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ウルトラマンエース(2) [ウルトラマンA・ドラマ1]

 遠く輝く夜空の星に
 ぼくらの願いがとどく時
 銀河連邦はるかに超えて
 光と共にやってくる

今回は、第3話 『燃えろ!超獣地獄』を取りあげます。

脚本;田口成光  
監督;山際永三
特殊技術;佐川和夫
ナレーター;岸田 森

◆TACとは、超獣攻撃隊のことである。南夕子隊員はタックアローに乗り、ひとりでパトロールに出発した。鬼が岳付近を飛行中に、黄色い帽子をかぶった少年が吊り橋で手を振っているのを南隊員は目撃する。思わず手を振り返して応える夕子。

その時、突然空が割れて、赤い裂け目から超獣が出現した。近くを飛んでいた旅客機が、その超獣のミサイル攻撃を受けて撃墜されてしまう。南隊員は超獣を攻撃しようとしたが、吊り橋に少年がいるのでためらってしまう。超獣は少年のいる吊り橋をたたき壊したあと、空の裂け目の中へと消えてしまう。

TAC隊員たちは旅客機墜落現場に行き、そこで南隊員に事情聴取する。少年が黄色い帽子を被っていたことを聞きだしたものの、隊長は南隊員を1週間の謹慎処分に処した。だが他の隊員が引き上げたあとも、北斗隊員はひとりで現場付近を捜索し、河原に落ちていた黄色い帽子を発見する。

北斗は南隊員の汚名を晴らすため、帽子に書かれた中森史郎という名の少年を探すべく、川の近くの民家を探しに行く。老夫婦の住む家に史郎少年も一緒に住んでいることを、突き止める北斗。だが、この家で酒をふるまわれ、勤務中でありながら北斗は酒を飲んでしまう。

そこに史郎少年が帰宅するが、北斗が少年に問いかけると、タックアローは見たが、超獣など見たことも無いと言う。しかも史郎少年は、北斗のタックガンをベルトから抜いて、北斗に向かって発砲する。身をかわした北斗は事無きを得たが、疑問に思う北斗。
『安全装置をかけておいたはずなのに・・・』

史郎少年宅から引き上げて帰投中の北斗は、タックアローの燃料がカラになっていることに気付く。これは南隊員が乗ってきたアローで、燃料は満タンにしてあるはずだ。しかたなく本部に連絡したあと、不時着するアロー。

だが着地点近くの交番で北斗の飲酒運転が露顕し、交番からTACに電話が入る。竜隊長から1週間の謹慎処分が下るが、北斗は叱られながらも、割れる空を目撃したこと、帽子の少年が何かを隠していることを、竜隊長に伝える。あの少年を探すため、謹慎中の北斗は走行中のバイクを止めて借り受け、先程訪問した民家へと向かった。

竜隊長たちは、南・北斗の両名が見た「空が割れる」という現象を調査する目的で、谷間の現場へ、タックファルコンで飛んだ。タックファルコンは、タックアローを格納している大型戦闘機である。現場に行くと、老夫婦のいる民家が火事なっていて、中で老夫婦が殺害されていた。

あの少年はヤプールが送りこんだ一角超獣バキシムで、用の無くなった老夫婦を殺害したのだった。民家で竜隊長たちと合流した北斗は、全員で少年を探す。だが少年はタックファルコンに火を付けて、火事にしてしまう。

北斗の謹慎を解いた竜隊長は、ファルコンの中に積んであるタックアローを飛ばして守るよう命令する。少年を見つけた竜隊長たちは、少年を墓地に追い詰めるが、少年はそこで超獣バキシムに変身すると、逆に襲ってきた。北斗は燃えるファルコンの格納庫からタックアローを発射させると、バキシムに向かい攻撃を仕掛ける。

だがヤプールの目標は、もぬけのカラのTAC基地に照準を合わせていた。バキシムは空を割って姿を消すと、TAC基地付近に出現した。基地には美川隊員と南隊員が残っている。本部が攻撃を受けていることを、美川隊員は竜隊長に連絡すると、南隊員の謹慎を解いてタックアローで出撃させた。

竜隊長の指示で、北斗の乗るタックアローは本部へと向かう。美川隊員は地上からエレクトロガンで攻撃をするが、超獣の足は止まらない。南隊員の乗るアローと北斗のアローが合流して、バキシムにロケット弾攻撃を仕掛ける。だが、バキシムの鼻先から出たロケット弾が南隊員のアローに被弾し、窮地に陥る。

その時、ふたりのリングが光る。ふたりはそれぞれのアローから同時に脱出すると、空中で変身。
『フライングタッチ!』

ウルトラマンエース登場!富士山を背景に、エースとバキシムの戦いが始まる。バキシムの両手から出す火焔攻撃を、バリヤーで防ぐエース。バキシムは頭の巨大な一角をミサイルのようにエースにむかって飛ばす。が、エースはそれを破壊すると、八つ裂き光輪を放ってバキシムの首を切り落とした。真っ赤な切り口をさらして、バキシムの巨体から首が飛んで落ちた。

バキシムに変身した史郎少年は老夫婦の本当の孫だが、バキシムが谷間に出現する3日前に、東京で両親と共に謎の事故死を遂げていたことが分った。侵略者はどんな方法で襲ってくるか分らない。竜隊長以下全隊員は、改めて襟を正すのだった。(おわり)


★★★★★★★★★★★★
山中隊員がうるさい奴だ、役柄だとは思うけど。逆に竜隊長は隊員を信頼しているのだろう、いつも穏やかだ。叱られていても怖くない(笑)。北斗は勤務中だと言いながらも酒を飲んでしまう、自制心の無いやっちゃ!(笑)



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