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ロボット刑事(5) [ロボット刑事・ドラマ]

第9話「電気椅子スパイ!!」

葉山博士と、その研究グループが開発した新型超音速ジェット旅客機あすか号の設計図を守るよう、警視庁特別科学捜査室に特命が下った。あすか号の設計図が5億円の価値があることを知ったバドーは、産業スパイのオダとその手下に設計図を盗ませて、半分の2億5千万円を手に入れようと画策していた。

そのためにバドーは殺人ロボット・コシカケマンをオダのもとへ送りこんで、オダと犯罪契約書を結ぶのだった。
葉山博士が昨年から注文していたという椅子を運ぶふりをして、家具業者に化けたオダと手下のふたりは、まんまとコシカケマンを研究所へ運ぶことに成功する。

警官;『ずいぶん変わった椅子だな』
業者;『何しろ、葉山博士のご注文の椅子ですからね』

見た目は赤い椅子にみえるコシカケマン。まんまと研究所へ忍び込んだコシカケマンは、夜になるのを待って金庫の中の設計図を盗もうと、じっとしている。バドーの声が指令を出す。
『コシカケマン、活動を開始せよ!』

夜の研究所内を警備員が巡回にやってきた。金庫のある部屋を見回りに来た警備員が、一服しようとそこにある赤い椅子に座った途端、椅子から手が出て警備員を羽交い絞めにした状態で電流を流した。瞬時にして黒焦げになる警備員。

そのあと金庫を開けて中にある設計図の写真を撮ると、アジトに戻ってきて、待っていた産業スパイたちの目の前で設計図のコピーを腹部から吐き出した。

その頃葉山博士の息子の良一は、学校の宿題でケイをモデルにして粘土細工を作ろうとしていた。ボディガードのために葉山博士の自宅に来た芝刑事、新條刑事とケイ。良一はケイに頼み込む。
『宿題のモデルになって欲しいんだ』

博士が制止するも、了承するケイ。粘土を練って、早速ケイの像を作る良一。その日夜遅く、暗がりに中で良一の粘土細工・刑事ケイを半分に切り、中にマイクロフィルムを隠す姿があった。翌日、研究所が襲われていることが判り、現場へ急行する芝刑事たち。

ケイが赤外線スコープで現場を眺めると、椅子が動いた後が見られる。昨日の椅子が無いのは何故だ。ケイは疑問を抱く。
『またかよケイ、お前勘ぐりすぎだよ!』

椅子が人を殺すわけがないと、頭から話を聞かない芝刑事。金庫の中を確かめる葉山博士は、設計図を改めるも、動かされた跡があることを知る。その頃、盗んだ設計図が偽物だったことを知らせる電話が、オダのもとへ入る。初めての失敗を知ったバドーは、再度コシカケマンに命令を下した。

設計図が偽物なら、本物はどこにあるのか。芝刑事にも本物の設計図の在りかは教えない葉山博士。良一の護衛にケイを付けて、学校の行き返りはジョーカーで送迎することになった。

バドーは策を練った。学校帰りに、良一の担任の女性教師をコシカケマンが襲う。連れ去られる女性教師。ケイがコシカケマンを追いかけて女性教師を奪い返している間に、ジョーカーの中で待っていた良一は、まんまとオダたちに連れ去られてしまう。

芝刑事の自宅にかくまわれている葉山博士に、電話が入る。良一を取り返したければ、ひとりでやって来いというバドーからの電話だ。不自由な片足を引きずりながら、ひとりで指定された場所へ出かける葉山博士。
『良一は、命より大切です』

万策尽きたか、手をこまねいてみているしかないのか。悔しがる芝刑事と新條刑事。その時、ケイが葉山のポケットの中へ小さなものを忍ばせた。ジョーカーで追うケイと新條。アジトに連れて来られて、コシカケマンに座った葉山博士に電流が流される。苦しがる葉山。

オダ;『さあ、設計図はどこにあるんだ?』
葉山;『良一・・・ロボット・・・』

執拗に電流を流すコシカケマン。ギリギリまで我慢してしゃべらない葉山博士。ケイは、コウモリのように電波を出して、葉山のポケットから跳ね返ってくる電波をレーダーで捉えて敵のアジトを知ると、新條と共に乗り込んだ。

オダと手下を新條が逮捕すると、コシカケマンを外へ追いかけるケイ。
『まて!ゴー!』

赤い目の戦闘モードに入ったケイは、暗闇の中で戦闘する。コシカケマンに後ろから取り押さえられたまま、回転しながら地底に沈んでいくケイ。これを自力回転して地上へ這い出すと、空中へ放り投げた。頭から地上に突っ込んだコシカケマンに、胸の破壊銃が火を噴いた。

コシカケマンは大爆発して果てた。アジトから葉山博士と良一を助けだした芝と新條だったが、博士は衰弱がひどい。オダと手下を連行していく途中、新たなる敵ハリサスマンが突如現れて、良一はふたたびバドーに拉致されてしまった。

ケイはすぐに後を追うが、良一に手が届いたところでハリサスマンが振り返ると、鋭くとがった毒針がケイの両目に突き刺さる。ケイは目をやられて見えず、修理のためマザーロボットを呼ぶ。   (つづく)


★★★★★★★★★★★★
コシカケマンは、見ようによっては大型の電動肩もみ機椅子にも見えるが(笑) ちょっとキングジョーにも似てるかな?電流を流して警備員が黒焦げになるというシーンで、白い煙が出て焼けてる様子はわかるとして、警備員の顔を黒く塗って焦げているように見せているのが秀逸だ(笑)(シャネルズかと思った!)

芝刑事が、相変わらず殺人ロボットのことを信じないのはなぜか?何度も目の前でそれを見ているはずなのにね。良一の担任の先生がきれいな人だ。筆者好みだぁー!ケイが破壊銃を撃つ直前に、ベルトのケイの文字が明るく光る。破壊銃とどんな関係があるのか?


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