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古代の遺跡と古代宇宙飛行士説・終 [UFOと宇宙人1]

メキシコのテオティワカン遺跡に配置されたピラミッドの数と配置が、太陽系惑星の軌道と全く同じであるという事実を述べたが、地球上には他にも、ある物と配置が全く同じという遺跡が存在する。

中米グアテマラのうっそうとした熱帯雨林の中には、60メートル以上の高さでそびえたつ石の神殿、ティカルの遺跡がある。ここはペテン低地にあったマヤ文明の政治・経済の中心都市として、紀元4世紀から9世紀ごろにかけて繁栄を極めていた。
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ティカルは世界有数の大規模な発掘遺跡のひとつで、何千もの構造物がジャングルの下に埋まっている。ここに残る石のピラミッドは、マヤ暦づくりに欠かせないものだったという説が、多数の学者の一致した見解である。
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古代宇宙飛行士説で注目するのは、ティカルのピラミッドの配置が、おうし座のプレアデス星団付近の星の配置と一致しているという点だ。俯瞰図をみれば、この遺跡群が星座をほぼ完全に写し取っていることがわかる。これと同じ配置を持つモノが、ティカルから遠く離れた場所で見つかった。
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その場所とは、宇宙の彼方、火星である。近年になって、ティカルのピラミッドの配置と同じ形の隆起が、火星の表面に発見された。遠く離れた三つの場所で、同じパターンを観ることが出来る。これは、単なる偶然の一致であろうか。
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ティカルに残された伝説や神話には、かつて神が私達の祖先と一緒に暮らしていたことや、神と人間との間に交流があったことが語られているのである。

ですから、ティカルの遺跡が建てられた理由は、はるか遠い昔に異星人がこの地を訪れたというメッセージを、後世に伝えるためであったと考えられるのである。

惑星学教授のサラ・シーガー女史は語る。
『古代の人々が天文現象を観測しただけでなく、数学を用いた理論を組み立てて、将来に何が起こるかを予測できた可能性は、十分にあるでしょう。古代人の知能を、みくびってはいけません。古代では、空を見ずにはいられなかったのではないでしょうか。電気の無い世界はとても暗く、星は明るく見えたことでしょう。方角や種まきの時期を知るため、他にも様々なことを知るために、空を見ていたようです。古代人にとって星は、GPSシステムやナビゲーションシステム、コンピュータに替わるものだったのでしょう』

ジョルジョ・ツォカロス氏は語る。
『古代の人々は、現代人と同じ位賢かったのです。遠い昔に異星人が地球を訪れたことは、私にとっては仮説ではなく、確信となっています。なぜなら、世界中に存在する異なる古代文明の遺跡から数限りなくその証拠が発見され、数限りない神話と伝説にそれが書き綴られているからです。すべての断片をつなぎ合わせれば、導き出される結論はただ一つ、宇宙人は地球に来ていたということです』

そもそも古代の人々は、なぜ空と星にそれほどの興味を持ったのであろうか。何かが起こるのを待っていたのだろうか。若しくは、何者かが戻ってくるのを、待っていたのであろうか。

【総括】
デニケン氏が発表した「古代宇宙飛行士説」について、これまで学術的理論として検証されたことは一度もない。しかし、この理論の優れたところは、私達に様々なことを気付かせてくれるという点である。

考古学が古代宇宙飛行士説に拒否反応を示す理由のひとつは、この説が足元をすくいかねないからだ。考古学は、今まで示してきた数々の謎について、すべてに答えを持っているわけではないからである。
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その一方で、地球外生命体の存在を信じていても、宇宙船や確かな物証が無いことには、信じられないことも事実である。

では、すべてが荒唐無稽な話なのであろうか。古代の宇宙人が何世紀も前に訪れたことも、記念碑を建てたことも、聖書に記されたことも。しかし、これらが事実であったとしたら・・・。

もしデニケン氏の説を裏付けるたった一つの証拠が発見されたとしたら、何がおこるのであろうか。未来の展望が変わることも考えられる。過去に宇宙人が地球を訪問していたのなら、再び戻ってくるかもしれない。
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古代宇宙飛行士説が間違いであると判明したなら、反論などせずにあっさりと降参すると発言しているのはジョルジョ・ツォカロス氏。しかし、これまでにこの説の証拠となる事実に対し、反証されたことは一度も無いと胸を張る。

古代宇宙飛行士説が証明されるのなら、地球外生命体が存在する星を探す人達にとってはたいへんな朗報となるであろうと発言するのは、惑星学者のサラ・シーガー女史。
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遠い昔に異星人が地球を訪問していたのなら、彼らが地球の近くに存在することを意味することになる。遠くではなく、地球の近くを探索すればよいことになるからだ。

この説をきっかけに、さらに多くの観点と疑問を持って地球外生命体について見直されることになると思う。宗教史の解明も進むことになるだろうと語るのは、作家のバリー・ドーニング氏。
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いずれ人間は宇宙人と接触を持ち、考えを180度改めることになるはずだ。そして、宇宙人は必ず帰ってくると語っているのは、エイリッヒ・フォン・デニケン氏である。
(終わり)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アメリカが持っている数々のUFO事件の真実が明らかになるとき、それはデニケン氏の仮説が真説に替わる時である。レーガン元大統領が公表するというウワサもあったが、未だに真実は闇の中である。MIB(黒服の男達)の存在もウワサされるUFO事件の真実は、新大統領のトランプ氏があっさり白状するかもしれない。大いに期待しよう。



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コメント 3

チャー

古代人は 空を見上げ星をあがめ 
神秘的な生活をしていたのですね
宇宙彼方の私たちの知らない・未だ見ない世界を
感じていたのでしょうね 

by チャー (2016-12-14 16:07) 

レインボーゴブリンズ

チャ―さん。いつも真っ先にご訪問いただき、ありがとうございます(^_^)
僕らがプラネタリウムで観るような星空を、古代人は生で見ていたことでしょうね。そして、宇宙についての知識は、僕らよりもはるかによく知っていたのかもしれないのです。
by レインボーゴブリンズ (2016-12-14 20:05) 

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