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訃報 飯島敏宏氏 亡くなる [訃報]

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本当の意味でのウルトラの父、亡くなる。超巨星墜つ。昭和の時代に少年だった筆者にとって、まさにこの言葉がピタリとはまるビッグネームがお亡くなりになりました。

 「ウルトラマン」やキンツマの通称でブームとなった「金曜日の妻たちへ」などの人気シリーズを手掛けたテレビプロデューサー・演出家・脚本家の飯島敏宏(いいじま・としひろ)氏が2021年10月17日、誤嚥(ごえん)性肺炎のためお亡くなりになりました。享年89。

 1957年、テレビ草創期にラジオ東京(現TBS)に入社された飯島氏は、ディレクターとしてテレビドラマの制作や演出を数多く手掛けられました。1963年には新設された映画制作部に移り、やがて映画部の同僚だった円谷一監督(円谷プロ創設者・円谷英二氏の長男)からの誘いで、円谷プロとTBSが製作を手がける空想特撮シリーズ『ウルトラQ』(1966年放送)に参加します。
 飯島氏は「千束北男」のペンネームで第1話「ゴメスを倒せ!」と第26話「燃えろ栄光」で脚本を担当、第7話「SOS富士山」、第10話「地底超特急西へ」、第18話「虹の卵」、第19話「2020年の挑戦」では監督を担当されました。もともと時代劇や探偵アクションといった娯楽指向の作品を得意としていた飯島氏は、「特撮映画 ウルトラQ」においてもその手腕を存分に発揮されました。

 また『ウルトラマン』では、シリーズの代表的キャラクターである「バルタン星人」が登場する第2話「侵略者を撃て」と第16話「科特隊宇宙へ」の監督と脚本を担当し、バルタン星人の生みの親とも称されました。

「ウルトラマン」という、日本人なら誰もが知る偉大なキャラクターの生誕に尽力された飯島敏宏氏に、改めて感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。また当ブログでは生前の飯島氏のご発言をいくつか取りあげています。もしよかったら読んでみてくださいね。

謹んで、ご冥福をお祈りいたします(合掌)



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