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インドの山奥で修業した男!レインボーマン(7)~キャッツアイ作戦編~ [レインボーマン・ドラマ]

第7話《キャッツアイ作戦上陸す》

原作;川内康範
脚本;伊東恒久
特殊技術;有川貞昌
監督;長野 卓

レインボーマンを殺すべく、部下を巻き添えにしてマカオの秘密基地を爆破したミスターKは、日本人皆殺し作戦を実行に移すべく、死ね死ね団一味とともに潜水艦で一路日本へ向かっていた。

一方、レインボーマンとロコは基地大爆発の直前に脱出し、ロコの姉の墓の前にいた。姉を失い、みなし児になってしまったロコを家族として迎えようと日本へ誘ったタケシだったが、死んだ姉ひとり残しては行けないと涙ながらに断るロコだった。

連絡先を書いて、何かあれば日本にいる自分を頼るようにとロコに話をすると、タケシはダッシュ・7になって日本へと戻ってきた。日本へ着いてどんぐり園に行こうと街中を歩いていたタケシは、狂った様子の男に突然襲われる。

男はそのあと、走ってきた車に自分から飛び込んで死んでしまう。タケシの足元には、「ケイ」と書かれたスナックのマッチが落ちていた。

タケシの恋人淑江とその父・レスキの正造が経営する「どんぐり園」では、借金返済日が来ても返済できず、「どんぐり園」を手放す意志を固めた淑江と正造だった。

そこにタケシが現れ、マカオの賭け試合で手にした1万ドルをそっくり借金返済に充てたため、どんぐり園は手放さずに済んだのだった。妹の足の手術費に充てるようにと断った淑江だが、子供たちの為にどんぐり園は残さないといけないと、タケシの心は決まっていた。

今まで何の連絡もせずに家を空けていたタケシを、母・たみはなじった。レインボーマンとしての自分の活動を話すことができないタケシは、マカオへ行きレスリングの試合に勝って手にした1万ドルでどんぐり園を救った話をして、母の不信を解くのだった。

そして、ちょうど学校から帰ってその話を聞いてしまった妹・みゆきに、謝るタケシだった。ミスターKは日本に上陸するとすぐ、キャッツアイ作戦を実行に移すべく男隊員・女隊員にノルマを課して、日本人殺害を命令した。飲んだ人間は狂人になってしまう薬・キャッツアイ。

これを日本人に飲ませて日本国の壊滅を図るキャッツアイ作戦が、遂に始まった。タケシが狂人に襲われた時に拾ったマッチこそ、キャッツアイ作戦が行われている店のマッチだったのである。

タケシは妹の手術費を稼ぐために、先輩・堀田の店でしばらく働かせてもらおうと思った。堀田の経営するガソリンスタンドに行き、そこでタケシは謎の大量自殺事件の新聞記事を目にする。

とっさに自分が遭遇した狂人のことを思い出し、拾ったマッチの絵柄が記事の写真と同じであることを確認する。掘田に死ね死ね団の企みを話している最中に車が入ってくるが、偶然にもその車にはミスターKが乗っていた。

ミスターKは店から出てくるタケシの姿を見つけると、ガソリンを入れずにすぐに車を出させた。
『あの若造、生きてやがったのか。』

幹部のダイアナに、タケシ殺害命令をだすミスターK。店が閉まった後の夜の街を家路へ向かうタケシに、死ね死ね団の魔の手が迫ろうとしていた。  (つづく)


★★★★★★★★★★★★
今回はダッシュ・7しか出てこない回だった。マカオ編が終わり、レインボーマンVS死ね死ね団の死闘は、日本に舞台を移して行われることになる。どんぐり園を救うために、タケシがマカオの賭け試合で勝った1万ドルの札束を出すシーンで、『1万ドルって、いくらだ?』と聞いた男に、

淑江が『308万円よ』と答える。当時1ドル=308円と円の価値はとんでもない程安かった。この頃の日本国の円は、まだまだ世界経済に通用しない弱小通貨だったことがよくわかる。今の日本は、当時と比べて3倍もの価値ある国へと成長していた!



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