーを仕留めるのだった。無事だった4名のPAT隊員と和也は、ジャンボーグAの勝利を見届ける。
『ありがとう、ジャンボーグA!』
『和也君、こんなことは二度としないでね』
『うん。ボク、ジャンボーグのように強くなりたいんだ。そうだ!ナオキさんに教えてもらおう!』
どうやら和也は、ナオキに亡き父の面影を追い求めているようだ。PAT隊長だった強い男、父の姿を・・・。 (終わり)
★★★★★★★★★★★★
この回から、ジャンボーグAの声を担当しているのは子門真人氏。そう、唄も歌っているあの子門さん。1・2話は立花直樹氏が担当していた。
岸隊長役の大橋一元氏は、ウルトラセブン第36話でソガ隊員を裏切るヒロタ隊員を演じてました。
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遠い星から贈り物 ジャンボーグA
叫べ ナオキ ジャンファイト!
ヒーロー登場 ジャンボーグA ♬
第3話『倒せ怪獣!ジャンファイト』を取り上げます。
脚本;田口成光
特殊技術;高野宏一
音楽;菊池俊輔
監督;東條昭平
怪獣デザイン;米谷佳晃
◆兄嫁の茂子がPAT基地内に開店したスナックで働くナオキ。小学生の和也が学校でイジメに遭い、今日も負けて帰ってきた。ナオキは、また負けて帰ってきた和也に不満だった。ナオキは負けん気が強く、カッーとなると手が付けられない時がある。
ナオキは、小さい頃から兄・信也と二人だけで育ってきた。その思いがあるから、今のナオキには兄の敵討ちのことしか頭にない。亡き兄の一粒種・和也には、もっと強い男であってほしいと思っていた。
『俺がケンカに勝つ方法を教えてやる!』
そんなナオキのやり方に反対な男勝りの野村せつ子隊員は、ナオキとぶつかり合う。言い合いになった時に緊急指令のベルが鳴り、京浜工業地帯に怪獣チタンガーが出現したという知らせが入る。チタンガーは地球の小動物を怪獣化させたものではなく、アンチゴーネがグロース星で造った怪獣である。だから今までの怪獣よりも強い。
出撃する隊員たちを見て、一緒に連れて行ってほしいと懇願するナオキだが、岸隊長は断る。ナオキの目的が兄の復讐・敵討ちにあることが、岸隊長には解るからだ。
『我々はケンカをするためにいくのではない。人々を怪獣から守るために行くのだ』
PATは大型戦闘機ファイティングスターと小型戦闘機ジェットコンドルを出撃させる。ナオキは、急いでジャンセスナで離陸する。怪獣チタンガーは、ニホンザルのような赤ら顔の怪獣だった。ファイティングスターにPATミサイルを撃ち込まれ、右目を潰されたことに怒ったチタンガーは、口から火炎を吹いてファイティングスターを撃破する。
不時着した岸隊長と野村隊員は、地上攻撃に転じた。ナオキのジャンセスナが現場へ到着し、怪獣の周りを旋回しはじめる。右目が見えないことを知ったナオキは、怪獣の死角に回って攪乱しようとしていた。
飛び回るジャンセスナが邪魔をして、ジェットコンドルは怪獣へのミサイル攻撃ができずにいた。ナオキは、自分勝手な行動でPATの戦闘行為を妨害してしまっていた。
怪獣チタンガーは、ジャンセスナの動きに惑わされて退却していった。ナオキは、和也に強い自分を見せたい一心で無茶をした。それが周囲の人達の迷惑になって、やがて反感を買うことになって行く。それは、決して和也への教育にはならない。
協力・団結して怪獣を倒すことを、和也へ示さなければならない。和也の母・茂子が言う。
『和也はあなたが好きなの。あなたの行動がすべて正しいと思っているのよ』
茂子の言葉、せつ子の言葉が、心に引っかかるナオキ。
ふたたびチタンガーが出現し、PATは出撃していった。今度はスナックでじっと待つナオキ。しかし、よりによって岸隊長と野村隊員が乗るファイティングスターに、和也が無断で乗りこんでしまっていた。父の仇を取りたい一心で乗り込んだ和也。
連絡を聞いた和也は、ジャンセスナを離陸させる。
『和也の命は、オレが守る!』
ジェットコンドルが撃墜され、浜田・高井両隊員は脱出した。
ファイティングスターにも、チタンガーの火炎攻撃が迫り、右主翼に火がついてしまう。野村が脱出しようとするが、装置が故障して脱出不可能に。仕方なく、不時着を試みる岸隊長。
ファイティングスターの火災をみて、ナオキはジャンセスナを変化させた。
『ジャンファイト!』
ジャンボーグAになって不安定な飛行の巨大なファイティングスターをガッチリつかむと、安全な場所へ降ろして、消火液を吹きかけ主翼の火災を消した。チタンガーに向かって突進するジャンA。
チタンガーの火炎放射をバック転で避けると、ハンディングフラッシャー、ビームエメラルドを発射して、チタンガーを仕留めるのだった。無事だった4名のPAT隊員と和也は、ジャンボーグAの勝利を見届ける。
『ありがとう、ジャンボーグA!』
『和也君、こんなことは二度としないでね』
『うん。ボク、ジャンボーグのように強くなりたいんだ。そうだ!ナオキさんに教えてもらおう!』
どうやら和也は、ナオキに亡き父の面影を追い求めているようだ。PAT隊長だった強い男、父の姿を・・・。 (終わり)
★★★★★★★★★★★★
この回から、ジャンボーグAの声を担当しているのは子門真人氏。そう、唄も歌っているあの子門さん。1・2話は立花直樹氏が担当していた。
岸隊長役の大橋一元氏は、ウルトラセブン第36話でソガ隊員を裏切るヒロタ隊員を演じてました。
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