ウルトラマンタロウVSレオ 後からセブン参上!(後編) [ウルトラ座談会]
(前回からのつづき)
タロウとレオのふたりは、ウルトラシリーズの撮影によく使われていた場所、通称『五本松』に到着。東京都狛江市の多摩川河川敷にある松ばやしのことで、ここでタロウとレオの撮影の思い出を語る。
篠田;
「タロウの第一話のラストシーンでウルトラの命を授かって、遥かかなたのウルトラの母(ペギー葉山さん)に向かって『お母さん、ありがとう』って言ってマフラーをかざす場面を、ここで撮ったんだよね」
真夏;
「感動シーンですね!」
篠田;
「感動シーンだよ。レオは、なんか思いだす?」
真夏;
「レオといえば特訓。投げたブーメランをよけるっていう特訓のシーンを撮った記憶がありますね(第七話)」
(ここで久しぶりにブーメラン特訓をしてみる。篠田が投げ、それを真夏が弾き飛ばす。5枚ほど投げたところで、真夏が息切れしてゼイゼイ言ってる)
真夏;
「タロウやってる時に、子供たちに、変身してほしいって言われたこと、ありません?」
篠田;
「変身してほしいって言われたことは無いけれども、あの頃は電車で通っていたこともあって、撮影で疲れてねグダ~として寝てたら、パッと起きたら子供たちが目の前にみんないて、パンダを見るようにワァーッと覗いていて。その時自分も応えなきゃと思って、急に東光太郎になってね、シャキッとなって(笑)。どう?」
真夏;
「恩師の先生が家を新築してね。そのお祝いに行ったら、小さな男の子がいて、ねぇ変身してっていうから、(小声で)『あのね変身したら、おうち壊れちゃうけどいい?』って言ったら、『今日はイイ』って(笑)」
篠田;
「タロウの場合は、今日はバッジ持ってないからダメだな、とか言おうかな(笑)」
篠田;
「ウルトラマンのファンでサインしてくださいっていう方って、40代とか50代とかいるじゃない。いつまでも夢を持っている人達だなって思うよね」
真夏;
「神戸でイベントをやった時にね、すごくがたいの大きな方がやってきて話を聞いたら、涙流しながら、小学校の時にいじめられて自殺も考えたけど、レオを観て空手を習うようになって、今は空手道場の経営をしてますって。レオは命の恩人ですって言われた時は、大きな影響力がある作品に出させてもらったんだなぁって。責任と夢を壊しちゃいけないなぁと思いましたね」
篠田;
「手前味噌だけど、ウルトラシリーズの主題歌っていいよね、みんな」
真夏;
「だって作っている人が一流ですもの」
篠田;
「阿久悠さんの詩が大好きで、あの人がタロウの歌の作詞をしてくれたってことが、すごくうれしいなと思うけど」
《ウルトラマンタロウとウルトラマンレオの主題歌の作詞は、阿久悠さんである》
《神奈川県藤沢市にあるセブンのお店・ジョリーシャポーに場所を移す。このお店の名物、『ダンのハヤシライス』を食べながら、話が進む》
森次;
「せっかく三人揃ったんだからさぁ、三人で変身やってみようか」
篠田;
「なるべく人がいないところで、やりましょうよ(笑)」
真夏;
「(笑)」
《三人は変身するために、江の島にやってきました!》
森次;
「さぁ、バックは江の島だよ。じゃあ変身・・・、持ってきた?こういうの。(と言って、ウルトラアイを懐から出す)」
篠田;
「はい。(ウルトラバッジを出す)」
真夏;
「はい。(レオリングを出す)」
森次;
「じゃあ、心構えをボクからやるからね、頼むよ・・・デュワッ!(ウルトラアイを装着)」
篠田;
「タロウ~ッ!・・・(腰に手を当てて、バッジを空にかざす)」
真夏;
「(空手のポーズから左手を前に突き出して)レオ~ッ!」
《そのまま5秒間、三人とも変身ポーズのまま固まっている》
真夏;
「ッパ、はぁはぁはぁ・・・」
森次;
「(真夏に向かって)ずっと息止めてただろ。吐いていいんだよ(笑)」
真夏;
「最後苦しくなっちゃった。このまま吸わなかったら、死ぬとこだった(笑)」
森次;
「(真夏に)声の質感は変わらないね」
篠田;
「今日は楽しかったね」
(おわり)
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タロウとレオのふたりは、ウルトラシリーズの撮影によく使われていた場所、通称『五本松』に到着。東京都狛江市の多摩川河川敷にある松ばやしのことで、ここでタロウとレオの撮影の思い出を語る。
篠田;
「タロウの第一話のラストシーンでウルトラの命を授かって、遥かかなたのウルトラの母(ペギー葉山さん)に向かって『お母さん、ありがとう』って言ってマフラーをかざす場面を、ここで撮ったんだよね」
真夏;
「感動シーンですね!」
篠田;
「感動シーンだよ。レオは、なんか思いだす?」
真夏;
「レオといえば特訓。投げたブーメランをよけるっていう特訓のシーンを撮った記憶がありますね(第七話)」
(ここで久しぶりにブーメラン特訓をしてみる。篠田が投げ、それを真夏が弾き飛ばす。5枚ほど投げたところで、真夏が息切れしてゼイゼイ言ってる)
真夏;
「タロウやってる時に、子供たちに、変身してほしいって言われたこと、ありません?」
篠田;
「変身してほしいって言われたことは無いけれども、あの頃は電車で通っていたこともあって、撮影で疲れてねグダ~として寝てたら、パッと起きたら子供たちが目の前にみんないて、パンダを見るようにワァーッと覗いていて。その時自分も応えなきゃと思って、急に東光太郎になってね、シャキッとなって(笑)。どう?」
真夏;
「恩師の先生が家を新築してね。そのお祝いに行ったら、小さな男の子がいて、ねぇ変身してっていうから、(小声で)『あのね変身したら、おうち壊れちゃうけどいい?』って言ったら、『今日はイイ』って(笑)」
篠田;
「タロウの場合は、今日はバッジ持ってないからダメだな、とか言おうかな(笑)」
篠田;
「ウルトラマンのファンでサインしてくださいっていう方って、40代とか50代とかいるじゃない。いつまでも夢を持っている人達だなって思うよね」
真夏;
「神戸でイベントをやった時にね、すごくがたいの大きな方がやってきて話を聞いたら、涙流しながら、小学校の時にいじめられて自殺も考えたけど、レオを観て空手を習うようになって、今は空手道場の経営をしてますって。レオは命の恩人ですって言われた時は、大きな影響力がある作品に出させてもらったんだなぁって。責任と夢を壊しちゃいけないなぁと思いましたね」
篠田;
「手前味噌だけど、ウルトラシリーズの主題歌っていいよね、みんな」
真夏;
「だって作っている人が一流ですもの」
篠田;
「阿久悠さんの詩が大好きで、あの人がタロウの歌の作詞をしてくれたってことが、すごくうれしいなと思うけど」
《ウルトラマンタロウとウルトラマンレオの主題歌の作詞は、阿久悠さんである》
《神奈川県藤沢市にあるセブンのお店・ジョリーシャポーに場所を移す。このお店の名物、『ダンのハヤシライス』を食べながら、話が進む》
森次;
「せっかく三人揃ったんだからさぁ、三人で変身やってみようか」
篠田;
「なるべく人がいないところで、やりましょうよ(笑)」
真夏;
「(笑)」
《三人は変身するために、江の島にやってきました!》
森次;
「さぁ、バックは江の島だよ。じゃあ変身・・・、持ってきた?こういうの。(と言って、ウルトラアイを懐から出す)」
篠田;
「はい。(ウルトラバッジを出す)」
真夏;
「はい。(レオリングを出す)」
森次;
「じゃあ、心構えをボクからやるからね、頼むよ・・・デュワッ!(ウルトラアイを装着)」
篠田;
「タロウ~ッ!・・・(腰に手を当てて、バッジを空にかざす)」
真夏;
「(空手のポーズから左手を前に突き出して)レオ~ッ!」
《そのまま5秒間、三人とも変身ポーズのまま固まっている》
真夏;
「ッパ、はぁはぁはぁ・・・」
森次;
「(真夏に向かって)ずっと息止めてただろ。吐いていいんだよ(笑)」
真夏;
「最後苦しくなっちゃった。このまま吸わなかったら、死ぬとこだった(笑)」
森次;
「(真夏に)声の質感は変わらないね」
篠田;
「今日は楽しかったね」
(おわり)
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