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仮面ライダー(ゲルショッカー編)ドラマ2 [ライダー1号/ゲルショッカー編]

 仮面ライダー本郷猛は改造人間である
 彼を改造したショッカーは
 世界征服を企む悪の秘密結社である
 仮面ライダーは人間の自由のために
 ショッカーと戦うのだ!

★★★★★★★★★★★★
《第81話 仮面ライダーは二度死ぬ!!》
原作;石ノ森章太郎
脚本;伊上 勝
企画;平山 亨 阿部征司
音楽;菊池俊輔
技斗;岡田 勝
監督;山田 稔

[前回までの話は・・・
旧ショッカーの組織を再編成し、アフリカのゲルダム団の力を加えて誕生した新組織ゲルショッカー。大幹部ブラック将軍の指揮の下、新怪人ガニコウモルと対戦したライダーは、空中高くで相打ちとなり炎に包まれて海へ落ちて行った・・・]


◆猿島でライダーとガニコウモルの相打ちを目撃した滝は、立花会長と共に少年ライダー隊本部のユリやユッコ達仲間を必死に勇気づける。だが、ゲルショッカーのブラック将軍は小型の葬儀用花輪をライダー隊本部に届ける。それは時限爆弾であり、滝が気付いてすぐに捨てて事なきを得たライダー隊本部。

ゲルショッカー首領は、旧ショッカーの残党を生かしておくことはしない。ショッカーの秘密を知る者を生かしておくわけがないのだ。

地下牢に閉じ込めておいた白衣に白マスクの旧ショッカー科学者達6人に対し、ブラック将軍は全員釈放すると言って、新怪人サソリトカゲスの酸欠ガスの実験台にしてしまおうとする。だが、一人だけこの話に疑問を持つ男がいた。

何かの役に立てばと、男はガスマスクを隠し持っていく。バスに乗せられた科学者たちは、運転手に化けていた怪人サソリトカゲスの口から出す酸欠ガスによって処刑されてしまう。ひとりガスマスクを付けて難を逃れた峰慎太郎は、橋の下に隠れて脱出に成功する。

だが、サソリトカゲスは峰の妻を人質に取って、峰が現れるのを待っていた。廊下を歩く靴音がして、サソリトカゲスと妻の前に、顔中包帯を巻いた男が現れた。
『あなた、逃げて!』

妻の叫ぶ声に包帯を取って現れたのは、なんと本郷猛だった。ガニコウモルとの対戦で傷ついた本郷を救ったのは、峰博士だったのだ。本郷は峰を安全な場所へかくまうと、峰の妻を助けて、サソリトカゲスと対戦する。

身体の左半分が赤いサソリ、右半分が青いトカゲのサソリトカゲス。
『ソーリー、ソーリー』

だが、本郷の身体はまだ完全に回復していないため、サソリトカゲスとの戦いに身体が耐えられない。勝負を一旦預けて、サイクロン号でその場を去るライダーと峰の妻。

峰とその妻が少年ライダー隊本部に現れて、ライダーが生きていることを教えられ、滝や仲間たちは大喜びする。そのことを立花藤兵衛に知らせようと滝が持った無線のマイクから、ブラック将軍の声が響く。仮面ライダーの再改造と引き替えに、酸欠ガスによる東京都民一千万人殺害計画は中止するという。

ガスの話など信じない滝だったが、ショッカーが開発していた酸欠ガスの威力を、そこにいる峰博士に訊ねて確認する。仮面ライダーのトレーニング場へライダーを連れてくるよう、ブラック将軍の指示を受ける滝。

その頃立花藤兵衛は、ライダーのトレーニング場で本郷の弔いをしていた。
『猛、本当に死んじまったのか・・・。俺はもう、何を心の支えに悪と戦えばいいのか・・・』

立花藤兵衛が“悲しむふり”をしていると思い込んだサソリトカゲスは、本郷が生きていることを我々は知っているぞ、と立花藤兵衛に話す。

立花藤兵衛は本郷が不利にならぬよう、崖から飛び降りて死を選ぼうとする。
『本郷が生きているとわかった今、道具にされてたまるか!俺はいつ死んだって惜しい命じゃない!』

だが、立花藤兵衛を人質にする目的で現れたサソリトカゲスは、そうはさせない。
『ソーリー、簡単に死なれてたまるか』
怪人に殴られて、気絶させられてしまう立花藤兵衛。

滝がバイクで現れてサソリトカゲスの気を引いているところへ、サイクロン号でジャンプして現れたライダーは、立花藤兵衛を奪還すると、滝と合流して立花藤兵衛を引き渡した。サソリトカゲスの酸欠ガスを阻止するため、戦うライダー。だが敵も強い。

そこに峰夫妻が現れて、サソリトカゲスの弱点が背中であることをライダーに教える。トレーニング場は周囲が崖である。ライダーは高くジャンプすると、サソリトカゲスを飛び越えて向こう側の崖をキックして反転し、“ライダー反転キック”を怪人の背中に浴びせた。

よろけて大爆発するサソリトカゲス。酸欠ガスによる東京都民虐殺作戦は、ライダーに阻止されたのだった。(おわり)


★★★★★★★★★★★★
今回のゲストは、佐々木功氏。旧ショッカー科学者の残党・峰博士を演じた。さすがに若いねぇ。怪奇大作戦の双子の役で悪役をやったが、そのイメージがそのままあるので、なんか悪役に見えてしまう・・・。今回は善玉だね。怪人の鳴き声は、ディレクターがアフレコ時に決めると2号ライダー役の佐々木剛氏が話していたが、「ソーリーソーリー」と謝っているような鳴き声が、面白いね。


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