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仮面ライダーV3~今だから言える27番目の秘密!(中編) [宮内洋・1]

赤い 赤い 赤い仮面のV3
ダブルタイフーン 命のベルト
力と技の風車が回る・・・


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(前回からのつづき)
宮内氏;
「ボクの初めてのカットは、第1話でハサミジャガーの変身である教会の牧師さんに向かってセリフを言ったあと、ナナハンバイクで走り去るというカットなんです。撮影前『テスト、用意スタート』って言ったあと、バイクをブゥーンってやったら、ドーンと倒してしまいましてね。

ガソリンタンクはへこむわ、ミラーは壊れるわ、ステップの部分は折れるわで・・・。スタッフから『おいおい今度の主役、大丈夫かよ!』って声が聞こえてきまして。『なにっ』ってことで、現場から現場を移動する間を僕はそのバイクに乗ってロケバスの後を追いかけながら移動しましてね。

バイクを自分の身体の一部にしてしまったと。本当は事故の可能性があるんでいけないことなんですが、監督さんに許可を取ってそうしました」

聞き手;
「番組後半になってくると、バイク上で変身することもなさってますね」

宮内氏;
「バイクに乗りながらの変身ポーズは、実際に走っていて本人がやっているのが分るように、最初は顔をアップに撮っておいてもらって、変身するときにカメラを引いてもらうと車輪まで全部映るというふうにね。カーブの所で斜めになりながら、ななめ変身とか。そんなこともやりましたね」

聞き手;
「体当たりで命張ってやっていらっしゃるなってことが、よくわかりますよね。だから迫力があるので見ちゃうんですね。これは脚本を読んでるんじゃない、ホントに戦ってるって思えちゃうんですよね」

聞き手;
「風見志郎は、やっぱりヒーローなんですよね。宮内さんは、ファンの前では常に風見志郎でいようとしたと伺ってますが・・・」

宮内氏;
「風見志郎というよりも、つねにヒーローでいようということですね。子供の目というものは絶対に欺けないし、いつも真剣になって見ているんですね。ボクが一番豪語しているのは『ヒーロー番組は、教育番組である』ということを前面に出しているんです。

真剣にテレビを見ている子供たちに絶対ウソはつけないし、常にそういった部分でヒーローであろうとしたし、正義とは何ぞやということを解ってほしいよということで、番組作りに取り組んできましたね」   (つづく)



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