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異星人来訪の証拠・4 [UFOと宇宙人3]

古代宇宙飛行士説の支持者は、異星人がその見事な建造物を造ったのではなく、我々の祖先に何らかの技術的な知識や道具を与えたのだと考えている。

作家で精密工学技術者のクリストファー・ダン氏は、古代エジプト人が建設に使った道具について、数十年研究している。エジプト人学者によれば、古代エジプト人は単純な道具を持って、非常に硬い閃緑岩や花崗岩に穴を開ける仕事をしていたという話をする。

しかし、ダン氏が実際にエジプトの遺跡に行き、数年間かけて集めた調査では、彼等が単純な道具しか持っていなかったという説にそれは反するものであった。

ギザから数キロ北の地点を調査している時、そこで深い切り込みの入った花崗岩を見つけ、手がかりをつかんだ。
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クリストファー・ダン氏が語る。
『はじめはナニで切り込みを入れたのか、分かりませんでした。その後数日間、悩み抜きました。夜中の3時に目を覚まし、どうやってあの切り込みを作ったのかと考えたりしました・・・』

結果ダン氏は、あんなふうに深く石を切るためには、直径約10メートルのノコギリを使うしかないという結論に到達した。この説は多くの考古学者の大反発を買ったが、ダン氏は確信していた。
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元機械工のダン氏は、どこへ行っても工具の痕跡を探すのだという。機械工という偏った目でモノを見ているから、探したいものが見つかるのだと非難されるかもしれない。しかしそれなら、なぜそこに機械の痕跡があるのだろうかと、

ダン氏は反論するのである。
『明らかに機械の跡なんです。でもその時代には、機械は無かった。どうするべきかと思い、さらに探してみたところ、他にもあちこちで見つかりました』

例えば、ルクソール博物館内にあるアモン神(古代エジプトの太陽神)の像とベンチが接触する部分の横に、それらしき跡がみられるという。くり抜かれた部分に道具が滑った跡があり、とても能率的な道具があったものと想像されるのである。

ダン氏の説では、ギザのピラミッド付近にある多くの窪みは、考古学者の多くが主張するような船を収める穴ではなく、10メートルのノコギリを収納する穴だったと考えている。
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『それらはノコギリを入れる穴で、そこに据え付けられたノコギリは、大ピラミッドに積まれる石材を切っていたと思います』(C・ダン氏)

もう一つの謎は、どうやって巨大な石を持ちあげ、正確な位置に積んだのかである。現代の建設工事でも、大きな建物を建てる際には、建設用の大きな機械を組み立てる。しかし、考古学はこのことを取りあげようとはしないのだ。

中東レバノンのバールベックにあるジュピター神殿で、世界最大の人工石が三石(さんせき)見つかった。通称*「驚異の三石」と呼ばれる三つの組石である。それぞれの石の重量は、およそ一千トンと推定される。*各々長さ;約18メートル、高さ・幅;約4メートル
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近くの採石場には、通称**「南方(なんぽう)の石」と呼ばれる建築に使われていない切り石が横たわっている。その巨大な長方形の石の重量は、なんと千二百トンもある。動かすためには、大型クレーン車21機分の力がいるという。
**長さ;約22メートル、高さ;約4メートル、幅;約5メートル
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一般的な考え方を認めると、ピラミッドを作った人々は車輪も滑車も鉄も持っておらず、彼等には何も無いのである。過酷な労働とヒモだけで作ったと考えることは、状況証拠と一致しないのである。

古代文明が近代的な装置を持っていなかったなら、どうやってメガトン級の石を運搬したのだろうか。地球外生命体から、技術的な恩恵を受けたと考える者もいる。

古代エジプト人は、なぜ信じられないほど困難な作業をしようと思ったのかを考えるとき、その理由は、その作業が彼等にとってそれほど難しくは無かったからだと考えるのが妥当であろう。

ジョルジョ・ツォカロス氏が語る
『どのようにして、巨大な石を採石場から建設現場まで運搬したかが解かる資料が存在します。とても簡潔に表してある資料です。それによると、現場の親方たちは、石にかけるための何か、白くて紙のような何かを持つことができたというのです。それを石にかけてから何かを書くと、ただひと押しするだけで魔法の様に2メートル近くも石が動いたといいます。本当に魔法で動いたのでしょうか。いいえ、何らかの技術が使われたのです』


デビッド・チルドレス氏が語る。
『(ピラミッドを造るのに使った石は、約230万個と言われるが)あれだけ大量の石を動かそうとしたら、石を浮かせなくてはならなかったはずです。何らかの装置を使って重力を無くせば、空中で動かすだけでいいのです。それは手に持てるような装置で、ビーム兵器に似たモノかもしれません』

古代人が、巨大な石をどう運搬したのかは謎の一つにすぎず、その石の加工技術も謎につつまれたままだ。先史時代の文明が、どうやってあの硬い花崗岩に複雑なデザインの模様を刻んだのだろうか。

熟練の石職人で彫刻家のR・ホプキンス氏は、硬い石の切断に様々な最新式工具を使う。ダイヤモンド・ワイヤーや研磨機をはじめとする最新式工具で、近くの採石場から切り出した巨大な花崗岩を芸術作品に仕上げるのだ。

だが、そんなハイテク工具を使っても、ホプキンス氏は数千年前に古代文明が作った物を、再現することはできないと言う。そのような進んだ技法が、宇宙人から助けを借りたことを証明する証拠になるのだろうか。

『(遺跡にある)いくつかの作品を見ましたが、非常に正確で驚きます。手で仕上げることは可能でしょうが、途方も無く時間がかかる作業になってしまうでしょう。それに、うまくできるようになるまでに何年も経験が必要です』(R・ホプキンス氏)

『古代遺跡の石の切断技術を見れば、地球外の技術が使われた可能性が、最もはっきりと証拠として現れていると思います。なぜなら、我々の祖先が石の加工技術で作ったとされる物の中に、現代の技術では再現できないような物がいくつかあるからです』
(G・ツォカロス氏)

プマプンクは、南米ボリビアの高原地帯にある大規模な神殿遺跡である。考古学者の多くは、紀元前200年頃のモノだと考えている。
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ここの人々は文字も車輪も持っていなかったが、どういうわけか世界有数の複雑な建造物を造った。古代宇宙飛行士説の論者は、地球外の技術の影響をハッキリ示している場所だとみる。

『プマプンクの興味深いところは、一つ一つの石がきれいに並べられていることよりも、むしろ石に目を見張るようなデザインが施されていることです。現在使用されている数学の概念を、飛び越えたものが必要です。しかし過去に、何者かが何か特定の目的の為に、これを造ったのです。現在のコンピュータ・プログラムで作ったようなデザインが、どうして可能だったのでしょうか』
(調査報道作家のF・コペンス氏)

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G・ツォカロス氏が前出の石職人R・ホプキンス氏に、プマプンク遺跡にみられる様々なブロックの大きな写真を見せながら、質問をしている。
『ここには、一つ40トン~50トンを超えるブロックがあります。これをどう思いますか』
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(切断面の写真)

『彼等が持っていた石の切断技術は、五千年前のものにしては非常に優れています。本当に信じられないようなほどです。そして、(写真を指して)ここの切断面は、非常に素晴らしいと思います。正確なカットがあります。ここに見えるような内側の切断は、かなり難しいんです。現代の工具を使ったとしても、この正確さを出すのは難しいでしょう』
(つづく)

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ボリビアのプマプンク遺跡。ここには様々なミステリーが存在しているが、一番のミステリーは採石場が近くに無いにもかかわらず、標高が高いこの地に重いブロックを集めた理由。そして、なぜそれらが破壊したように散乱しているのかということである。



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コメント 4

なんだかなぁ〜!! 横 濱男

久々の一番・・・(^^)

by なんだかなぁ〜!! 横 濱男 (2017-02-27 19:29) 

レインボーゴブリンズ

なんだかなぁ~さん。いつもありがとうございます(^_^)v 久々の一番、おめでとうございます!
by レインボーゴブリンズ (2017-02-27 22:40) 

いっぷく

古代文明の謎、想像力をかきたてられますね。
by いっぷく (2017-03-02 20:33) 

レインボーゴブリンズ

いっぷくさん。いつもありがとうございます(^_^)v コンピュータ制御でなければ削れないようなデザインや出来映えを、どうして大昔の人達は成し得たのか、不思議というほかはありません。
by レインボーゴブリンズ (2017-03-02 23:12) 

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