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古代の遺跡と古代宇宙飛行士説・2<改> [UFOと宇宙人1]

《古代の神は宇宙人だった》これがデニケン氏の説である。デニケン氏が、絵画の中や考古学的な遺物、古代の文学の中に発見した宇宙人来訪の足跡。この足跡が残っているからには、人類の起源について一度見直しが必要になるのではないだろうかと提案しているのだ。

又、この足跡は、地球外生命体が存在することや、人間に似た生物が地球を訪れていることも、可能性として考えられることを示している。

デニケン氏の著書「未来の記憶」の影響は様々な分野に及び、F・ハーバートの「デューン砂の惑星」や「スタートレック」、映画「2001年宇宙の旅」などが生み出された。「未来の記憶」の出版は宇宙人の存在を信じる人々に受け入れられ、多大な影響を与えていった。

中でも、作家のデビッド・チルドレスや出版者のジョルジョ・ツォカロスなどは大いに影響を受けた代表者であり、今やこの分野の第一人者として古代宇宙人飛行士説を支持し、その証拠を求めて世界中を飛び回っているのである。

ナスカに残される謎は、巨大な地上絵だけではない。デニケン氏がセスナでナスカ高原上空を何度も飛んでいて、あまりに不自然だと思った光景がある。それは、滑走路のように長く伸びた直線が描かれた山だけが、頂上を人工的に削られて平坦になっているのだ。
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周囲の山の稜線(尾根)は両側からそそり立って鋭く尖っているのに、滑走路のような直線が描かれた山の頂上だけは、スパッと水平に切り取られたように真っ平らなのである。

しかも、山が削られて出た土砂が無くなっていることも、不思議である。すぐ下の谷にも周辺の地域にも、土砂は見つかっていない。
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そしてもう一つの疑問。異星人は何故、ペルーの乾いた砂漠に降りたのだろうか。例えば、よその星から宇宙船が地球にやって来て、この星が何で出来ているのかを調べたかった場合、ナスカはそのサンプルとして最適な場所であるという。

今でもこの地域の土壌には、世界に類をみないほどの鉱物や資源が豊富に含まれているのである。つまりナスカは、地球のほぼすべての資源や鉱物が集中し高い割合で土壌に含まれている、地球成分の参考書みたいな場所なのである。

ナスカの地上絵については、もちろん反論もある。昔の人が巨大なアートを作ろうとしていただけとか、大きな絵が描けるかどうかやってみただけ、などという見解である。

又、宗教上の信仰対象をかたどったもので、その地上絵の縁に沿って歩くことで神の姿が見えたなど、目的が解らないのだから多くの推測が生まれるのは当然であるとする意見である。

ナスカの地上絵は、地上から見たのでは何が描かれているのか全く判らず、上空から見なくてはならないという点を特に強調するデニケン氏は、空を飛ぶ者に向けてのメッセージだと主張しているのである。
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他の星からの訪問者が神と見なされたのならば、どこかに書き記されてはいないだろうか。聖書(Holy Bible)の中に、ひょっとすると答えが見つかるかもしれない。

過去に他の星に棲む生物が地球を訪れていたというデニケン氏の思いは、神や聖書の教えと矛盾するものではない。解釈が異なるだけなのだ。

敬虔なキリスト教徒で心から神の存在を信じていたデニケン氏は、神は全能であるから、神があちらからこちらへ移動する時に乗り物を使うはずがないと思った。

旧約聖書と呼ばれる書物には、神や天使が地上に降臨した事を記す箇所がいくつかあって、時に神は、凄まじい轟音ともうもうと立ち上る煙を携えていたと書かれている。

例えば、予言者エゼキエルが書いた書には、珍しい空飛ぶ乗り物に乗って、天界の者達が地上に降りたのをその目で見たと書かれている。デニケン氏に言わせれば、この書は異星人目撃事件の詳細な証言記録なのだ。

この書の中でエゼキエルは、見たものだけでなく、聞こえたものについても説明している。そして、すべてが神のなせる業(わざ)だと記しているのである。またエゼキエルは、人の姿に似た4つの顔とツバサを持つ者が、輝く車輪のある乗り物に乗る様子を、描写しているのである。

『光の中には玉座のようなモノがあって、そこに人の姿をした者がきらめく衣をまとって、座っていた。その下には車輪らしき物とツバサが見えていた・・・』
エゼキエルは、ツバサが羽ばたく音についても、滝のような爆音だったと記している。(つづく)


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
宗教は、過去の出来事を元に作られることがあると、作家のデビッド・チルドレス氏は語っている。
住人達に恩恵をもたらしていたある出来事がある。
それがある日突然、起こらなくなってしまう。
すると、その恩恵に預かっていた住人たちはその恩恵がまた起こるようにと、恩恵をもたらしてくれたモノに似せた形のモノを作って、祈りを捧げるようになる。
それが宗教に発展するのだという。



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