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人造人間キカイダー ドラマ7 [キカイダー・ドラマ]

「ハカイダー登場編」もいよいよ佳境に入りました。ハカイダーとキカイダーとの決着はどう着くのか?それにより、光明寺博士はどうなってしまうのか?また悪の組織ダークとギルの運命は?ドラマはますます面白くなっていきます。


★★★★★★★★★★★★
第41話《壮絶 ジロー空中分解!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;長坂秀佳
監督;畠山豊彦
スタントマン;高橋健二(JAC)
オートバイスタント;室町健三 
特撮;特撮研究所

[前回までの話は・・・ キリギリスグレイの胸のスピーカーで増幅されたギルの笛の音は、キカイダーの電子頭脳を狂わせた。キカイダーはギルの命令に従い、まずダークに反逆するハカイダーに戦いを挑む。だが、ミツ子の機転でキリギリスグレイのスピーカーは壊れ、正気に戻ったキカイダーは、ハカイダーとの対戦を避けようとする。逃がすまいとするハカイダーだが、脳の血液交換の時間が来てしまい、ダーク基地へ帰っていくのだった]


◆工事現場の作業員たちは、山の向こうへと続く地図に載っていない道路を見つける。見てはいけないものを見てしまった作業員たちは、ダーク破壊部隊・アカ地雷ガマの黒玉地雷攻撃によって、全員殺されてしまう。

作業員たちが見たもの、それはダーク本部へと続く秘密のダーク道路であった。プロフェッサー・ギルはこのアカ地雷ガマに、キカイダーだけでなく反逆したハカイダーも殺すよう、命令を下した。

ミツ子とマサルが歩いていると、封筒が落ちている。中を見ると、手術中の光明寺博士の写真が入っており、その裏には地図が描かれていた。この地図が示す場所へ行けば父に会えると思った姉弟は、ちょうど通りかかったハンペンの車に乗ってその場所へ行こうとする。

だが、ハンペンはワナだから危険だと止める。ジローが現れ地図を見て、これは僕をおびき出すためのワナだから自分が行くと言って、サイドマシンで出発する。ジローが出発したあとに口笛の音が響いて、サブローが現れる。

サブローは、ミツ子たちの目前で初めてハカイダーに変身すると、
『ジローは目的地には着けないぜ。ジローに遠慮せず、行きたい所へ行くがいいさ!』

そう言うと、ハカイダーはジローの後を追ってバイクを飛ばした。後を追ってくるハカイダーに気付いて、キカイダーに変身したジロー。ハカイダーを何とか振り払うことができたと思ったキカイダーがサイドマシンから降りたとき、目の前にハカイダーが現れる。

戦いたくないキカイダーは、「地獄五段返し」「ギロチン落とし」と、ハカイダーが繰り出す連続技に耐えるのだった。そして反撃するキカイダーの投げ技が決まり、ハカイダーは崖下へ転げ落ちていった。
『ハカイダー、死ぬなよ・・・』

その頃、ミツ子とマサルはハンペンの車に乗って、地図に記された場所へと向かっていた。だが、途中でアカ地雷ガマに襲撃され、ミツ子とマサルは捕虜になってしまう。ハンペンは一人逃げ出したが、逃げ出した先に停めてあった黒塗りの乗用車をダークの車だと思った勘のいい?ハンペン。

トランクに隠れて待っていると、案の定、アカ地雷ガマたちがミツ子とマサルを連れてこの車に乗り込んだ。行く先はダーク本部基地。秘密のダーク道路を通って、車はダーク本部へ到着した。

ジローもサイドマシンを飛ばして、地図に描いてあったダーク道路へ続く隠しトビラを強引に開け、ダーク本部へ向かっていた。途中にいるダーク戦闘員の襲撃は退けたが、アカ地雷ガマが出現して、長い舌をジローに巻き付けてどんどん引き寄せる。

強い力で数メートルまで引き寄せると、5千度の火炎を吐いてジローを火あぶりにしようとする。しかもギルが笛を吹いて、ジローを苦しめる。だがアカ地雷ガマの吐く火炎の中に身を投じたジローは、炎の音でギルの笛の音が聞こえなくなり、キカイダーへチェンジすることができた。

回転しながら敵の両肩へ両足でキックを見舞う「回転アタック」が決まった瞬間、大爆発が起こり、キカイダーの身体はバラバラになってしまった。アカ地雷ガマのからだ全体が巨大地雷になっており、触れた者は爆発してしまうのだ。

ダーク本部の地下牢へ監禁されてしまったミツ子とマサル。その部屋には、手術台に乗せられた光明寺博士もいた。ミツ子とマサルは、目を閉じている光明寺博士に懸命に呼びかけるが、意識は戻らない。やはりジローの言う通り、博士の頭には脳が無いのだ。

車のトランクに忍び込んでいたハンペンが、活動を開始した。あちこち歩き回って、基地の空気口を覗いたら、下にマサルがいるではないか!だが、マサルを助ける前に戦闘員に見つかってしまい、一時退却せざるを得ないハンペン。

逃げる途中で、突然大きな爆発音がして、空からキカイダーの頭部が降ってきた。ハンペンは周囲を見回すと、腰と両足、腕などが散乱している。落ちてきた頭部を胸に抱えたまま、泣きそうな顔のハンペン。

分解してしまったキカイダーの身体を、修理できる者はいない。また、バラバラになったキカイダーの部品回収にダークが迫る。キカイダーは一体どうなるのか!? (つづく)

ドラマ2へ、進んでください


★★★★★★★★★★★★
ハカイダーのカッコよさは、ダークに造られているのに、ダークの言うことを聞かないこともあるというところだ。首領ギルの命令をも無視し、ダークロボットに対しては、「命令通りに動く低能ロボットとは、わけが違う」と、豪語する所だ。光明寺博士の脳は、ハカイダーの行動にどういう働きかけをしているのだろう?



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