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仮面ライダー(ゲルショッカー編)ドラマ3 [ライダー1号/ゲルショッカー編]

 台地を蹴って ライダージャンプ!
 空中回転 大風車
 稲妻を呼ぶ ライダーキック!
 敵を倒した ライダーチョップ!
 ウォーウォーライダー 仮面ライダー

★★★★★★★★★★★★
《第89話 恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;石森史郎
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;岡田 勝
監督;山田 稔

◆天気の良い日、男女4人の青年たちが多摩川の川辺で散策をしていると、カナリアの声がしている。一人が黄色いカナリアを捕まえてみると、鳴き声が少し変わっている。

やがてその鳴き声は、青年たちの頭脳を狂わせる音へと変わる。頭を抱えてバタバタと倒れる青年たち。数時間後、青年たちは首を毒牙に噛まれた死体で発見される。

少年ライダー隊本部の窓ぎわにも、黄色いカナリアが止まっている。滝隊長がそれを捕まえたので、立花会長が鳥かごを持ってきて飼うことになった。ユリ、ヨッコ、チョコの女性スタッフも喜んでいたが、このカナリア、少し変わった鳴き声で鳴く。

やがて頭を抱えてバタバタと倒れるライダー隊スタッフたち。滝隊長が頭を抱えながら救急車を呼ぼうと電話をかけようとした時、鳥かごが爆発して怪人カナリコブラが出現した。
『(怪人の鳴き声)ビュラビュラ~!カナリコブラの威力を思い知ったか!』

殺人音波で人の頭脳を狂わせる怪人カナリコブラ。本郷猛が本部に帰って来て、カナリコブラと戦う。滝も応戦して怪人に向かっていく。狭い本部から、外へと逃げだす二人。
『ライダー変身!』

本郷はライダーに変身してカナリコブラと、滝はゲルショッカー戦闘員達を相手に戦う。カナリコブラのもうひとつの武器は、右手のコブラハンドだ。猛毒のあるキバで噛みつかれたら、人間などひとたまりもない。

カナリコブラは、右手のコブラハンドを長く伸ばして、ライダーの首に巻き締め付けてきたが、反対方向に回転して巻き付いたコブラハンドを解いたライダーは、ヒザ蹴りでコブラハンドを破壊してしまう。カナリコブラは右手を破壊されたが、本郷もまた、左足を負傷してしまった。

ライダー隊本部のスタッフ達は、殺人音波による負傷もなく全員無事だった。立花会長は、恐ろしい殺人超音波のことをマスコミで告知して、危険を知らせようと提案した。だがライダー隊員太郎君の家に、怪しいカナリアがいたことを伝書鳩で知らせてきた。

急いで太郎君の家へ向かう本郷猛。途中で太郎君と母親を連れているカナリコブラに出会った本郷は、二人を助けると、あとから来た滝に預けた。本郷はライダーに変身してカナリコブラに対峙する。だが奴の右手は鋼鉄のコブラハンドに改造されていた。

しかも、パワーアップされたカナリコブラに突然助っ人が出現、ネズミの頭で脇の下にコンドルの羽根を持った新怪人ネズコンドルだ。ダブル怪人対ライダーでは、がぜん不利だ。鋼鉄の右手に改造されたカナリコブラは、一人でライダーを倒すと息巻いていたので、ネズコンドルは高みの見物をしている。

鋼鉄のコブラハンドがライダーの右手にかみつき、危うしライダー。そこに滝和也が後ろからキックを浴びせて、窮地を脱するライダー。ライダーパンチを浴びせたあと、ライダー月面キックがヒットして、カナリコブラは大爆発して死んだ。

一方、滝はネズコンドルと戦っていたが、飛行機投げを食らって空中高く投げ飛ばされてしまう。危うし滝和也! (つづく)

[次回予告・・・
コンドルと合体しネズコンドルに生まれ変わった小さなハツカネズミよ。お前の持つペスト菌と鋭いカミソリのようなツバサで、仮面ライダーを倒すのだ。諸君、恐怖のペット作戦第二弾、ライダーSOSでまた会おう!(首領の声でナレーション)]


★★★★★★★★★★★★
今回からOPが「ライダーアクション」に、EDは「ロンリー仮面ライダー」替わっている。歌手は同じだが、歌手名が藤 浩一から子門真人に変わっている。聞きなれた主題歌「レッツゴーライダーキック」は、怪人対ライダーの対決シーンで、歌入りが流れていた。
脚本の「石森史郎」は史郎と書いて「ふみお」と読む。石ノ森章太郎のペンネームかと思っていたが、まったくの別人。北海道出身。特撮関係では仮面ライダーの他に、ウルトラマンAやザ・カゲスターの脚本も執筆している。



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