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インドの山奥で修業した男!レインボーマン(8)~キャッツアイ作戦編~ [レインボーマン・ドラマ]

第8話《ひとりぼっちの戦い》

原作;川内康範
脚本;伊東恒久
特殊技術;有川貞昌
監督;山田 健

夜になり家へ帰る途中で、タケシは死ね死ね団に囲まれてしまう。タケシはとっさにレインボーマンに変身すると、ナイフで襲ってくる戦闘員たちと格闘になった。

なかなかタケシにとどめをさせないとみると、女性幹部のダイアナは、レインボーマンの目を狙って目つぶし弾・アイパンチを撃った。

目をやられて思うように戦えないレインボーマンはダッシュ・6に化身すると、疾風土煙火の術(しっぷうどえんかのじゅつ)で地中深く潜り、この窮地を脱出することに成功する。

堀田の店に行き目を洗っていたタケシは、堀田に死ね死ね団の陰謀を話すが信じてくれない。タケシひとりだけが知っている死ね死ね団の陰謀。証拠が無い限り誰に話そうとも信用されないことは、タケシにも解っていた。

目をやられて顔が腫れあがった姿で帰ってきたタケシをみて、母・たみや妹・みゆきは今までに見せたことの無かったタケシのこの行動を心配する。

死ね死ね団はキャッツアイ作戦を実行するために、何でもやった。死ね死ね団のお面を被ったまま『目標1万店!おめん屋』という看板を出して屋台のおでん屋をやり、酒の中にキャッツアイ薬を入れて屋台に来る客に飲ませていた。

「たった一夜のうちに62名もの自殺者が出た」と、翌朝の新聞は書き立てた。ある日、どんぐり園で事件が起こる。淑江と子供たちが、サラリーマン姿の狂人に襲われたのだ。首を絞められて危ない所をタケシに助けられた淑江。

タケシに背負い投げされて動かなくなった男は、しばらくすると両目がネコの目のように光り、やがて死んだ。今までのことを淑江に話すが、信じてもらえない。タケシは心がくじけそうになってしまう。

公園で人々は楽しそうに、平和なひと時を過ごしている。だが自分の肩にこの人達の運命がかかっていると思うと、その重さに押しつぶされそうになり、タケシは落ち込んだ。その時である。虹色の球が彼方より飛んで来て、ダイバダッタが現れた。

『その苦しみには耐えねばならぬ。だが、みんながお前を必要としている。勇気を出して、己の信じる道をつらぬくのじゃ!』

いま死ね死ね団の陰謀を知っているのは、俺ひとりなんだ。「負けるものか!」とタケシは心を強く持った。
『ありがとう、お師匠。もう少しで俺はくじけるところだった』

公園でキャッツアイ入りの飲料水を配布しているダイアナは、タケシを見つけると女団員にワナを張らせた。工事現場に誘導されたタケシは逃げ場の無い地下室に誘い込まれ、上から鉄骨柱数十本を投げ落とされてしまう。  (つづく)


★★★★★★★★★★★★
子供にとっては、派手な超人が頻繁に出てくる方が面白いにきまっている。大人になってレインボーマンを見てみると、脚本がしっかりしており、むやみに超人を出すことをしないドラマ内容は、子供には今ひとつ面白くないといえそうだ。

最初の頃は光線技も出さず、素手で戦うレインボーマンには、視聴率は苦戦しただろう。だが、子供に媚びないドラマ作りをした川内康範先生は、結果的に良いドラマを創り上げたといえるのではないだろうか。



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