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ウルトラマンタロウVSレオ 後からセブン参上!(前編) [ウルトラ座談会]

ウルトラマンタロウ、東光太郎隊員役の篠田三郎氏とウルトラマンレオ、おおとりゲン隊員役の真夏竜氏が初共演。当時の撮影秘話を語る。今見てもさわやか系でギラギラ感がまったく無い篠田三郎氏。

真夏竜氏も普通のオジサンって感じで、ふたりともウルトラマンのイメージを損なってないのがうれしい。近年のウルトラマン映画でも顔を出すことの無かった篠田氏だが、今回ウルトラを語るため、ついに登場!


真夏;
「セブンとかレオとかメビウスとか、結構英語名が多い中、タロウってすごい日本的な名前じゃないですか」

篠田;
「撮影当時は知らなかったんけど、後で聞いた話では、初めはウルトラマンジャックとかね、ウルトラマンスターという名前で企画されていたらしいんだよね。

ジャックっていうのは、アメリカ人の間では(太郎みたいに)一般的な名前なんだって。タロウって親しみやすいじゃない?今となってはタロウしか考えられないから、すごくよかったよね」

真夏;
「変身ポーズは篠田さん、自分で考えたんですって?」

篠田;
「そう。あの頃は変身ブームだったんで、タロウの時は自分にまかされてて、考えたんだけども。今思うと、若い時だからできたんだよね。よく走ってるしね。

主人公の東光太郎って青年はボクサーを目指す設定だったんだよね。だからボクシングはやってるし、隊員だからよく走るし、怪獣と戦って怪獣の足にしがみついたり、体にかみついたりね」

真夏;
「タロウは、あんまり体育会系って感じではないですね」

篠田;
「体育会系だよ!」

真夏;
「さわやか青年系っていう印象が強いんじゃないかなぁと思うんすけどね」

篠田;
「それはね、泥だらけになって、汗かいて走って。で、最後に事件が解決した時に、そういう爽やかさがあったんじゃないのかなぁ。自分で言うのもおかしいけど(笑)」

(レオの出演決定までの経緯について)
真夏;
「20代前半の頃にクラブシンガーやってまして。ある日自宅に知り合いのプロデューサーから電話がありまして、明日TBSに来いと。翌日TBSへ行ったら、総勢20人位いらして。橋本(プロデューサー)さんと真船(監督)さん他大勢関係者がいらして。

それで、なんでしょうか?って言ったら、アクションできるか?って聞かれて。少林寺拳法やってたんで、アクションは得意だと思いますって言ったら、5分くらい待ったら、レオに決まったって」

篠田;
「ホント? ウルトラマンは3分なのにね(笑)」

真夏;
「うまいうまい!(笑)」

篠田;
「レオって、しごかれるシーンとかいろいろ厳しい場面が多かったんでしょ?」

真夏;
「もう、大変なんてもんじゃないんですよ、過酷っていうか。レオの初回は海からの登場なんですよ。朝から晩まで海ですよ。ほん、とにね、過酷。でね、海のシーンが終って2話行くって言ったら、今度は川ですよ。冷たいっすよ。でね、まだあるんすよ。

3話が滝。これも朝から晩まで。滝が流れている所で空手着着て、もちろんその前に怪獣に負けてるから、森次ダン隊長に、あの滝を切ってみろって言われるわけ。

で、森次さんは自分のアップを撮り終えたら、お疲れさ~んって帰っちゃうんだもん(笑)。もう下半身冷たさで麻痺しちゃって。この仕事受けたの、失敗だなぁって思った(笑)」 
(つづく)



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