訃報 開米栄三氏 亡くなる

たいへん残念なお知らせです。ウルトラ怪獣やキカイダーとその怪人など、特撮用着ぐるみを数多く手がけた怪獣造形家の開米栄三（かいまい えいぞう）氏が、2020年4月24日に白血病のためお亡くなりになっていたことが判りました。享年90

昭和29年の初代ゴジラの着ぐるみ制作に携わり、東宝撮影所で様々な着ぐるみ造形に関わったあと東宝を退社して独立、特殊造形会社「開米プロダクション」を設立しました。
1966年、Pプロのテレビ特撮「マグマ大使」の怪獣造形を務め、1971年円谷プロの「帰って来たウルトラマン」で、高山良作氏に代わって開米プロで怪獣造形を担当しました。

テレビの特撮ヒーロー番組の人気上昇に伴い、アトラクション興行に対応した「型崩れせず長持ちする着ぐるみ」作りの手法も考案しました。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします（合掌）

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