ジャンボーグA(9)~ジャンファイト ツーダッシュ! [ジャンボーグA・ドラマ1]
走れ 走れ 走れ
ジャン ジャン ジャン
今戦う時が来た 変われジャンカーZ
ジャンボーグ9に
ナイン ナイン ジャンボーグ9
第30話『ジャンA・ジャン9を処刑せよ!グロース第六号作戦』を取り上げます。
脚本;山浦弘靖
特殊技術;矢島信男
音楽;菊池俊輔
監督;東條昭平
怪獣デザイン;米谷佳晃
◆マッドゴーネは、ジャンボーグAとナインを倒すためだけに造られたロボット怪獣ダブルキラーに、ジャンボーグAとナインの弱点を教え込んで地球に送り出した。
和也は学校が終わると、PAT本部内にある母が経営するスナックにいるので、怪獣出現情報が早く耳に入る。そこでナオキは和也にアルバイト料を払い、怪獣出現情報を暗号にして、大利根航空へ電話で知らせてもらうことにした。
『横浜の操車場で、カレーライスを食べたい』
こんな電話が和也から伴野社長に入り、それを聞いたナオキは、急ぎジャンセスナで飛ぶ。怪獣ダブルキラーは、向かって左側が2本ずつ手足を持った白色怪獣、右側が同様の赤色怪獣で、その2匹が横に並んだ姿を持つ怪獣である。
実は、白色と赤色の怪獣がヒレでつながっているだけで、中央から半分に分かれて別々に行動することができるのだ。ジャンセスナをジャンボーグAに変化させたナオキは、果敢にダブルキラーに向かっていく。
ビームエメラルド光線を怪獣ダブルキラーの中央に当てて手応えはあったのだが、破壊したと思った1匹の怪獣は、突如2匹に分れてジャンAを襲ってきた。赤い怪獣が火炎を吐いてジャンAを襲う。振り返って後ろの白い怪獣と戦うジャンAが赤い怪獣に背中を見せた時、赤い怪獣の尖った尻尾の先端が飛んで来て、ジャンAの背中に突き刺さった。
ちょうどその場所は燃料タンクがあったため、タンクに穴が開いて燃料がどんどん漏れていった。燃料がカラになったジャンAは、両目の光が消えて動かなくなってしまう。メカニック的にはダメージはそれほどないが、燃料タンクがカラなので動かすことができない。
ナオキはジャンボーグAの身体の中を階段で降りて行き、靴裏にあるトビラから脱出すると、今はダブルキラーの暴れる操車場から逃げるしかなかった。ジャンカーを取りに、大利根航空へ向かうナオキ。
手ぶらで戻ってきたナオキに、伴野社長はセスナが無いことを問い詰めるが、それどころではないと、無視してジャンカーで走り去る。ジャンカーをジャン9に変化させるナオキ。
『ジャンファイト ツーダッシュ!』
1対2の戦いではあるが、馬力のあるジャン9はダブルキラーに対し優勢に戦う。ミラクルフラッシャー光線で2匹とも仕留めたかにみえたが、倒れた2匹は死んではいない。それぞれの鋭くとがった尻尾の先端が飛んで来て、ジャン9の両手首をカニのハサミのようにはさんで離さない。
左手首は赤い怪獣の尻尾の先端が、右手首は白い怪獣の尻尾の先端がそれぞれはさんでいて、尻尾の先端と怪獣の体とは、どちらも頑丈な鎖でつながれていた。ジャン9は飛行できない弱点を突かれて、2匹の怪獣にもてあそばれてしまう。
上空へ飛ばされたりそのまま落下させたりして操縦室にかかる衝撃は凄まじく、ナオキは気を失ってしまい、同時にジャンボーグ9の目の光は消えて動かなくなってしまう。
雷雨の中、上空からマッドゴーネの放った銀色の十字架が落ちてきて、ジャンボーグ9は十字架に架けられてしまう。ジャンボーグAは地面に仰向けに横たわり、ジャンボーグ9は十字架に磔(はりつけ)にされている。
動かなくなった2超人を目の前にしたPATと地球人に対し、勝ち誇って降伏を勧告するマッドゴーネの声が響いていた・・・。ジャン9の操縦室で気を失っていたナオキが、気絶から覚めて目を開けた。メカニックは正常、燃料も十分ある。再びジャン9の両目が明るく点灯した。
ジャンボーグ9は死んでいなかった!十字架の鎖を解くと、体中にエネルギーをまとって相手にぶつかる大技、ダイナマイトパワーで赤い怪獣を倒す。次にジャン9の左手にエネルギーを集めて、倒れているジャンAの背中を数回さすると、燃料タンクの破損が直り、燃料補給を完了してジャンボーグAはよみがえった。
白い怪獣をやっつけるのは、ジャンAだ!テレポート光線によって、ジャン9の操縦室からジャンAの操縦室へ瞬時に移動したナオキは、今ジャンAの目の奥でスタンバイした。フライトして空中でベルトを中心に高速回転すると、そのまま虹色に輝きながら相手に突っ込んで行く大技・必殺風車が炸裂、見事に白い怪獣を倒すジャンA。
ジャンセスナとジャンカーに感謝するナオキ。お互いの弱点を補いつつ、二つの宇宙サイボーグが今日も地球を守る。(終わり)
★★★★★★★★★★★★
怪獣出現情報を聞くと、ナオキが勝手にセスナを使うことを、伴野社長は苦々しく思っている。それはそうでしょう。燃料使って怪獣倒すわけで、会社は一つも儲からないからね。
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ジャン ジャン ジャン
今戦う時が来た 変われジャンカーZ
ジャンボーグ9に
ナイン ナイン ジャンボーグ9
第30話『ジャンA・ジャン9を処刑せよ!グロース第六号作戦』を取り上げます。
脚本;山浦弘靖
特殊技術;矢島信男
音楽;菊池俊輔
監督;東條昭平
怪獣デザイン;米谷佳晃
◆マッドゴーネは、ジャンボーグAとナインを倒すためだけに造られたロボット怪獣ダブルキラーに、ジャンボーグAとナインの弱点を教え込んで地球に送り出した。
和也は学校が終わると、PAT本部内にある母が経営するスナックにいるので、怪獣出現情報が早く耳に入る。そこでナオキは和也にアルバイト料を払い、怪獣出現情報を暗号にして、大利根航空へ電話で知らせてもらうことにした。
『横浜の操車場で、カレーライスを食べたい』
こんな電話が和也から伴野社長に入り、それを聞いたナオキは、急ぎジャンセスナで飛ぶ。怪獣ダブルキラーは、向かって左側が2本ずつ手足を持った白色怪獣、右側が同様の赤色怪獣で、その2匹が横に並んだ姿を持つ怪獣である。
実は、白色と赤色の怪獣がヒレでつながっているだけで、中央から半分に分かれて別々に行動することができるのだ。ジャンセスナをジャンボーグAに変化させたナオキは、果敢にダブルキラーに向かっていく。
ビームエメラルド光線を怪獣ダブルキラーの中央に当てて手応えはあったのだが、破壊したと思った1匹の怪獣は、突如2匹に分れてジャンAを襲ってきた。赤い怪獣が火炎を吐いてジャンAを襲う。振り返って後ろの白い怪獣と戦うジャンAが赤い怪獣に背中を見せた時、赤い怪獣の尖った尻尾の先端が飛んで来て、ジャンAの背中に突き刺さった。
ちょうどその場所は燃料タンクがあったため、タンクに穴が開いて燃料がどんどん漏れていった。燃料がカラになったジャンAは、両目の光が消えて動かなくなってしまう。メカニック的にはダメージはそれほどないが、燃料タンクがカラなので動かすことができない。
ナオキはジャンボーグAの身体の中を階段で降りて行き、靴裏にあるトビラから脱出すると、今はダブルキラーの暴れる操車場から逃げるしかなかった。ジャンカーを取りに、大利根航空へ向かうナオキ。
手ぶらで戻ってきたナオキに、伴野社長はセスナが無いことを問い詰めるが、それどころではないと、無視してジャンカーで走り去る。ジャンカーをジャン9に変化させるナオキ。
『ジャンファイト ツーダッシュ!』
1対2の戦いではあるが、馬力のあるジャン9はダブルキラーに対し優勢に戦う。ミラクルフラッシャー光線で2匹とも仕留めたかにみえたが、倒れた2匹は死んではいない。それぞれの鋭くとがった尻尾の先端が飛んで来て、ジャン9の両手首をカニのハサミのようにはさんで離さない。
左手首は赤い怪獣の尻尾の先端が、右手首は白い怪獣の尻尾の先端がそれぞれはさんでいて、尻尾の先端と怪獣の体とは、どちらも頑丈な鎖でつながれていた。ジャン9は飛行できない弱点を突かれて、2匹の怪獣にもてあそばれてしまう。
上空へ飛ばされたりそのまま落下させたりして操縦室にかかる衝撃は凄まじく、ナオキは気を失ってしまい、同時にジャンボーグ9の目の光は消えて動かなくなってしまう。
雷雨の中、上空からマッドゴーネの放った銀色の十字架が落ちてきて、ジャンボーグ9は十字架に架けられてしまう。ジャンボーグAは地面に仰向けに横たわり、ジャンボーグ9は十字架に磔(はりつけ)にされている。
動かなくなった2超人を目の前にしたPATと地球人に対し、勝ち誇って降伏を勧告するマッドゴーネの声が響いていた・・・。ジャン9の操縦室で気を失っていたナオキが、気絶から覚めて目を開けた。メカニックは正常、燃料も十分ある。再びジャン9の両目が明るく点灯した。
ジャンボーグ9は死んでいなかった!十字架の鎖を解くと、体中にエネルギーをまとって相手にぶつかる大技、ダイナマイトパワーで赤い怪獣を倒す。次にジャン9の左手にエネルギーを集めて、倒れているジャンAの背中を数回さすると、燃料タンクの破損が直り、燃料補給を完了してジャンボーグAはよみがえった。
白い怪獣をやっつけるのは、ジャンAだ!テレポート光線によって、ジャン9の操縦室からジャンAの操縦室へ瞬時に移動したナオキは、今ジャンAの目の奥でスタンバイした。フライトして空中でベルトを中心に高速回転すると、そのまま虹色に輝きながら相手に突っ込んで行く大技・必殺風車が炸裂、見事に白い怪獣を倒すジャンA。
ジャンセスナとジャンカーに感謝するナオキ。お互いの弱点を補いつつ、二つの宇宙サイボーグが今日も地球を守る。(終わり)
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怪獣出現情報を聞くと、ナオキが勝手にセスナを使うことを、伴野社長は苦々しく思っている。それはそうでしょう。燃料使って怪獣倒すわけで、会社は一つも儲からないからね。
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