SSブログ

訃報 宝田明氏 亡くなる [訃報]

【昭和特撮ヒーローを読む2】はこちらからどうぞ⇩⇩
https://zarabkemul.blog.ss-blog.jp/


日本特撮映画の元祖「ゴジラ」第1作の主演などで知られる俳優の宝田明氏が、2022年3月14日未明、肺炎のため都内の病院でお亡くなりになりました。享年87

宝田氏は、「ゴジラは僕の永遠の同級生だ」との自負を持たれ、晩年までゴジラ映画に関わっていらっしゃいました。つい先日、筆者もCS放送の「ゴジラ FINAL WARS」でお目にかかったばかりで、第一報を聞いてたいへんビックリいたしました。

映画人としての宝田明氏を、筆者は高島忠夫氏ほどは記憶に残しておりません。むしろ「ミス・ユニバース大会の司会進行役」としてのお姿が記憶に残っています。詳しく調べたところ、宝田氏は1973年から1991年までの「ミス・ユニバース日本選出大会」の司会者を務められておりました。長身でダンディなお姿が、この大会にピッタリだったのですね。

面白いところでは、東宝制作の映画『獣人雪男』(じゅうじん ゆきおとこ)で、宝田氏は主演をされていらっしゃいます。1955年(昭和30年)8月14日に公開されたこの作品は「ゴジラ」「透明人間」「ゴジラの逆襲」に続く東宝特撮映画の第四作目で、東宝が「ゴジラ」に続く新たなキャラクターの創造を目指す作品として、「雪男は単なる怪獣ではない喜怒哀楽の感情を持つ半獣半人」という設定をしていたそうです。監督は本多猪四郎氏。

2014年のハリウッド版「GODZILLA」にレジェンドとして出演した宝田氏でしたが、上映時間の問題でカットされてしまったことを話題にされ、監督のギャレス・エドワーズ氏が宝田氏に謝罪したうえで、「次回ゴジラ映画を作る際には『絶対に宝田を出すんだ』と言われたことを挙げて、「たいへんありがたいこと」と話していらっしゃったそうです。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします(合掌)



スポンサーリンク



nice!(13)  コメント(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 13

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。