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ジャンボーグA(2)~ジャン ファイト! [ジャンボーグA・ドラマ1]

地球の平和を守るため
遠い星から贈り物 ジャンボーグA
叫べ ナオキ ジャンファイト!
ヒーロー登場 ジャンボーグA ♬

第2話『大逆襲!アンチゴーネ』を取り上げます。
 脚本;山浦弘靖  
 特殊技術;矢島信男
 音楽;菊池俊輔
 監督;黒田義之
 怪獣デザイン;米谷佳晃

◆大利根航空でセスナ機のパイロットをしている立花ナオキは、エメラルド星人からもらったジャンボーグAを操縦して、地球侵略を企むグロース星人が送り出す怪獣と戦うことを決意する。PATの隊長で実兄の立花信也が死んだ責任はPATにあると思っているナオキは、隊員達との仲が良くない。

兄嫁の立花茂子が、夫の殉職後にPAT基地内に「スナック・PAT」を開店した当日、熊井隊員と殴り合いのケンカをしてしまう。

地球侵略を狙うグロース星人は、地球から15光年離れた銀河系24星雲に棲む宇宙人で、とても好戦的な性質をもつ。全宇宙を支配しようと狙っているグロース星人・アンチゴーネは、今度は捨ててあったロボット人形に杖から光線を照射して、ロボット怪獣ルバンガーキングを創り出した。

形見の腕時計がエメラルド色に光り、いち早くグロース星人の動きを知ったナオキは、PATより先に怪獣ルバンガーキングを倒そうと、急いでセスナ機に乗り込もうとする。だが、伴野社長はナオキに、三宅島まで緊急輸送の仕事を言い付ける。

怪我をした子供の命が危ないため、特殊な血液型の血清を届ける緊急を要する仕事だ。しかし、ナオキは、PATに先に怪獣を倒されることだけは我慢がならない。緊急の血清輸送か、怪獣を倒すか。ナオキは、そこで考えた。ジャンボーグAなら、簡単に怪獣を倒してから血清を運べば間に合うだろうと。

『ジャンファイト!』
セスナ機をジャンボーグAに変化させて、怪獣ルバンガーキングに立ち向かった。ナオキは、小さい頃から兄の信也にキックボクシングを教わっていた。学生時代に、セコンドに兄が付いて試合もやった。

兄と二人三脚でやって来たキックボクシングが、今怪獣との戦いで大いに役立っていた。PATは、大型戦闘機ファティングスターで出撃していた。怪獣の背中にはカメのような甲羅があり、ファティングスターのロケット弾攻撃は弾き飛ばされてしまう。

ジャンボーグAが到着して、怪獣に向かっていく。大きく長い角と巨大な鏡のような耳が左右に付いている怪獣だ。キック、パンチを食らわせるが、怪獣はしぶとく倒れない。焦るナオキは、ジャンAの必殺光線・ビームエメラルドを頭部から発射した。

ところが、怪獣の巨大な耳は反射鏡の役割を果たして、ビームエメラルドをジャンAにはね返してしまう。目を直撃されたナオキは、視力をほとんど失ってしまう。ルバンガーキングは背中の甲羅を左右に開くと、ミサイル弾を発射してジャンAを攻撃した。目が見えないジャンAは、まともに食らってしまう。

大型戦闘機ファイティングスターがジャンAを援護してロケット弾攻撃をすると、ルバンガーキングの急所を直撃したのか、背中から倒れて動かなくなってしまう。アンチゴーネは、仕方なく宇宙船をルバンガーキングの真上へ飛行させると、光線を照射して怪獣を回収して飛び去った。

『フライト・リターン』
ジャンボーグAをセスナ機に戻すナオキ。だが、ナオキの視力は利かず、ぼんやりとしか物を見ることができない。しかも、影響はジャンセスナにも出ていた。

『これじゃ、とても三宅島へ飛ぶのは無理だ・・・』
だが、子供の命がかかっているのだ。止めるわけにはいかない。今の時刻なら、太陽は西南西の方向にある。

『太陽に向かって進路を取れば、三宅島へつけるぞ』
あとはパイロットとしての自分の勘だけで、セスナ機を三宅島へ向けて飛ばすナオキ。その頃、伴野社長からPATへ電話が入っていた。ナオキのセスナと連絡が取れず、行方不明なので捜索してもらえないかという。

PATのOBから相談をうけた岸隊長は熊井に捜索を命令するが、ナオキと不仲の熊井は不平をいう。そんな熊井を、岸隊長は叱る。
『仕事に個人の感情を持ち込む奴があるか!子供の命がかかっているんだ!』

熊井は捜索に出かけナオキのセスナ機を見つけて声をかけるが、ナオキは熊井を嫌っているので反発する。だがナオキのセスナはエンジントラブルを起こし、飛行が不安定になり出していた。ナオキの心も不安定になり、弱気になっていく。

そんな時、兄の言葉が聞こえてくる。一緒にボクシングをやって来た兄の言葉が、ナオキの心を励ます。
『俺はお前を、そんな腰抜けに育てた覚えはないぞ!』

ナオキが気持ちを切り替えたとき、視力も回復して見えるようになってきた。もうすぐ三宅島だ。三宅島上空で血清にパラシュートを付けて落とし、無事に届けることができた。手を振る人達が見える。

さぁ、築地付近に現れたルバンガーキングに、再びジャンAで挑むナオキ。光線を反射する鏡のような耳をフライングキックで削ぎ落として、ビームエメラルドで今度はとどめを刺したジャンボーグA。

ケンカの決着を、決闘で付けることになった熊井とナオキ。相撲取りのような体格の熊井とボクシングで鍛えたナオキ。お互いにとことんやり合い、汗をかいて仲良くなる二人だった。 (終わり)


★★★★★★★★★★★★
第二話は、一話では語れなかったグロース星人のことと、PATとナオキの関係を語るためにあったようなもので、怪獣との対戦はおまけに過ぎない感じだ。



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