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スーパーロボット レッドバロン(5)~ファイトレバー オン! [レッドバロン/デビラー編・1]

 ぼくらの地球は美しい
 鉄面党にゃ渡せな~あい♬
 平和を愛する心には
 鉄面党が許せなぁ~い~♬
 
第6話『レッドバロン戦斗不能』を取り上げます。

脚本;藤川桂介
音楽;ボブ佐久間
原案;渡辺一彦・斎藤汎司(日本テレビ) 
監督;外山 徹
特撮撮影;大岡新一

◆ロボット帝国を築いて日本征服を企むデビラー博士は、大野博士邸の爆破予告をしてきた。ロボット工学研究の大野グループの一員である森 英世博士邸も狙われているとみたSSIの大郷チーフは、健と鉄也を森邸に差し向けるが、すでにデビラーの部下であるサングラスの男が侵入し、森博士は人質となっていた。

それを見た健と鉄也は、抵抗できずに捕らえられてしまう。サングラスの男が、レッドバロンを呼び出すように、健に指示する。そのあと腕時計型命令装置(ブレスレット)を健から奪った男は、飛んできたレッドバロンを海底に沈めてしまおうと、海へ行くようブレスレットに向かって命令した。

だが声紋が一致しないため、命令を受け付けないレッドバロン。地上に降りたレッドバロンは、仁王立ちのまま動かない。しかたなくサングラスの男は、バイキング三世にレッドバロンを破壊させようと、ロボットを無線で呼びよせる。

操縦者のいないレッドバロンに、バイキング三世が襲いかかる。右手は巨大な剣、左手は敵の攻撃を封じる盾になっているバイキング三世。右手の剣でレッドバロンを何度も何度も切りつけるバイキング三世だったが、特殊合金バロニウムで造られたレッドバロンのボディには傷ひとつ付かない。バイキング三世は体当たりを食らわせて、レッドバロンを倒してしまう。

健に連絡を取るも、健から返ってくる答えがおかしい。大郷チーフは健と鉄也に異変があったことを悟り、援護する為にマリと大作を連れて森邸へ急行する。だが森邸の室内に入った途端、隠れていた鉄面党に3人とも捕らえられてしまう。

森博士とSSIの5人全員が捕らわれの身となって、後ろ手にロープで縛られ監禁されてしまう。時限爆弾を仕掛けたあと、悠々と森邸を去っていく鉄面党。
『我々が手を下さなくても、時限爆弾がお前達を消してくれるわ!ハハハハ』

健が、隣にいる大郷チーフのロープを噛み切ろうとする。鉄也が、マリのロープを噛み切ろうとする。だが上手くいかず、時間だけが過ぎていく。タイムリミットまで、あとわずかしかない。皆の額に汗が浮く。だが鉄面党の去った森邸に自転車刑事の熊野警部が現れ、室内で縛られている森博士とSSIの5人を発見、救出する。

ジープで、急ぎレッドバロンを助けにいく紅健。熊野警部に助けられたことを知らない鉄面党は、レッドバロンを破壊することに集中していた。最初に現場に着いた健だったが、ブレスレットが無いためレッドバロンに命令が出せない。

SSIと鉄面党戦闘員は格闘となり、熊野警部がサングラスの男と格闘の末、ブレスレットを見事に取り返す。警部がブレスレットを健に放り投げると、見事にキャッチする健。
『警部、サンキュー!』

ブレスレットに向かって健の声が響く!
『レッドバロン、来い!』

立ち上がったレッドバロンの左足にある入口から入り、エレベーターで操縦室へ向かうと、スタンバイする健。
『ファイトレバー オン!』

さぁ、バイキング三世と対決だ。ヒトで言うならノドぼとけの辺り、そこにある発射口からバロンビームを発射して、バイキング三世の右手にある剣を破壊した。強烈なパンチの一撃が、今度は左手の盾を破壊した。

もはや丘に上がったカッパのごとく、戦意喪失のバイキング三世。健は必殺のエレクトリッガーを発射、大爆発するバイキング三世。

今回は熊野警部のおかげで、事件が解決したようだものだ。
『健、神様仏様にお茶を一服差し上げなさい』

大郷自動車修理工場に顔を出した熊野警部に、笑いながらも心から感謝の意を表す大郷チーフと紅健であった。 (つづく)


★★★★★★★★★★★★
今回のマリは、いつものミニスカートではなく、パンツスーツ姿で登場。まぁ、何を着てもカワイイことに変わりはないのだが・・・。デビラーはいい所を突いてきた。レッドバロンだけでなく、操縦者の紅健を倒してしまえという指示を出していたのだ。せっかくSSIの5人全員を生け捕りにしたのに、その場ですぐ処置しなかったのは、鉄面党最大の失敗であった。



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