スーパーロボット レッドバロン(15)~ファイトレバー オン! [レッドバロン/デビラー編・2]
レッドサン 真心の色
レッドバロン スーパーロボット
敵のロボット踏みつぶし
メカロボットやっつけろ
エレクトリッガー1億ボルト
レッドバロンはスーパーロボット
◎第25話『レッドバロン7つの秘密』を取り上げます。
脚本;上原正三
音楽;ボブ佐久間
原案;渡辺一彦・斎藤汎司(日本テレビ)
特撮撮影;大岡新一
監督;鈴木俊継
◆『さすが、わが海底基地が総力を結集して造り上げただけのことはある。素晴らしい出来映えだ。私の命、キングデビラーと命名する』
レッドバロンがスカイシャークとの戦いで、かなりの痛手を受けているとみたデビラー博士は、自信を持って造り上げたキングデビラーで奇襲攻撃をしかけてきた。事前に探り出しておいたSSIの秘密基地を奇襲したが、中ははもぬけの殻であった。
SSIとレッドバロンはその頃、浜松にあるSSI秘密工場にあった。ニューバロンニウムによる装甲強化だけではなく、宇宙ロボットとの対戦に備えた7項目の強化策が着々となされていた。
矢沢博士による、レッドバロン7項目の強化策とは、
①バロンミサイル発射口をシャッター開閉式にして、0.7秒ある開口時間をゼロにする
②操縦席がある目の部分を20万度以上の高熱に耐える超強化ガラスに替える
③④はエレクトリッガーとバロンパンチの威力の倍増
⑤着脱式の新兵器ドリルアローを両肩に装備
⑥宇宙用ロケット弾を新たに装備
⑦スペースウィングスを背面に着装し、宇宙空間を飛行できるようにする
この7項目の設計図と内容をマイクフィルムに写したものを矢沢博士から渡された大郷キャップは、それを連絡用の時計の裏側に隠して、堀大作に管理を任せた。
『これをいつも肌身離さず、持っていろ』
その頃、堀大作の弟・大助とその友達に、新聞社の者だと名乗って近づく男がいた。
『“SSI隊員とその家族の生活と意見”を取材したいので、ケーキでも食べながら話を聞かせてもらおうかな!』
兄の大作がSSI隊員であることを知らない大助は、突然の話にビックリして半信半疑だ。大作兄チャンがSSI隊員だなんてカッコイイよ、ハチローとヨシ子は感心してしまう。3人が車に乗り込むところを、偶然目撃している人物がいた。
乗りこんだ車から白い煙が出たとき、何かおかしいと感じた水木刑事は、その車の右後輪のタイヤカバー付近に小型発信機を撃ち込むと、上司の熊野警部へ状況報告した。浜松の秘密工場付近にあるホテルを警戒しているマリと哲也の目に、ホテルの遊園地で遊ぶ大助達3人の姿が写る。
この浜松にいるわけがないと思いながら、大助達を探しまわるマリと哲也。大草山展望台行きロープウェイに乗りこんだマリ。動き出したロープウェイの客は、全員メカロボに変身した。その中に男が一人、新聞記者と偽って大助に近づいた男だった。
『お前達は、何故浜松にいる?ここで何をしている?言え!』
マリはロープウェイの中で拷問を受けて、気を失ってしまう。一方、大作の目の前を、メカロボに車で連れ去られていく弟・大助達3人を見かける。ジープで後を追う大作。
水木刑事から連絡を受けた熊野警部は自転車で?浜松にやってきたら、メカロボをジープで追いかける大作を見かける。大作のジープは、広大な砂丘でメカロボの車に追いつき、メカロボは大助達を置いて逃げて行く。だが、これはワナであった。
堀大作に合流した熊野警部は、反撃して来たメカロボを追い返して大助達3人を助けるが、深追いした大作は砂丘に足を取られて、ズルズルとアリ地獄のように引き込まれ、遂に姿が見えなくなってしまう。
救助されたマリの報告で、デビラーが浜松に来ていることを知る大郷キャップ。ホテルに滞在していた矢沢博士が襲われ、レッドバロンの強化策が書かれた書類を奪われてしまう。
幸いにも、矢沢博士は無事であったため、まだ手を付けてない目の部分とミサイル発射口の強化策は、引き続き行われることになった。この浜松付近で、レッドバロンの強化作業中であることを知ったデビラーは、自らがリモコンを操作し、キングデビラーを出撃させるのだった。
まだ2か所の改造が終わってないが、今ここで浜松秘密工場を破壊されてはおしまいだ。大郷キャップは博士に了承してもらい、改造途中のレッドバロンを出撃させるよう、健に命令する。
『ヤラレに出てきたか、レッドバロン。今日こそ決着を付けてやるぞ!』
デビラーは自分の名を被せたロボットに自信を持っている。両腕の先にはトゲの付いた鉄球があり、それを左右交互に飛ばしてレッドバロンに打撃を与えるキングデビラー。左手の鉄球がバロンの左胸を直撃し、補修した左肩から胸にかけての装甲が破壊されてしまった。
大郷キャップは、健に引き上げるよう命令した。秘密基地の入り口が開いて、むこうを向いて足から降りて行くレッドバロン。だが、秘密基地の入り口が閉まったところをキングデビラーに攻撃され、中から再びレッドバロンが、こちらを向いて飛びあがって出てきた。
地上に降りて戦闘態勢のレッドバロンに、キングデビラーの必殺兵器・ヘッドギロチンがレッドバロンを襲う。頭部に付いた自由の女神の王冠のような形の物体がロケット噴射で飛んで行くと、レッドバロンの首は一撃でボディから削げ落ち、ゴロンと地上に転がった。
間髪を入れずに、左右の腕からトゲ付きの鉄球が交互に飛んで行き、レッドバロンのボディを直撃してへこませ、バロンは背中から倒れて大爆発を起こしてしまう。あっという間の出来事に、地上で見ていた熊野警部とマリ、鉄也、大助達3人は、茫然としてしまう。
『鉄面党は勝利した。デビラーは勝ったぞ!ハハハハ・・・』
勝ち誇ったように飛び去っていくキングデビラー。どうした!レッドバロン。(つづく)
★★★★★★★★★★★★
新聞社の者と名乗って大助達3人に近づく男は、はじめて素顔をさらすデビラー博士役の伊海田 弘氏だ。デビラー博士は、長めの白髪頭に白い髭と薄く目が判るサングラスをかけている。
こんなにも違うものかと思うほど、素顔とはまったく違う印象になっている。よく化けたものである。
デビラー総統は、「笑っていいとも」に出ていた「ドン川上」にも似ている(笑)
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レッドバロン スーパーロボット
敵のロボット踏みつぶし
メカロボットやっつけろ
エレクトリッガー1億ボルト
レッドバロンはスーパーロボット
◎第25話『レッドバロン7つの秘密』を取り上げます。
脚本;上原正三
音楽;ボブ佐久間
原案;渡辺一彦・斎藤汎司(日本テレビ)
特撮撮影;大岡新一
監督;鈴木俊継
◆『さすが、わが海底基地が総力を結集して造り上げただけのことはある。素晴らしい出来映えだ。私の命、キングデビラーと命名する』
レッドバロンがスカイシャークとの戦いで、かなりの痛手を受けているとみたデビラー博士は、自信を持って造り上げたキングデビラーで奇襲攻撃をしかけてきた。事前に探り出しておいたSSIの秘密基地を奇襲したが、中ははもぬけの殻であった。
SSIとレッドバロンはその頃、浜松にあるSSI秘密工場にあった。ニューバロンニウムによる装甲強化だけではなく、宇宙ロボットとの対戦に備えた7項目の強化策が着々となされていた。
矢沢博士による、レッドバロン7項目の強化策とは、
①バロンミサイル発射口をシャッター開閉式にして、0.7秒ある開口時間をゼロにする
②操縦席がある目の部分を20万度以上の高熱に耐える超強化ガラスに替える
③④はエレクトリッガーとバロンパンチの威力の倍増
⑤着脱式の新兵器ドリルアローを両肩に装備
⑥宇宙用ロケット弾を新たに装備
⑦スペースウィングスを背面に着装し、宇宙空間を飛行できるようにする
この7項目の設計図と内容をマイクフィルムに写したものを矢沢博士から渡された大郷キャップは、それを連絡用の時計の裏側に隠して、堀大作に管理を任せた。
『これをいつも肌身離さず、持っていろ』
その頃、堀大作の弟・大助とその友達に、新聞社の者だと名乗って近づく男がいた。
『“SSI隊員とその家族の生活と意見”を取材したいので、ケーキでも食べながら話を聞かせてもらおうかな!』
兄の大作がSSI隊員であることを知らない大助は、突然の話にビックリして半信半疑だ。大作兄チャンがSSI隊員だなんてカッコイイよ、ハチローとヨシ子は感心してしまう。3人が車に乗り込むところを、偶然目撃している人物がいた。
乗りこんだ車から白い煙が出たとき、何かおかしいと感じた水木刑事は、その車の右後輪のタイヤカバー付近に小型発信機を撃ち込むと、上司の熊野警部へ状況報告した。浜松の秘密工場付近にあるホテルを警戒しているマリと哲也の目に、ホテルの遊園地で遊ぶ大助達3人の姿が写る。
この浜松にいるわけがないと思いながら、大助達を探しまわるマリと哲也。大草山展望台行きロープウェイに乗りこんだマリ。動き出したロープウェイの客は、全員メカロボに変身した。その中に男が一人、新聞記者と偽って大助に近づいた男だった。
『お前達は、何故浜松にいる?ここで何をしている?言え!』
マリはロープウェイの中で拷問を受けて、気を失ってしまう。一方、大作の目の前を、メカロボに車で連れ去られていく弟・大助達3人を見かける。ジープで後を追う大作。
水木刑事から連絡を受けた熊野警部は自転車で?浜松にやってきたら、メカロボをジープで追いかける大作を見かける。大作のジープは、広大な砂丘でメカロボの車に追いつき、メカロボは大助達を置いて逃げて行く。だが、これはワナであった。
堀大作に合流した熊野警部は、反撃して来たメカロボを追い返して大助達3人を助けるが、深追いした大作は砂丘に足を取られて、ズルズルとアリ地獄のように引き込まれ、遂に姿が見えなくなってしまう。
救助されたマリの報告で、デビラーが浜松に来ていることを知る大郷キャップ。ホテルに滞在していた矢沢博士が襲われ、レッドバロンの強化策が書かれた書類を奪われてしまう。
幸いにも、矢沢博士は無事であったため、まだ手を付けてない目の部分とミサイル発射口の強化策は、引き続き行われることになった。この浜松付近で、レッドバロンの強化作業中であることを知ったデビラーは、自らがリモコンを操作し、キングデビラーを出撃させるのだった。
まだ2か所の改造が終わってないが、今ここで浜松秘密工場を破壊されてはおしまいだ。大郷キャップは博士に了承してもらい、改造途中のレッドバロンを出撃させるよう、健に命令する。
『ヤラレに出てきたか、レッドバロン。今日こそ決着を付けてやるぞ!』
デビラーは自分の名を被せたロボットに自信を持っている。両腕の先にはトゲの付いた鉄球があり、それを左右交互に飛ばしてレッドバロンに打撃を与えるキングデビラー。左手の鉄球がバロンの左胸を直撃し、補修した左肩から胸にかけての装甲が破壊されてしまった。
大郷キャップは、健に引き上げるよう命令した。秘密基地の入り口が開いて、むこうを向いて足から降りて行くレッドバロン。だが、秘密基地の入り口が閉まったところをキングデビラーに攻撃され、中から再びレッドバロンが、こちらを向いて飛びあがって出てきた。
地上に降りて戦闘態勢のレッドバロンに、キングデビラーの必殺兵器・ヘッドギロチンがレッドバロンを襲う。頭部に付いた自由の女神の王冠のような形の物体がロケット噴射で飛んで行くと、レッドバロンの首は一撃でボディから削げ落ち、ゴロンと地上に転がった。
間髪を入れずに、左右の腕からトゲ付きの鉄球が交互に飛んで行き、レッドバロンのボディを直撃してへこませ、バロンは背中から倒れて大爆発を起こしてしまう。あっという間の出来事に、地上で見ていた熊野警部とマリ、鉄也、大助達3人は、茫然としてしまう。
『鉄面党は勝利した。デビラーは勝ったぞ!ハハハハ・・・』
勝ち誇ったように飛び去っていくキングデビラー。どうした!レッドバロン。(つづく)
★★★★★★★★★★★★
新聞社の者と名乗って大助達3人に近づく男は、はじめて素顔をさらすデビラー博士役の伊海田 弘氏だ。デビラー博士は、長めの白髪頭に白い髭と薄く目が判るサングラスをかけている。
こんなにも違うものかと思うほど、素顔とはまったく違う印象になっている。よく化けたものである。
デビラー総統は、「笑っていいとも」に出ていた「ドン川上」にも似ている(笑)
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