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帰ってきたウルトラマン(45) ~座談会;振り返ってみたウルトラマン/ロボネズ・メシエ星雲人の巻 [新マン座談会・3]

ウルトラマンのスーツアクター・きくち英一氏が、聞き手の某映画監督とふたりでビデオを見て、当時の記憶を思い出しながら各話のエピソードを語るシリーズ。
第27弾は、怪獣ロボネズとの戦いで左腕を負傷しながらも勝利するウルトラマン。だが、その翌日から郷秀樹の周囲で事件が多発する。同じ頃、次郎のクラスに白鳥エリカと名乗る少女が転校してくる。エリカは次郎に万年筆をプレゼントするが、それは時限爆弾だった・・・。第45話『郷秀樹を暗殺せよ!』を取り上げます。

脚本;斎藤正夫、 監督;鍛冶 昇、 特殊技術;佐川和夫

◆ネズミ怪獣ロボネズがコンビナートを襲撃するが、MATとウルトラマンの活躍により怪獣は倒された。ウルトラマンはロボネズとの戦いで左腕をかまれ、負傷していた。郷は医師から安静を言い渡され、楽しみにしていた旅行を急きょ中止する。

だが、郷が乗るはずだった旅客機が爆発するという事件が起こる。同じ頃、次郎のクラスに白鳥エリカと名乗る美少女が転校してきた。彼女は次郎に万年筆をプレゼントするが、それが時限爆弾であることを見抜いた郷の機転で事なきを得る。

郷の周辺で起こる怪事件と白鳥エリカとが関係していることをつかんだMATは、エリカを捕まえる。驚いたことに、彼女の正体は白鳥座61番星人であり、郷秀樹暗殺を狙うメシエ星雲人に操られて地球にやって来たことが判明する・・・。


★★★★★★★★★★★★
聞き手;
「このメシエ星雲人が、遠矢さんなんですか?」

きくち氏;
「いや、遠矢じゃない。高山っていう奴。細い奴でね」

聞き手;
「どんな人だったんですか?」

きくち氏;
「事務所の新人だったんです。あんまりアクション上手くなかったですね。実はスーツがあまりに細くて遠矢が入れなかったんで、急きょ彼に入らせたんです」

聞き手;
「このマヌケさが、本当におかしかった。この人は、他にも入られたんですか?」

きくち氏;
「一本だけだね(笑)」

《宇宙人、走りながら無意識にマスクのズレを直す》
聞き手;
「あ~、マスク直してる!計算してできる動きじゃないですね。なんか変ですよね」

きくち氏;
「監督もね、あきらめちゃって、『もう何でもいいから、とにかく動け!』ってね(笑)」

聞き手;
「この星人、とにかくやることがセコい。ヌイグルミは怖いですよ。中に入っている人の性格が出るもんだから。きくちさん、相手するのが難しくなかったですか?」

きくち氏;
「うん、まぁ気が合わないからね。そんなことも言ってられないけど、彼も慣れてないんで、靴の先っぽで“みぞおち”を蹴られたな。これが本当に苦しいんです。一応手でガードはしていますが、やっぱり入っちゃったね」

聞き手;
「このあとのメシエ星雲人の反撃がスゴイ。左手を執拗に攻めるんです。ウルトラマンに弱点を作ってそこを攻撃するのは、宇宙人らしい作戦ですね」

きくち氏;
「プロレスみたいだ」

聞き手;
「やれと言われてできる動きじゃないですね。最低(?)の中にも、一筋の光明があります」

きくち氏;
「そうかなぁ(笑)」


★★★★★★★★★★★★
ウルトラマンがウルトラブレスレットを使ってロボネズを倒すが、倒されたロボネズの全身が機械でできた骨格に変化するシーンが印象に残っている。肉のついたロボネズの姿よりも骨格化した方がカッコ良く、ステゴンではないが、骨格化した姿の方を本体にできればいいのにと思ってしまう、ロボット怪獣である。

それに引き替え、メシエ星雲人は不格好で良い所無し。身体に対して顔がデカすぎる(笑)。なぜか福耳だし(笑)。映画評論家の故・水野晴郎さんか?(笑)


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