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仮面ライダー(ゲルショッカー編)ドラマ7 [ライダー1号/ゲルショッカー編]

仮面ライダー本郷猛は改造人間である
彼を改造したショッカーは
世界征服を企む悪の秘密結社である
仮面ライダーは人間の自由のために
ショッカーと戦うのだ!

★★★★★★★★★★★★
《第93話 8人の仮面ライダー》
原作;石ノ森章太郎
脚本;伊上 勝
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;岡田 勝
監督;山田 稔

[前回までの話は・・・
ゲルショッカーが完成させたショッカーライダーは、仮面ライダーと互角の戦いができる改造人間だ。仮面ライダーの名のもとに悪事を働き、アンチショッカー同盟の壊滅を目的に造られたショッカーライダーは、新怪人ハエトリバチと組んで、本郷ライダーを窮地に追い込む・・・]


◆本郷ライダーとショッカーライダーのライダーキックどうしが炸裂し、本郷ライダーは傷を負ってしまう。ハエトリバチとショッカーライダーの二人に追い詰められ、断崖に片腕1本でしがみついている本郷ライダーに、ハエトリバチが足で腕を踏みつけ、崖から落とそうとする。

だが本郷ライダーはハエトリバチの足をつかんで、ふたり一緒に海中へと落下していった。一人残ったショッカーライダーは、そのまま上がって来ない二人をみて、“これで俺が仮面ライダーだ!”と高笑いするのであった。

岩場に落ちていたゲルショッカー首領の正体が秘められた本物のカプセルを拾い上げ、ショッカーライダーは海へ向かって遠くへ投げ捨てた。ところが、海中からいきなり出現した新怪人エイドクガがそのカプセルをキャッチして、ショッカーライダーに手渡した。

ブラック将軍から指令変更があり、この本物のデータカプセルはアンチショッカー同盟の組織のスケールを探るため、ゲルショッカー本部で解析することになった。代わりに偽カプセルをアンチショッカー同盟に渡して、それをコンピューターにかけさせ、殺人音波が発生して皆殺しにするという計画だ。

エイドクガとショッカーライダーがそのような話をしていると、向こうから立花藤兵衛と滝がやってきた。ショッカーライダーは一芝居打って戦っているふりをしてみせ、エイドクガが持って来た偽のカプセルを奪うと、滝に渡してふたりを逃がした。

ゲルショッカー本部に持ち帰った本物のカプセルを、ブラック将軍は解析してみたが、内容は「首領の正体」では無かった。
『ワレワレハ ゲルショッカーノ ウラヲ カイテ アル ジンブツニ テープヲ ワタシタ』

その人物が本物のデータを持ってアンチショッカー同盟のコンピュータールームにやってくるのは、1月6日の正午。首領は、滝に渡した偽のカプセルをショッカーライダーに回収させ、ある人物が持ってくる本物のデータを奪ってから、アンチショッカー同盟を壊滅させるよう、方針転換をする。

アンチショッカー同盟本部では、小暮リーダー達や立花藤兵衛、滝が、持ち帰ってきたデータカプセル(これは殺人音波が出る偽物)をコンピューターにセットし終わって、これから解析にかけるところだった。

スイッチを押す直前に仮面ライダーが入ってきて、
『危ないぞ、滝!これはニセモノだ!』

そう言って全員を外へ避難させ、ライダーが中でコンピューターの解析スイッチを押すと、小規模爆発が起こった。

信じられないという顔で、小暮リーダー達は驚く。では、本物は一体どこに? すると、サングラスをかけたカウボーイハットの男が現れ、
『本物はこれだ! 南米のアンチショッカー同盟が、俺を選んだ』

サングラスを外したその顔は、一文字隼人だった。南米のショッカーを追って、日本を離れていたのだ。一文字隼人が預かってきたスーツケースを小暮リーダーに渡そうとした時、横にいた仮面ライダーがそのケースを横取りしてしまう。

『少しばかり、気づくのが遅かったぜ!』
黄色いマフラーのショッカーライダーは、奪ったスーツケースをその場で放り投げて隠れていた戦闘員に渡すと、自分もジャンプして逃げていく。

後を追う一文字と滝は戦闘員と格闘になり、ショッカーライダーはスーツケースを持って、黄色いラインの入ったニセサイクロン号で逃げていく。
『ヘン・シン!』

一文字隼人は、変身ポーズで仮面ライダーに変身、ショッカーライダーの後をサイクロン号で追っていく。追いつ追われつの末、ショッカーライダーからケースを奪い返した一文字ライダー。

その頃、ライダー隊本部にショッカーライダー2号が潜入していることを、一文字はショッカーライダー1号から聞きだし、急いで立花藤兵衛に知らせ、本部へ駆けつける。

少年ライダー隊本部に、白いマフラーのショッカーライダー2号が来て、ナオキ隊員達にプレゼントを渡した。箱を開けると中からエイドクガが現れ、その毒粉を吸ったナオキやヨッコ達は気を失い、人質として連れ去られてしまう。

本郷が遅れて現れ、ライダーに変身して人質を奪還しようとするが、ハエトリバチとの戦いで傷つき能力が発揮できない。エイドクガと白いマフラーのショッカーライダー2号の前に、今の本郷の体力では歯が立たず、人質5人は連れ去られてしまう。

ブラック将軍が人質との交換条件に指定して来たのは、首領の正体のデータだった。交渉に入った立花藤兵衛は、アンチショッカー同盟の小暮リーダーにデータ提出を断られてしまう。多くの犠牲を払って手に入れた首領の正体のデータは、渡せないという。

会談は決裂したようにみえたが、会談後の一文字たちに、そっとケースを手渡す副リーダーの女性。
『ショッカーに殺された母の仇を、取ってください・・・』

一言そう言って、去って行った。一文字と滝は約束の場所へと向かう途中で、身体が回復しない本郷が合流してきた。
『本郷、その身体じゃ無理だ』
『バカ言え。ショッカーライダーが1号2号とそろっているのに、俺が何もせずにいられるか!』

ブラック将軍の指定した場所にやって来た本郷、一文字、滝の3人。人質の元気な姿を見せられたあと、ブラック将軍の指示通り、ヘリコプターから下げられたロープにスーツケースを吊るす。指示通りにした途端、ショッカーライダー6人に、突然囲まれてしまう3人。

ショッカーライダーは、1号から順番に黄・白・緑・青・紫・桃のマフラーをした仮面ライダーだ。騙されたことを知った滝は、ジャンプしてとっさに吊るしたスーツケースにしがみついた。じりじりとよじ登って、ヘリに近づいていく滝。

一方、6人のショッカーライダーに囲まれたダブルライダー1号と2号は、果たして勝利を収めることができるのか・・・。 (つづく)


[次回予告・・・謎のテープ奪回の死闘は続く。上昇するヘリに必死に取りすがる滝。巧みな連携プレーでライダー1号2号に攻撃をかける6体のショッカーライダー。次回仮面ライダー。「ゲルショッカー首領の正体」にご期待ください。(ナレーションの声は市川治氏)]


★★★★★★★★★★★★
6人のショッカーライダーは、手袋とブーツの色は黄色で、マフラーの色が1号から6号まで6色ある。顔面の複眼周囲部には、黒い縁が描かれている。偽サイクロン号は、ライトの上部と座席の後方部分に黄色いラインが入っている。

ショッカーライダーの黄色い手袋とブーツは、視聴者に分かり易くするためではなく、設定としてそうなっているようだ。一文字隼人がショッカーライダー1号を見て、「そのマフラーの色は?」と問いただす部分がある。



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