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マンとセブンとレオと(2) [ウルトラ座談会]

前回のつづき

聞き手;
「セブンの最終回は、アンヌに告白するシーンはどうでしたか?」

ダン:
「やっぱりね、セブンの集大成かなぁと、よくできてるなぁと思いましたよ。寂しいですけど、これで1年間一生懸命やったんだと、終わりなんだと思いましたよ。」

聞き手;
「レオはどうですか?途中でMACは全滅しちゃうし、人はバンバン死んじゃうし・・・」

ゲン:
「最終回と思えるシーンが、多くてね!(笑)」

ダン:
「あれさ、僕らがマックが滅びたじゃん?あのあともやってたの?」

ゲン:
「(笑)やってましたよ!見てなかったの?」

ダン:
「それがわからないんだよ・・・」

ハヤタ:
「ねぇ、マックって何なの?」

全員;
「(大笑)」

ゲン:
「地球防衛組織です(笑)」

ダン:
「マクドナルドじゃ、無いよ(笑)」

桜井:
「黒部くん、お願いしますよ(笑)・・・」

ダン:
「チーム、チーム。地球防衛チーム!」

ハヤタ:
「あっ、それマックっていうんだ・・・」

ゲン:
「それが全滅した後、居候を始めるんですよ・・・」

ダン:
「あっ、ひとりで戦ってたんだ・・・」

ハヤタ:
「隊長、知らなかったんですか?」

ダン:
「オレね、そこでもう終わったのかなぁと思って、観てないんだよ、そのあと・・・」

ハヤタ:
「(大笑)自分の出番が終わったら、もう・・・」

ゲン:
「最終回、ヨットに乗って夕日の中を帰ってくるシーンがあるんですよ」

桜井:
「カッコイイじゃん!」

ゲン:
「でね、その撮影の前の晩に草加せんべい食べたら、前歯が欠けちゃってね。最終回ではその前歯が欠けた笑顔が映ってます(笑)」

聞き手;
「お三方、今振り返ってみて、ウルトラシリーズに主演したことをどう思いますか?」

ハヤタ:
「ボクは誇りに思ってますよ。こんな年になってね、帽子かぶってメガネかけてひげづらでもね、ハヤタって何でわかるんだろうって・・・」

ダン:
「だからさ、それは宇宙人だからだよ」

ハヤタ:
「ちがう、違う、ハヤタってことをさ」

ダン:
「だから宇宙人だからだよ・・・」

ハヤタ:
「アッ、そうかぁ」

ダン:
「宇宙人の香りがしてるんだよ」

ハヤタ:
「いっときね、もう言われるの嫌だなって思った時もあったけど。今は率先してね。知ってる?ウルトラのおじさんって言ってあげてるの(笑)」

ダン:
「ボクはね、結構セブンやってるんですよね。50代にも平成のセブン9本撮りましたからね。切っても切っても死ぬまで離れない関係ですよ。ただね恥ずかしいのはね、道路歩いてるとね、いきなりダーンってピストルで撃たれたみたいに言われるんですよね(笑)。ビックリしちゃうよね。言い易いんだね、ダンって」

ゲン:
「30年過ぎてね、改めてすごい作品に出たんだなって思いましたね。大阪でね道歩いてたら30代くらいの人にいきなり握手求められてね、その人は涙ながらに言うには、小学校の時にいじめにあって自殺も考えたけど、レオをみて勇気づけられて。

それで空手を習い始めて、今では空手道場を経営されているということで。今生きていられるのは、レオのおかげですって言われると、観てる方にすごい影響を与えた作品だなと、そのとき感じました」

ハヤタ:
「ウルトラシリーズは、みんなそうなのかもしれないね」

聞き手;
「今日は貴重なお話を、どうもありがとうございました」



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